BMW Mモデルの生産が一時的に休止になっていたのはこちらの記事でご紹介していました。
こちらの記事でお知らせしたようにMモデルの生産が休止されていましたが現在は生産が再開されているようです。
生産休止の原因はデフからの異音
私の知人がBMW M2を発注して納期待ちですが、ディーラーから知人への説明として生産が休止した原因はデフからの異音対策だったということです。
デファレンシャルとは
デファレンシャルは、日本語では差動発生装置などと呼ばれていますね。教習所でも習いますが。
略称は「デフ」です(走り屋の間では、デフというとイコール、LSDを指すようですが、ここでは普通の(オープン)デフのことを指すものとします)。(出典元:http://www.geocities.jp/miew_miew_fc/kuruma/doraana/def.htm)
BMW Mモデルは後輪駆動車の場合はある程度共通のデフが使用されているようで、今までにも問題が無かったのですがBMW M2のみオーナーからの異音のクレームがあったそうです。
そのため、全てのMモデルの生産を休止し、異音対策が完了したため生産が再開されたようです。
BMW M2は防音が弱い
今まで問題が無かったデフになぜBMW M2だけ異音問題が起こったのか?理由はデフではなくBMW M2のボディにあるようです。つまり、他のMモデルでは気にならない異音がBMW M2だけ聞こえる。
つまり、BMW M2の防音の仕様が他のMモデルに較べて弱い、つまり、外からの音が聞こえやすい構造が原因だとか?結局はデフの異音を解消して生産が再開されているとのことですので、BMW M2のオーナーからすると少し複雑な気分ですね。
一番安い価格のMモデルですから他のM3/M4のようにはいかないのも理解できますが防音対策っていうのが微妙。それともボディが小さいからデフの音が聞こえやすかったからでしょうか?
納期によって対策済みデフと対策前のデフが違います
今年の10月以降に納車されるBMW M2は対策済みのデフが搭載されているらしいです。それ以外のMモデルに関しても同時期からの納車から対策済みデフが搭載されている車が納車されていくと思われます。
今のところリコールは出ていないと思いますので重大な欠陥という程のこともないということなので、リコールのようにそれ以前に納車されたMモデルオーナーには特に通知がないかもしれません。
デフに違和感、特に異音を感じているオーナーさんは一度ディーラーにクレームを言ってみるのが良いかもしれません。デフまるごと一式新品に交換してもらえるかもしれませんよ!