BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M2 CSのエンジンはM3/M4と同じS55型エンジンに確定

BMW M2 CSの開発が順調に進んでいる様です。ベースグレードのBMW M2とどこが同じでどこが違うのか?一度まとめてみたいと思います。

BMW M2 CSの独自仕様とは?

BMW M4 CSはBMW M4 GTSの過激な部分をマイルドにした仕様ですが、BMW M2にはGTS仕様はありません。よって、ベースグレードのBMW M2と比べてどこがスペシャルなのか?分かる範囲でまとめてみました。

1.エンジン

エンジンはベースグレードのBMW M2と違い、BMWM3/M4と同じS55型エンジンのデチューン版が搭載されます。

馬力は402馬力とも405馬力とも言われていますが、確実に400馬力オーバーになることは確実です。

これによってBMW M2 CSは正真正銘のMモデルとして、既存のBMW M2オーナーから羨ましく思われる車になることは確実です。

2.カーボンルーフは見送り

BMWM3/M4はカーボンルーフが標準で装備されますが、BMW M2 CSにはカーボンルーフは採用されずにアルミルーフが装備される模様。

ベースグレードよりはボディが軽くなることで運動性能の向上が見込まれますが、ルックス的にもカーボンルーフの見送りは残念な部分です。

3.軽量化

上記のアルミルーフ以外にもシートやカーボンパネル(ボンネットなら日本仕様はスチールに変更される)のおかげで25kgの軽量化が実現される模様。

内装などは情報がありませんが、BMW M4 CS同様にカーボンが多様されることも予想できます。

発売時期は2018年第二四半期

まだまだ開発は続きそうで、発売時期は2018年中盤ごろが予想されます。現在もベースグレードのBMW M2の納期が遅れている状況が続いていますので、発売時期は流動的かもしれません。

または、どこかのタイミングでベースグレードのBMW M2の受注が休止または中止されるかもしれません。

基本的にM社の生産能力は多くはありませんので、休止または中止の可能性は否定はできません。また、その頃にベースグレードのBMW M2の納期が早まる可能性は少ないですからね。

BMW M2の乗り心地は改善される

一部試乗記などで触れられている乗り心地の悪さが改善されるかもしれません。路面状況が悪い道路では道路からの突き上げ感がダイレクトに響く関係で乗り心地の悪さが指摘されています。

ただし、サーキットなどのきれいな路面の場合は吸い付くような走りの良さは健在ですので、一概にすべてが悪い訳ではありません。

よって、道路からの突き上げ感の改善は機体される部分ではありますが、サスペンションのセッティングに関する情報はまだありません。

問題は価格?それとも台数?

BMW M3/M4と同じS55型エンジンが搭載されることで、ベースグレードよりも確実に価格が上昇すると思われます。またBMW M4 GTS(CS)に採用されている有機LEDやカーボンパネルの使用範囲によってはBMW M3/M4に限りなく近い価格設定も考えられます。

また、販売台数も心配です。過去の例で言うと・・・

・BMW M4 GTS:世界生産2,000台(日本では30台)
・BMW M4 CS :世界生産3,000台(日本では60台)

というかなり少ない台数しか販売されていませんので、BMW M2 CSの生産台数も2,000台から3,000台前後と予想されます。

その場合は、かなり高額な価格設定も有りえますので、1,000万円前後になるのが妥当と思われます。

もし、あなたがBMW M2 CSの購入を真剣に検討しているのであれば、顔見知りのBMWディーラーに購入の意思を伝えておいた方が賢明です。

【引用・参照記事】

The Hardcore BMW M2 CS Packs 402 Horsepower
BMW M2 CS on its way