BMW 5シリーズ G30のLCIモデルがやっと公式発表されましたが、特にサプライズはありませんでした。
BMW 5シリーズ G30 LCIの主な変更点
基本的にはこちらのスクープ記事でも書いている通りの内容になります。
ヘッドライトが薄めになり、キドニーグリルが横へ広がり、テールランプの造形が3シリーズっぽくなるのが主な変更点です。
主なグレード構成も前期型を踏襲する形で展開されますが、ポイントはマイルドハイブリッドモデルが大幅に展開されることと6気筒エンジン+ハイブリッドの組み合わせが加わることがポイントになります。
530e セダン
直列4気筒 2.0リッターガソリンエンジン+同期電気モーター付きプラグインハイブリッド
システム最高出力:215kW(292HP)
システム最大トルク:420Nm(310lb-ft)
545e xDrive セダン
直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジン+同期電気モーター付きプラグインハイブリッド
システム最高出力:290kW(394HP)
システム最大トルク:600Nm(442lb-ft)
520i セダン
直列4気筒 2.0リッターガソリンエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:135kW(184HP)/5000-6500rpm
最大トルク:290Nm(214lb-ft)/1350-4250rpm
540i セダン
直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:245kW(333HP)/5500-6250rpm
最大トルク:450Nm(332lb-ft)/1600-4800rpm
M550i xDrive セダン
V型8気筒 4.4リッターガソリンエンジン
最高出力:390kW(530HP)/5500-6000rpm
最大トルク:750Nm(553lb-ft)/1800-4600rpm
520d セダン
直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:140kW(190HP)/4000rpm
最大トルク:400Nm(295lb-ft)/1750-2500rpm
540d xDrive セダン
直列6気筒 3.0リッターディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:250kW(340HP)/4400rpm
最大トルク:700Nm(516lb-ft)/1750-2250rpm
また、新型5シリーズのLCIデビュー記念として、は1000台の世界限定生産モデルとなるM Sport エディションを用意。
M Sportパッケージや、ドニントングレーのメタリックペイント仕上げ、および2色デザインの20インチ BMW Individual エアパフォーマンスホイールなどを採用している。
BMW 5シリーズ G30 LCIモデル対応Mパフォーマンスパーツも同時発表
新しい5シリーズ LCIモデルに合わせたMパフォーマンスパーツも同時発売しています。
カーボンパーツを使用したフロントリップスポイラー、トランクスポイラー、キドニーグリルの他、レザー&アルカンターラ仕立てのステアリングなどが設定されています。
5シリーズ G30 LCI様に用意されたトランクスポイラーは写真のように中央部分がくぼんだ形状が特徴です。
このデザインはM2/M3/M4のCSモデルに採用されたデザインですが、5シリーズのMパフォーマンス単体で展開されたのはこれが初めてです。
ひょっとしたら、噂のM5 CSは登場しない?感じでしょうか?
合わせて6シリーズ GT G32もLCIモデルが登場
意外だったのはこちらの6シリーズ GT G32のLCIモデル。
正直あまり売れていないモデルですが、その割には5シリーズとは違うバンパー形状で登場です。
基本的に5シリーズと兄弟関係にある6シリーズ GT G32なので、コスト面を考えると5シリーズと共通の同じバンパーを採用されると思われていました。
しかし、実際には5シリーズと6シリーズでは明確な差別化が行われており、BMWとしては6シリーズGTもまだまだ販売する気満々と言ったところでしょうか?
なお、今回の情報はワールドプレミアの情報ですので、日本国内における仕様とは異なる場合がありますのでご注意ください。
【引用・参照元】