BMW ALPINA B7やXB7に12気筒エンジン搭載?BMWが12気筒エンジン開発継続宣言

BMW
記事内に広告が含まれています。

BMWアルピナB7やXB7に「12気筒(V12)」が載るのか。

電動化が当たり前になった今、こうした話題が浮上するだけでも意外に感じます。

きっかけは、BMWグループが次世代の内燃機関をEuro 7規制に対応させたうえで、直6・V8だけでなくV12も視野に入れていると示したことでした。

本記事では、「なぜ今V12継続が語られたのか」と「現時点でV12はどこで生き残っているのか」を、整理します。

❗️記事3行まとめ

BMWアルピナB7・XB7とV12が話題の理由

BMWがV12継続に言及、Euro7対応の現実

V12の主戦場はロールス、アルピナの立ち位置

BMWが12気筒エンジン開発を継続すると明言

Euro 7への対応に目処

欧州の排出ガス規制「Euro 7」は、内燃機関の終わりを早める“最後通告”のように語られがちです。

ところがBMWの開発トップであるヨアヒム・ポスト氏は、Euro 7への対応はエンジン構造を根本から作り直す話ではなく、排気後処理の最適化(触媒など)で満たせるという見解を示しました。

つまり、巨額投資で新しいエンジンを一から起こすのではなく、現行の技術基盤を伸ばして規制をクリアできる、というスタンスです。

BMWはEVもICEも開発し続ける

元々BMWはトヨタ自動車と共にEVへの過度な移行には反対の姿勢を表明していました。

また、自社のラインナップに関してもEV化への移行を進めると共に、既存の内燃機関エンジン、ハイブリッド、水素など多彩なパワーユニットの販売を継続しています。

つまり、BMWのエンジンは長期間の販売を見込んで開発されたパワーユニットであることが、今回のEuro 7への適合の見込みを公表するきっかけになったと思われます。

やはり、BMWはエンジン屋さんということが言えるかもしれません。

BMWグループにおける12気筒エンジンの位置づけ

BMWには12気筒モデルは存在しない

BMWグループにおいて12気筒エンジンは、すでに主流の存在ではありません。

BMWブランドの車種では、2022年にM760iファイナルエディションをもってV12エンジンの搭載が終了しており、現在のラインアップに12気筒モデルは存在しません。

ただし、これは「12気筒エンジンそのものを完全にやめた」という意味ではありません。

BMWは、グループ全体としてはV12エンジンを引き続き維持する方針を示しています。

BMW傘下のロールスロイス

そのV12エンジンの主な受け皿となっているのが、ロールス・ロイスです。

現時点では、ゴースト、カリナン、ファントムといった主要モデルに6.75リッターのV12エンジンが搭載されており、これがBMWグループにおける12気筒エンジンの実質的な位置づけと言えます。

今後Euro 7規制が直ちにV12エンジンの終焉を意味するわけではなく、排気後処理技術の改良によって規制に適合させる余地があることになります。

このように、12気筒エンジンはBMWブランドの量産車からは姿を消した一方で、グループの最上位ラグジュアリーブランドにおいては、依然として重要な役割を担っています。

BMWアルピナB7・XB7のポジション

2026年 新生「BMW Alpina」誕生:新しいロゴとブランドの意味
2026年に誕生した新生BMW Alpinaを、アルピナの歴史から商標権移管の経緯、新しいロゴが示す意味まで事実ベースで整理します。BMW AlpinaとALPINA Classicの棲み分け、ブランドの立ち位置と今後の方向性も分かりやすく解説します。

BMWアルピナB7およびXB7は、BMWのMモデルとは異なる価値観で作られた高性能モデルです。

いずれもベースはBMWの7シリーズおよびX7ですが、アルピナは単に出力を高めるのではなく、高速域での余裕や長距離移動時の快適性を重視して仕立てられています。

実際、B7やXB7は強力なV8エンジンを搭載しながらも、乗り味は過度に硬くならず、ラグジュアリーサルーンやSUVとしての性格を色濃く残しています。

また、アルピナはBMWのひとつのブランドでありながら、2026年以降はBMWグループ内でより上位のラグジュアリー領域を担う存在として再定義されました。

この点が、一般的なBMW車やMモデルとは異なる見られ方をしている理由です。

新生アルピナというブランドは、BMWとロールスロイスの2つのブランドの中間に位置するハイブランドです。

そのハイブランドの最上級モデルがB7、XB7ということになります。

アルピナB7・XB7が12気筒を搭載する?

