BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW i4 M50i 公式写真を公開既にBMW i4の公式発表は行われていますが、今回はその上級モデルであるMパフォーマンスモデルi4 M50の公式写真が公開されました。

BMW i4 M50とは?

BMWから電気自動車であるi4が正式に発表

BMWではi3に続く電気自動車としてi4の発売を公式に発表しています。

その際に伝えられた情報として上位グレードであるMパフォーマンスモデルの存在がありましたが、今回発表されたのはそのi4のMパフォーマンスモデルであるi4 M50というモデルになります。

i4は今後販売が開始される予定のG26型4シリーズグランクーペとボディを共有する4ドアクーペモデルとなり、BMWでは初の4ドアでかつ実用的な電気自動車として期待されるモデルです。

そのi4にベーシックなグレードの他にガソリンエンジンモデル同様によりハイパフォーマンスなモデルであるMパフォーマンスモデルが設定されることになりました。

MパフォーマンスモデルはベーシックなグレードとMモデルの間に位置するモデルであり、Mモデルほどハイスペックかつレーシーなモデルは不要だが、ベーシックなグレードでは物足りないという層に向けたモデルです。

よってベースグレードに対してはっきりとしたアドバンテージを持つモデルになることから、性能のみならず技研や内装もベースグレードよりスポーティーな味付けになり、BMWらしいスポーツセダンをより極めたモデルになります。

BMW i4 M50の主なスペック

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW i4 M50i 公式写真を公開

  • 最大出力:536 hp
  • 駆動方式:全輪駆動
  • 航続距離:最大 245 マイル(約400km)
  • 米国価格:65,900 ドル(約720万円)

となりベースグレードよりかなり高性能なスペックと価格が与えられていることになります。

ちなみに、ベースグレードとなるi4 eDrive40のスペックは以下の通り。

  • 最大出力335hp
  • 駆動方式:後輪駆動
  • 航続距離:約300 マイル(約480km)
  • 米国価格: 55,400 ドル(約600万円)

意外と価格差がないことを考えるとi4 eDrive40にオプションを付けることを考えると、装備内容に遜色がなくなる場合は、上位グレードのi4 M50の方が航続距離が長く馬力も高いことから、人気が出る可能性がありますね。

BMW i4 M50は「買い」なのか?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW i4 M50i 公式写真を公開現在のBMWのラインナップで考えると完全な電気自動車はi3とi4しか存在しないことを考えると、BMWの電気自動車という選択肢の中で日常的な使い勝手が良い車はi4の一択ということになります。

価格的にもおそらくi3とi4ではあまり価格差がないと思われますし、シティコミューター的なi3の場合は航続距離も短いのですし、販売開始から時間経過もある古いi3を購入する理由はあまり多くはありません。

また今後販売が開始されるG26型4シリーズグランクーペの価格と比較してもi4の価格がそこまで高額ではないと思われますので、ガソリンエンジンと電気自動車のこだわりがないのであれば選択肢には十分上がってくることが予想されます。

なのでBMWの車を購入する、と考えた場合はi4は十分に「買い」の車ということが分かります。

また電気自動車では一歩進んでいるテスラと比較しても最近の値下げされた価格と比較しても特別高い訳ではない(BMWのブランドを考えれば)ので、テスラと比較しても十分競争力はあると思います。

なので新しい車の購入を検討している状態で、電気自動車に絞っている場合はi4は十分にその資格はあることになりますし、ガソリンエンジン車と競合するとしても十分その資格はあると思います。

実際に乗ってみないと分からないことはありますが、現状では非常に「買い」な部分が多い車と言えるのではないでしょうか?

【引用・参照元】

World Premier: The All Electric 2023 BMW i4 eDrive40 and i4 M50