現在BMW5シリーズ G60の開発が進んでいますが、それと並行して開発されているi5ではツーリングモデルの発売がありそうです。
欧州では未だに売れ筋モデルであるツーリング
日本を含めて多くの世界中の国ではSUVモデルが車のボディタイプの主力になっています。
かつて自動車のボディタイプの主はセダンタイプでしたが、今ではセダンタイプのボディが好まれている国は中国と一部の国ぐらいしか存在しません。
確か今ほどのSUVブームが到来する前にはワゴンタイプのボディの車が一大ブームを巻き起こしていましたが、日本ではその面影は現在ではほぼ見れない状況になっています。
そんな世界中のトレンドの中で欧州だけは独自のスタンスを貫いており、SUVの人気も高いことは確かですが、未だにワゴンボディの人気も根強く残っています。
これは元々ワゴンというボディタイプが欧州からスタートしたという歴史による所が大きいと思いますが、欧州という地域特性上陸続きで国境を跨げること、長期バカンスで南への国へ移動する人が多いというライフスタイルが原因と思われます。
なので各自動車メーカーの主要なモデルには未だにワゴンモデルがラインナップされており、今なお主力のボディタイプとして君臨することになっています。
新型BMW 5シリーズに設定されるEVモデルi5にもツーリングモデルは設定される
BMWのEV(電気自動車)戦略は既存の各シリーズの中にEVを設定するという戦略です。
EVだからと言って専用のラインナップを設定するのではなく、1から8シリーズの中にそれぞれEVを組み込むことで徐々に全てのラインナップをEV化する方法だと言われています。
よって現在開発が進められている新型5シリーズ G60系の中には従来通りのガソリン車としてセダンやツーリングが設定されると共にEVとなるi5も設定されます。
また5シリーズの中に設定されるEVモデルのi5に関しても基本のセダンボディと共にツーリングボディも設定されることになりそうです。
よってi5ツーリングが発売されることによって、BMWとしては初のツーリングボディのEVが誕生することになります。
BMWとしてはガソリンであろうがEVであろうが5シリーズは1つであり、その中のラインナップとしてセダンだったりツーリングだったり、またはEVであったり、EVのセダンやツーリングが存在することをスタンダードと考えているのだと思います。
BMW i5ツーリング G61はどのような仕様になるのか?
現状BMWのEVモデルには数多くの種類が存在する訳ではありません。
既に販売が開始されているi4に設定されている種類はi4 M40とi4 M50の2つだけです。
なのでi5にもこの2つのユニットを設定するのが自然の流れになることが予想されます。
この2つのユニットの違いはモーターだったりバッテリーの容量の違いによる馬力や航続距離の差となります。
なのでi5セダン、ツーリングのどちらにおいてもこの2つのユニットが採用されることになるでしょう。
その際にはi4との差別化が必要になることを考えると、次期5シリーズ全体のデザインの差別化やインテリアの質感などをグレードアップさせる必要が生じることになります。
i4よりも高額な販売価格になることは間違いないi5ですので、EVユニットの差異以上の差別化戦略が必要になりますからね。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2021/11/19/bmw-i5-touring-2024/