BMW 6シリーズ GT G32と5シリーズ G30の中古車価格を比較してみた

BMW 6シリーズ GT G32と5シリーズ G30の中古車価格を比較してみた BMW
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先日、米国で生産終了から年数が経ったはずのBMW 6シリーズGT(G32)が、2025年に「新車として2台売れた」という話を目にしました。

そこで気になったのが、日本ではすでに新車で買えないG32が、中古車市場でどんな値付けになっているのかです。

今回は私が中古車サイトを横断して相場感を洗い出し、G30と比べながら「価格差が生まれる理由」を体験ベースで整理してみます。

❗️記事3行まとめ

BMW 6シリーズ GT G32は中古でも高値を維持

流通量が少なく価格が崩れにくい理由

5シリーズ比較で分かったGTの価値

2025年、米国でBMW 6シリーズ GT(G32)が新車として2台販売された

生産終了から数年後に6シリーズ GTが新車で販売される

米国では2025年にBMW 6シリーズGT(G32)が「新車扱い」で2台売れた、という記事をネットみました。

ポイントは、モデルが復活したわけではなく、販売終了後もディーラーや流通網に残っていた在庫車が、タイミングをずらして登録(販売)された可能性が高いことです。

米国は日本と違い自動車メーカーからディーラーから車を仕入れて、全て在庫車として販売します。

極論を言えば、日本ではカタログを見て発注しますが、米国では広大な在庫置き場から実車を見て選ぶことになります。

なので、不良在庫になった新車が数年後に新車として販売されることは実際にあります。

日本で6シリーズ GTを購入することはできる?

日本の場合は生産終了になる新車の在庫は、大幅な値引きをしてでも直ぐに販売することになります。

国産車の場合だと新古車というものが中古車販売店で売られていることがありますが、これもディラーやメーカーが大幅な値引きをして中古車販売店に売却している車だと言われています。

なので、日本では6シリーズ GTの新車を購入することはできないため、中古車ならどんな車両が購入できるのか?を調べてみました。

BMW 6シリーズ GT G32とは

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5シリーズと7シリーズの間を埋めるグランツーリスモ

BMW 630i GT G32 中古車 価格

BMW 6シリーズ GT(G32)は、2017年に登場した大型ハッチバック型のグランツーリスモです。

日本では「6シリーズ」という名称からクーペやカブリオレを連想する人が多いと思いますが、G32は実質的に5シリーズと7シリーズの中間に位置づけられた実用志向のモデルです。

