BMW M2 CS G87は、BMWのスポーツクーペシリーズの中でも最強のモデルとして注目されています。2025年に発表予定のこのモデルは、ドイツでの価格が110,000ユーロを超えると予想されており、日本では約2,000万円に達する可能性があります。高価格にも関わらず、その圧倒的な性能と限定生産という背景から、市場からは非常に高い期待が寄せられています。
BMW M2 CS G87の概要
BMW M2 CS G87は、BMWのMシリーズにおける最高峰のスポーツクーペで、2025年に登場予定です。
このモデルは、標準のM2 G87よりも高性能な仕様となっており、ドイツでは価格が110,000ユーロを超えると予想されています。これを日本円に換算すると、約2,000万円となる見込みです。
BMW M2 CS G87は、M2 G87やM4 CS G82と比べて、さらにスポーティな性能を持っています。
標準のM2 G87は76,600ユーロ(約1,300万円)ですが、M2 CS G87はその上を行く高性能なエンジンと装備を誇ります。
M4 CSは価格が124,675ドル(約2,000万円)であるため、M2 CS G87はかなり高額な価格設定になる可能性があります。
BMW M2 CS G87のエンジンとパフォーマンス
BMW M2 CS G87は、3.0リットルのツインターボ直列6気筒エンジン(S58エンジン)を搭載し、523馬力を発揮します。
このエンジンは、M2シリーズの中でも最も強力なものとなり、0-100km/h加速タイムはわずか4秒未満と予想されています。
最高速度はおおよそ280km/hに達する見込みです。
トルク面では、オートマチックトランスミッションを選ぶと443 lb-ft(600 Nm)を発揮し、マニュアルでは406 lb-ft(550 Nm)となります。
オートマチックモデルはより高いトルクを持ち、よりスムーズで力強い走行が可能です。
これは現在のBMWのマニュアルトランスミッションの限界が550Nm前後であることから、エンジンの調整というよりはトランスミッションの保護のためのデチューンということになります。
どちらのトランスミッションも、M2 CS G87の卓越したパフォーマンスを引き出すために設計されています。
BMW M2 CS G87のデザインと外装
BMW M2 CS G87の外装は、スポーツ性能を強調するために多くの特別な要素が取り入れられています。
カーボンファイバーが使われたエクステリアパーツや、専用の紫がかったバイオレットカラーが特徴です。
また、M3 E46 CSLを彷彿とさせるダックテールスポイラーが装備され、視覚的にも性能的にも強い印象を与えます。
ホイールは鍛造で軽量なものが採用され、タイヤにはグリップの高いスポーツタイヤが標準装備されています。
これにより、路面との接地性が向上し、優れた操縦性と安定性が実現されています。
デザイン面でもパフォーマンス面でも、M2 CS G87は一切妥協しない仕上がりとなっています。
BMW M2 CS G87の内装と快適性
BMW M2 CS G87の内装は、スポーツカーとしての機能性と快適性を兼ね備えています。
専用のスポーツシートは、高いホールド性と快適性を提供し、レザーやアルカンターラの特別なインテリア素材が使用されています。
これにより、ドライビング中の快適性とエレガンスが両立しています。
標準装備には、最新のインフォテインメントシステムや高品質なサウンドシステムが含まれており、運転をより楽しいものにします。
また、オプションでパノラマサンルーフや専用の内装トリムなど、個々の好みに合わせたカスタマイズが可能です。
これにより、日常のドライブでも高い快適性を実現しています。
生産時期と日本での販売
BMW M2 CS G87は、非常に限定された生産台数で登場します。
生産台数は2,000台未満に制限されており、その希少性がさらに価値を高めています。
初期生産は2025年8月から始まる予定で、予約開始はそれに先立ち、2025年春頃と予想されています。
日本市場での発売は2025年の秋を見込んでおり、価格は約2,000万円となる見込みです。
これにより、日本のスポーツカー愛好者にとっても、希少性と高性能を兼ね備えた魅力的な選択肢となるでしょう。
特に限定生産のため、早めの予約が推奨されます。
近年のこの様な希少な限定の販売は、予約というよりは抽選での購入になることが多くなっています。
この場合はBMW M2 CS G87予約専用サイトから期限までにデポジットを支払うことで予約を行うことが可能になります。
しかし、その抽選方法についてはブラックボックス化されているため、BMWのユーザーが優先されているのか?初めてBMWを購入する人とも公平なものなのかは不明ですので、できればYoutubeなどで抽選をライブ配信などの配慮が必要ではないのか?と思います。
Reference:bmwblog.com