ついに8シリーズの本命であるグランクーペの公式発表がBMWからありました。M850iと840iが発売されディーゼルエンジンは今回は見送られた模様です。
M850i グランクーペ&840i グランクーペが発売
BMW8シリーズ クーペ&カブリオレはM850iと840dという組み合わせで発売が開始されましたが、グランクーペに関してはM850iと840iというガソリン車のみのラインナップで登場です。
それぞれのエンジンスペックは以下の通り。
BMW 840i グランクーペ
- 馬力:335馬力
- エンジン:3.0リットル6気筒ターボエンジン
- 駆動方式:FR及びi xDrive(全輪駆動)
- 価格:84,900ドル(約920万円)
BMW M850i グランクーペ
- 馬力:523馬力
- エンジン:4.4リットルV型8気筒ターボエンジン
- 駆動方式:xDrive(全輪駆動)
- 価格:108,900ドル(約1,180万円)
共に欧州での発売時期は2019年7月に生産開始。2019年9月に発売開始予定です。
基本的には既に発売、発表されているクーペ&カブリオレに準じる形になりますが、840iの馬力が同じエンジンが搭載されると思われるM340i(374馬力)と比べると非力な印象です。
ボディサイズはさらに大型化
ボディサイズは6シリーズグランクーペと比べるとさらに拡大しています。
- 全長:5088mm(5010mm)+78mm
- 全幅;1933mm(1895mm)+38mm
- 全高:1407mm(1390mm)+17mm
( )は6シリーズグランクーペのサイズ、+は6シリーズグランクーペに対して増加分になります。
すべての項目において大型化していますが特に大きいのは全長が78mmも長くなっていることですね。
5088mmという全長はレクサス LSの5235mmなのでそこまで長くはありませんが、ポルシェ パナメーラのグレードによっては5100mm程度になりますので、かなり長い車ということが言えます。
パナメーラと比べると個人的には全長にふさわしい美しい4ドアクーペの称号は維持できていると思います。
あのルーフからトランクへの流れるようなラインにはこれだけの全長がないとバランスが悪くなる、ということだと思うようにしています。
日本への導入時期は?
おそらく日本への導入は年内になると思われます。
年末にM8 クーペ&カブリオレが発売されると思いますので、その直前になるのかな?というのが個人的な予想です。
まあ、年末に発売されたところで私には購入できない(まだM4に乗る予定)なのでその後にどんな風に売れていくのか?
M850iがメインなのか?840iがメインになるのか?を見極めたいと思います。
どちらにしても、あとM4には2年は乗ることになること、その次の候補はやはり4ドアにしたいと考えていることから候補の1台になることは確実です。
【引用・参照元】