個人的には待望の2シリーズ グランクーペ F44の公式フォトが公開されました。期待通りのスタイリングでしょうか?
BMWにおけるグランクーペとは?
BMWにおけるグランクーペという名称は写真の6シリーズに設定された4ドアクーペを指す名称です。
現在は8シリーズ、4シリーズに設定され、今回は2シリーズにも設定されることになりました。
この4ドアクーペはジャーマンスリーでは4ドアモデルの売れ筋モデルになっており、メルセデスベンツならCLA等が、アウディならA5等がそれに該当します。
特にメルセデスベンツのCLAは実用的な保守的な意味合いが強くなる4ドアセダン車をカッコいい4ドア車として再定義し、これまで購入しなかった層を開拓した功績は大きかったです。
また各自動車メーカーが排ガス規制クリアのために小型小排気量車を多く販売する必要があるため、小型車の売れ筋モデルを数多くラインナップすることは死活問題ですので、その意味でも小型のセダンのクーペ化は今後のトレンドになる模様。
BMW 2シリーズ グランクーペ F44とは?
今回公式に写真が公開されたBMW 2シリーズ グランクーペ F44は既存の最新の1シリーズ F40の派生車種として開発されたモデル。
よって、駆動方式はFFまたはxDriveになり小型のボディながら室内空間をできるだけ確保できるように作られています。
またこの最新の1シリーズ F40はBMW MINI F56系とエンジン、シャシーを共用していることからBMWブランド初のFFモデルである1シリーズ F40と2シリーズ グランクーペ F44とは言え、BMWユーザーの期待を裏切らない走りが期待できます。
詳細はスペックは現在時点では公開されていませんが、
- M235i グランクーペ xDrive
- 220d グランクーペ(FF)
- 218i グランクーペ(FF)
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、4気筒モデルであり、グレードによってFFとxDriveが設定されると思われます。
注目のM235iはM135iやBMW MINI JCWのスペックに同等になると思われますので、4気筒ターボエンジンながら300馬力を発生するスペシャルなモデルになると思われます。
私がM235i グランクーペ xDriveをオススメしている理由
こちらの記事でも書きましたが、2シリーズ グランクーペ F44の発売が開始されると、恐らくは一番の強豪はBMW3シリーズセダンだと思われます。
以前の予想CGほどの迫力はありませんが、デザイン的にはカッコいい4ドアクーペとしては合格点なデザインだと思います。
- デザインが良い
- 価格が安い
- おそらく立体駐車場サイズ
- 4気筒2Lターボエンジン
などの条件が3シリーズセダンと同等またはそれ以上の魅力になりますので、昔ホンダのシビックがフィットに取って代わられたように主力車種のダウンサイジング化が起こる可能性があります。
私は個人的には現在の3シリーズ G20でも日本でどこでも気軽に走れるサイズとしては大きすぎると思っていますので、4ドア車の購入を考えるのであれば、2シリーズ グランクーペ F44が筆頭候補になる模様。
ただし、4気筒エンジンであること、xDriveとは言え基本はFF車であることなどの疑念がクリアできるのであれば候補に考えたいと考えます。
仮に新型4シリーズ にグランクーペ G26が発売されればそちらも候補になりそうですが、
4シリーズのデザインが実際にはどうなるのか?
見極めて考えないといけませんね。
【引用・参照元】