北海道旅行4日目後半です。既にこの段階でうちの娘は爆睡している訳ですが、中学2年生では北海道の地平線よりも睡眠を優先するのは仕方がないことだと後で嫁から指摘を受けました。地平線でもこちらの地平線なら娘も好きなんですが・・・。
エサヌカ線
ソフトクリームを探しつつ向かったのがこのエサヌカ線。北海道の道路は比較的真っ直ぐな道路が多いですが、これだけ真っ直ぐな道路が続くのも珍しい。本当に緑の中の真っ直ぐな道が何キロも続きます。
TOPの写真が正にその真っ直ぐなエサヌカ線なんですが、本当に地平線が見える感じで延々続きます。
エサヌカ線の周辺は一面の草原地帯。高い木もありませんから前も横も地平線が見えます。こんな景色は北海道でしか見ることが出来ない景色だと思います。この景色が見れるのならフェリーで20時間かけても惜しくはありません。
(出典元:http://blog.livedoor.jp/wtaishi/archives/52340082.html)
写真を撮り忘れたので拝借しました国道238号(オロロンライン)を南下してエサヌカ線に入る道がわかりづらいです。最近はこのような看板が2キロぐらい前から掲示されているのでカーナビとニラメッコしながらエサヌカ線への誘導標識を見落とさないようにご注意ください。
あと、エサヌカ線で私も何枚も写真を撮影しましたが、その時にかなりの数の虫が車や体にどんどん寄ってきます。ぶっちゃけ、イラッとするレベルです。熱源が他に無いからでしょうか?車に乗り込む際も手際よく乗り込まないと虫とドライブすることになりますよ。
クッチャロ湖キャンプ場
エサヌカ線で地平線を堪能した頃が丁度12時過ぎ。どこかで昼食が食べられそうな場所を探してみましたがまったくの皆無。エヌサカ線を南下して国道238号を走ると少し町並みが見えたのでこの辺りで食堂でもとカーナビを見ながら思いましたが・・・。
本当に人が住んでるの?というぐらい店がない。役場があるのに店がない。この辺で昼食を摂らないとこの先はもっと人里離れた場所に突入するのでカーナビとニラメッコして見つけたのがこのクッチャロ湖のキャンプ場。
キャンプ場内にホテルがあり、そこのレストランで何とか昼食を摂ることができました。写真はそのレストランから撮影したんですが、クッチャロ湖と屈斜路湖は別なんですね(汗)私はクッチャロ湖=クッシーだと思っていましたが、クッシーは屈斜路湖なんですね。
危うくレストランで大恥をかくところでした。確かにクッチャロ湖周辺にクッシーのクの字も無かったですから。ちなみに、このキャンプ場のレストランは中華料理がメインです(笑)不思議です。
オロロンライン(オトンルイ風力発電所)
クッチャロ湖で昼食を済ませてから、今まで通ってきたオホーツクラインから反対側のオロロンラインへ北海道を横断します。道道84号、道道121号、国道232号を通過し天塩町に向かいます。ここから稚内まで道道106号(オロロンライン)へ入ります。
道道84号。道道121号は携帯電話も圏外です。道路は整備されているので走りやすいですが、本当の山林地帯を1時間以上走りますのでちょっと寂しい。これが夜間で車が故障でもしたら誰にも助けてもらえない。
そんな寂しい気分を味わいながらオロロンラインへ突入します。オロロンラインで一番行きたかった場所がこのオトンルイ発電所です。巨大な風力発電機が全部で28機も並んでいます。壮観な景色です。
これは絶対に初めてこの場所を訪れた人は絶対に車を停めて眺めたくなる景色です。これだけでもオロロンラインを走る価値があります。
その先には礼文島が見えてきます。ちょうど逆光線な位置になるので写真がうまく撮影できていませんが、現地ではもっとハッキリと礼文島を見ることが出来ます。これもオロロンラインで外せないスポットです。
この後もひたすら海岸線を稚内まで走ります。ほぼ信号もないので片道1車線の自動車専用道路を走っているのと同じです。そこそこ流れも早く進んでいきますので景色を堪能したい場合は、後方の車を先に行かせながら走るようにしないともったいないですよ。
ノシャップ岬
本日の最終目的地であるノシャップ岬。こちらは宗谷岬と比べると漁港ですね。漁船がたくさん停泊していました。ちなみに、ここでポケモンGOをやると結構水系のモンスターがGET出来ます(笑)
ノシャップ岬から逆の山側を見ると山頂には自衛隊のレーダー基地が丸見えです。ノシャップ岬ののどかさと自衛隊の基地。妙にギャップあって不思議な気分です。
ここで、娘のリクエストのソフトクリームにやっと巡り会えた訳ですが私は稚内牛乳の牧場アイスをチョイス。さらに宗谷の塩味。これが甘くもなく辛くもなくちょうどよい頃合いの味でめちゃくちゃ美味しかった。ハーゲンダッツよりも稚内牛乳の牧場アイスの方が絶対にうまい!
これで北海道旅行4日目、ドライブ三昧の1日が終了です。朝8時30分にホテルを出発して、ノシャップ岬からホテルに帰ったのが17時30分ごろですから、約9時間かけて稚内周辺をドライブしたことになります。
間に昼食を挟んだり、写真を撮影したり、少し散歩したりしていますので実質の移動時間はもっと少ないですが、ゆっくりとドライブを堪能しようと思えば、これぐらいの時間はかかると思います。
最後に本日の全体のルートを記載しておきます。稚内周辺をドライブされる際にご参考になれば幸いです。
(出発の際には稚内市内で給油してから出発してくださいね)
追伸
*google mapが設定通り表示されないようです。こちらの写真を参考にしてください。(クリックすると拡大されます)
注)北海道旅行最終日はこちらへ・・・。