2018年に発売が開始されたBMW 8シリーズクーペ G15のLCIモデルの開発が進んでいる模様です。
BMW 8シリーズクーペ G15のLCIは2022年後半の模様
こちらの記事でもお伝えしているように現在BMWでは8シリーズクーペのLCI(マイナーチェンジ)モデルの開発が行われています。
今回スクープされた車両もフロント、リアの偽装が厚い状態ですが、逆に言えばLCIの外装の変更点はフロントとリアの意匠変更が主なポイントになるということだと思います。
キドニーグリルはスクープされた偽装の状態から想像すると現行型から大きな変更は行われないと思われますが、フロントバンパーに関してはダクト部分を中心に変更されるのではないでしょうか?
リアに関しては通常であればテールランプのデザインが変更されると思われますが、偽装の状態から考えると形状自体の変更は軽微なのかもしれません。
よってテールランプに関しては外形のデザインではなく内側の点灯部分のデザインのみが変更される可能性が高そう。
またリアバンパーに関しても全体的に偽装で覆われていますが、形状までは隠されていないことからこちらも軽微な変更に留まる可能性が高い感じですね。
BMW 8シリーズクーペ G15にもマイルドハイブリッドが搭載か?
BMW 8シリーズに搭載されているエンジンは3000cc直列6気筒ターボエンジンと4400ccV型8気筒ターボエンジンの2つのエンジンが搭載されています。
しかし、今回のLCIではエンジンに関する改良はあまり行われないのではないでしょうか?
V型8気筒エンジンに関しては設計自体が古いエンジンであり、今後の電動化のことを考えると積極的に改良することはコストを考えると難しいと思います。
直列6気筒エンジンに関しては比較的新しいエンジンであり、まだまだ搭載される車種も多いことから多少の改良はあるかもしれません。
しかし、こちらも今後の電動化のことを考えるとコストが回収出来る見込みが少ないと思いますので大きな改良は見込めませんがハイブリッド化という選択肢が残ると思います。
そんなに遠くない将来現行のV型8気筒エンジンは製造が中止される可能性が高いので、それを補うエンジンとして直列6気筒+モーターを組み合わせたハイブリッドモデルを用意する可能性はあります。
今回のLCIのタイミングでマイルドハイブリッドが登場するかは不明ですが、V型8気筒エンジン搭載車のエンジンが直列6気筒+モーターに置き換わる日もそんなに先ではないと思われます。
BMW 8シリーズクーペに続いてカブリオレ、グランクーペもLCIへ
BMW 8シリーズにはクーペ以外にもカブリオレ、グランクーペが存在します。
カブリオレに関してはクーペモデルに準じる形になりますので、クーペから少し遅れる形でLCIモデルが導入されると思われます。
またグランクーペに関してはクーペによりも2年後に販売が開始されたことから同じくクーペに遅れること約2年後にLCIが行われる可能性が高いです。
それぞれ大きな違いはあまりありませんのでLCIされたクーペモデルに準じる形で外観、エンジン、インテリアなどの変更が行われることになると思いますので、今回のクーペモデルのLCIを見えればおおよそ予想は出来ると思います。
BMWの最上級シリーズになる8シリーズには常に最新の機能が搭載されてきましたが、今後はその流れはEV(電気自動車)のシリーズである「i」シリーズに移ることになると思いますので、8シリーズの商品力という面では少し物足りなくなる可能性があるのが残念です。
【引用・参照元】
https://response.jp/article/2021/09/07/349260.html