The Mercedes-Maybach S-Class
究極のラグジュアリーと最先端テクノロジーの融合を追い求めたメルセデス・マイバッハが叶えるものは、唯一無二の美とステータス、そしてかつて体験したことのない圧倒的な安らぎです。「ラグジュアリー」と「乗る人...

アルピナB7やXB7と12気筒エンジンが結び付けて語られる背景には、いくつかの事実が重なっています。

まず、BMWグループがV12エンジンの開発を完全には終えていないこと、そしてそのV12がロールス・ロイスという最上級ブランドで現在も使われている点です。

これにより、「BMWグループの中でV12が許される領域はどこなのか」という視点が自然と生まれます。

さらに、競合ブランドであるメルセデス・マイバッハがS680でV12を継続していることも、比較の文脈として無視できません。

アルピナはBMWブランドの枠を超え、ラグジュアリー性を前面に出した存在へと位置づけが変わりました。

その結果、B7やXB7が「もしV12を載せるとしたら最も違和感が少ないモデル」として話題にされやすくなった、というのが実情だと考えられます。

BMWの電動化戦略とアルピナを取り巻く現実

BMW アルピナ XB7 試乗記

BMWは「全電動化一本化」を選んでいない

BMWは電動化を積極的に進めている一方で、内燃機関を一気に切り捨てる戦略は取っていません。

BMWは次世代モデルにおいてもEVと内燃機関を並行して展開する方針を明確にしています。

たとえば、完全電動のM3が登場予定である一方、ガソリンエンジンを搭載するMモデルも継続される計画が示されています。

この点からも、BMWが市場や地域の実情を踏まえ、複数のパワートレインを用意し続ける現実的な選択をしていることが分かります。

アルピナもBMW全体戦略の延長線上にある

アルピナは、こうしたBMW全体の戦略から切り離された存在ではありません。

アルピナB7やXB7も、電動化の流れとは無関係に独自路線を進んでいるわけではなく、BMWグループの中でどの役割を担うか、という視点で整理されています。

私が注目しているのは、BMWが電動化と内燃機関を両立させようとする中で、アルピナが「快適性と高性能を両立する最上位の内燃機関モデル」を担う余地が残されている点です。

12気筒が話題になる背景にある現実

こうした状況を踏まえると、アルピナB7やXB7と12気筒エンジンが結び付けて語られるのは、突飛な話ではありません。

もちろん、現時点でV12搭載が決定した事実はありませんが、BMWグループがV12エンジンを完全には手放しておらず、最上位ラグジュアリー領域にその居場所を残していることは確かです。

アルピナを巡る議論は、この現実的な戦略の延長線上で生まれているものだと整理できます。

Reference:autodrive.com.bd

よくある質問(FAQ)

Q1. BMWアルピナB7・XB7にV12搭載は決まっていますか?

いいえ、現時点でBMWアルピナB7・XB7にV12搭載が決定したという公式情報は確認できません。本記事は、BMWがV12を含む内燃機関を今後も視野に入れているという発言を受け、なぜアルピナとV12が話題にされやすいのかを事実ベースで整理したものです。

Q2. BMWが12気筒エンジン開発を継続できる根拠は何ですか?

参照記事では、BMWの開発責任者がEuro 7対応はエンジン構造の全面刷新ではなく、排気後処理(触媒など)の最適化で対応できるとの見解を示しています。これにより、内燃機関を継続する余地があると説明されています。

Q3. 現在、BMWグループでV12が使われているのはどのブランドですか?

BMWブランドではV12搭載車は終了しており、現時点でV12の主な受け皿はロールス・ロイスです。BMWグループとしてV12を完全にやめたわけではなく、最上位ラグジュアリー領域で維持されている、という位置づけです。

Q4. なぜアルピナB7・XB7が「V12の候補」として語られやすいのですか?

アルピナがBMWグループ内でより上位のラグジュアリー領域を担う存在として語られるようになったこと、そして競合のメルセデス・マイバッハがV12を継続していることなどが背景にあります。これらが重なり、「もしV12を載せるなら」という文脈で話題にされやすくなっています。

Q5. Euro 7が始まるとV12やV8はすぐ消えてしまいますか?

参照記事の整理では、Euro 7は直ちに大排気量エンジンの終焉を意味するとは限らない、とされています。BMWは排気後処理の改良で規制を満たす余地があるとの見解を示しており、当面は電動化と内燃機関を並行させる方針です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました