BMW M2 CSもいよいよ発売へカウントダウンが始まった模様です。今回は室内の映像が初めてスクープされました。
BMW M2 CSとは?
BMW M2 F87は初めての2シリーズベースのMモデルであり、価格が上昇し続けているM3/M4の代替車として価格も1千万円以下で購入できるMモデルの入門車という位置づけです。
入門車といえどもスペックはMモデルに相応しい性能を身に着けています。
現在はM2(ベースグレード)からM2 コンペティションへアップグレードされたことにより、足回り以外にエンジンまでもがF82系M4と共通化されており、小型、軽量かつ、ビッグパワーを手に入れたMモデルの一番スポーティーなモデルになります。
そのM2 コンペティション F87のさらに上級モデルとして登場するのが今回のM2 CSになります。
私が購入予定だったM4 CSからこのCSシリーズは始まっていますが、M4 GTSがあまりにもスパルタンすぎる仕様のため、販売面においては不調だったことを反省し、日常仕様も想定されたよりスポーティーなモデルという位置づけになります。
BMW M2 CS F87の室内撮影に成功
今回スクープされたBMW M2 CS F87の室内映像とされる写真がこちらになります。
ステアリングやセンターコンソールなどにレザーではなくアルカンターラが多く使われていることが写真から分かります。
この手法はM4 CSと同様の手法であり価格に見合う室内クオリティとスポーティーな車に欠かせない軽量化の両方が得られることが可能です。
ただし、ドア付近には通常のM2と同様にドアアームレストやパワーウインドウのスイッチが装備されていり模様。
ここはM4 CSとの大きな違いでM4 CSにはドアアームレストは装備されずに、ヒモがドアノブ代わりに使われたり、パワーウインドウは省略されるなどより軽量化に対して貪欲な姿勢が見えました。
しかし、M2 CSにおいてはM4よりもよりベースグレードに近い装備が与えられるということになると、M4 CSでも顧客はそこまでのスパルタンな仕様は望んでいなかった、とBMWは判断していると思われます。
BMW M2 CSのシートは電動シート?
こちらはシートの様子が分かる写真ですが、シート形状を見る限りM4 コンペティションのシート形状に似ています。
ただし、素材はレザーではなくこちらもアルカンターラ?がサイド部分に使用されているように見えます。
このシートが電動シートか手動シートかはこの写真からでは見分けが付きませんが、M4 CSの場合は手動シートでしたからどこまで快適装備を盛り込んでくるかは公式発表を待つまで不明です。
ただし、電動シートはかなり重量がある装備になりますから、車の性格的には手動シートになる可能性が高いと考えます。
M2 CSではアームレストも小物入れ付きが装備されるのでしょうか?
M4 CSの場合は小物入れはなく、USB端子はシフトノブ付近に取付けられていましたが。
BMWが「CS」モデルの定義を再定義している可能性が高いので、実質的な軽量化は室内よりもエクステリアで行われるのかもしれません。
ルーフ、ボンネット、一部フェンダーにカーボン素材を使うことで帳尻を合わしてくる可能性もあります。
詳細は9月のフランクフルトモーターショーで公開され、販売は2020年3月からというスケジュールが予定されています。
あと1ヶ月程度でM2 CSの詳細が分かるということで楽しみでしかありません。
【引用・参照元】