私自身、初めて実車を見たときは「想像以上に背が高く、室内が広い」という印象を受けました。

セダンとは異なるパッケージ思想

BMW 630i GT G32 中古車 価格

G32の最大の特徴は、セダンではなくリアハッチを持つ点です。

後席の頭上空間や荷室容量に余裕があり、長距離移動を前提とした設計になっています。

実際、5シリーズセダンよりもリアシートの開放感は明確に上で、ゴルフバッグや大型スーツケースを積みやすい構造です。

この点は、ファミリー用途や高速道路主体の移動が多い人には大きな魅力になります。

日本で見かけない理由

一方で、日本ではG32の存在感はかなり薄いです。

理由はシンプルで、セダンやSUVに比べて需要が限られていたからです。

私が中古車市場を調べた限りでも、流通台数は5シリーズ(G30)と比べて圧倒的に少なく、選択肢はかなり限られます。

この「数の少なさ」が、結果として中古車価格にも影響していると感じました。

BMW 6シリーズ GT G32と5シリーズ G30の比較

ボディタイプと基本コンセプトの違い

BMW 523d g30 中古車 価格

BMW 6シリーズ GT G32と5シリーズ G30は、同じCLARプラットフォームを採用しながら、設計思想は明確に異なります。

G30は王道のセダンとして、運転のしやすさや取り回し、走りのバランスを重視したモデルです。

一方G32は、セダンの枠に収まらない「グランツーリスモ」として、快適な長距離移動を主眼に置いています。

私はこの違いが、両車の評価や中古車価格にそのまま反映されていると感じました。

室内空間と実用性の差

BMW 630i GT G32 中古車 価格

実用面で大きな違いが出るのが後席と荷室です。

G32はルーフラインが高く、後席の頭上空間に余裕があります。

実際に座ると、G30よりも開放感があり、同乗者の快適性は明らかにGTが上です。

また、ハッチバック構造の荷室は積載性に優れ、日常使いから旅行まで対応できます。

この点はカタログだけでは伝わりにくく、中古車を実際に見比べたときに効いてくるポイントです。

走行フィールとクルマの性格

走りの印象は、G30のほうが軽快で、ドライバー主体のクルマだと感じます。

ステアリングレスポンスや車両感覚の掴みやすさは、セダンとして非常に完成度が高いです。

対してG32は、どっしりとした安定感があり、高速道路では疲労が少なく、淡々と距離を稼げます。

私は長距離移動が多い人ほど、この違いを強く実感すると思います。

BMW 6シリーズ GT G32(630i)と5シリーズ G30(523d)の主要比較

項目 6シリーズ GT G32(630i) 5シリーズ G30(523d)
車名・型式 BMW 6シリーズ GT(G32) BMW 5シリーズ(G30)
エンジン種類 直列4気筒ガソリンターボ 直列4気筒ディーゼルターボ
排気量 1,998cc 1,995cc
最高出力 258ps 190ps
最大トルク 400Nm 400Nm
駆動方式 FR FR
ボディタイプ グランツーリスモ(5ドアハッチバック) セダン
車両サイズ
(全長×全幅×全高)
5,095×1,900×1,540mm 4,975×1,870×1,480mm
新車時価格帯(日本) 約850〜900万円 約750〜800万円
燃費性能(参考値) WLTC 約11km/L前後 WLTC 約17km/L前後

中古車価格が5シリーズより6シリーズ GTが高い理由

2019年式・中古車価格データ比較

項目 BMW 6シリーズ GT G32
630i
BMW 5シリーズ G30
523d
調査時期 2026年1月中旬(カーセンサー)
年式 2019年式
選定理由 掲載総数が最も多い年式・グレード 掲載総数が最も多い年式・グレード
調査台数 6台 9台
価格帯(万円) 238〜348 234〜294
平均価格(万円) 299.2 258.9
中央値(万円) 318 253
平均走行距離(万km) 4.5 5.0
中央値走行距離(万km) 5.3 4.7

まず前提として、新車時の価格はBMW 6シリーズ GT(G32)の方が、5シリーズ(G30)より高く設定されていました。

630i GTと523dを比べると、新車価格にはおよそ100万円前後の差があります。

ただし、今回調べた中古車データを見る限り、この新車価格差だけで現在の中古車価格の開きをそのまま説明することはできません。

走行距離や年式が近い条件でも、GTの方が相場を維持している点に、中古市場特有の要因があると私は考えました。

実際の中古車データから見える価格差

BMW 523d g30 中古車 価格

私が2026年1月中旬にカーセンサーで調べた中古車データを見ると、同じ2019年式でもBMW 6シリーズ GT(G32)の方が、5シリーズ(G30)より明確に高い水準にあります。

今回比較したのは、G32では630i、G30では523dで、それぞれ2019年式の中で掲載台数が最も多かったグレードです。

G32は掲載総数自体が少なく、2019年式が最も選択肢が多かったため、この年式を基準にしました。

平均価格と中央値が示す「下がりにくさ」

BMW 630i GT G32 中古車 価格

具体的には、2019年式630i GT G32の平均価格は約299万円、中央値は318万円でした。

一方、2019年式523d G30は平均約259万円、中央値は253万円です。

走行距離はG32の平均が約4.5万km、G30が約5.0万kmと大きな差はありません。

それにもかかわらず、価格には40万円以上の開きがあります。

特に注目すべきは中央値で、G32は300万円を超えているのに対し、G30は250万円前後に収まっています。

これはG32が「一部の高値個体に引き上げられている」のではなく、全体として価格が落ちにくいことを示しています。

流通量の少なさと需要層の違い

この差を生んでいる最大の要因は、流通量の少なさです。G30は中古車市場に多く出回っており、条件次第で価格競争が起きやすいモデルです。

一方G32はもともとの販売台数が少なく、中古市場でも選択肢が限られます。

そのため、多少価格が高くても「この仕様、この状態のGTが欲しい」という買い手が付きやすく、相場が崩れにくい構造になっています。

私はこの点が、G32の中古車価格を押し上げている本質だと考えています。

まとめ:不人気でも中古車は人気?6シリーズ GT G32

BMW 630i GT G32 中古車 価格

米国で2025年に新車として2台売れたという話をきっかけに調べてみると、日本の中古車市場でもBMW 6シリーズ GT G32は独特な立ち位置にあることが分かりました。

同じ2019年式でも、5シリーズ G30より平均・中央値ともに高い価格帯を維持しています。

その背景には、流通台数の少なさと、GTならではの実用性を評価する固定的な需要があります。

中古車として条件の良いG32を探す場合、選択肢は多くありません。

だからこそ、あなた自身で探すよりも中古車のプロに探してもらうのが良いのかもしれません。

日本で一番多く車を買い取る「ガリバー」は中古車販売でも最大手です。

あなたが探している6シリーズ GT G32が見つかる可能性が高まります。

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