先日野暮用でディーラーに行った際に新型の220iクーペが展示されていたので、じっくり見させてもらいました。
BMW 220iクーペ G42はかなり小型な印象
先日こちらの記事のように日本でも販売が開始された2シリーズクーペ G42ですが、たまたまディーラーで展示されていたので現車を見ることが出来ました。
パッと見た印象は今までの2シリーズと比較しても小さいなあという感じ。
全長4537mm、全幅1838mm、全高1390mmとなっているので先代よりも全長、全幅ともに少し大きくなっているはずですがなぜか小さく見えるんです。
本来白いボディカラーは膨張色なので実際には大きく見えるはずなんですが、それでも小さく見えるのは不思議です。
恐らく前方から見た場合はヘッドライトがBMWに多い4灯式ではなく2灯式になっている点が全幅を小さく見せているからでしょうか?
他のシリーズのBMWとは明らかにヘッドライトが小さい、特に横幅が短いため全幅自体も短いと錯覚を起こしている感じです。
なので全体的な印象はギュッと引き締まった印象が強く先代から比較してもよりスポーティーな印象になっていると思います。
キドニーグリルに大きな穴が空いている
BMWの4シリーズ G22が発売された当初はあの大きなキドニーグリルの賛否両論がありましたが、今回発売された2シリーズ G42のキドニーグリルもかなり個性的です。
キドニーグリルの多くは縦型にルーバーが入っているものが多い(最近はメッシュ形状もあるが)ですが、この2シリーズ G42のキドニーグリルにはルーバーがありません。
あの肝臓の形をしたグリルには空気を取り入れることが出来る開閉式の蓋が付いているのは他のシリーズでも馴染みがありますが、2シリーズに関しては開閉式の蓋以外は何もない。
そうです肝臓の形をした大きな穴が空いている状態になっています。
遠くから見ると開閉式の蓋がルーバー形状に見えるのですが、間近で見るとそこには大きな穴があるだけ。
これは4シリーズの時の大きなキドニーグリルほどはインパクトはありませんが、かなり斬新なデザインになっていることが分かります。
今後発売されるBMWのキドニーグリルが同様な大きな穴になっていたらと考えると少し微妙な気分になるかもしれません。
テールランプはスモークな感じでより精悍なイメージ
リアからの印象はテールランプのスモークが濃いのでかなり引き締まった感じに見えます。
写真なので現物よりも暗く見えているのもありますが、これが純正のテールランプなの?と思えるくらいスモークが入っているテールランプになっています。
さらに最近のBMWのテールランプと違い横に細長い形状ではないことからフロント部分からみてボディが小さく見えるのと同じ用にリア側からみてボディが小さく見えます。
なのでフロント、リアともに塊感の強いデザインなので、これが次期M2になってオーバーフェンダーが張り出したらどんな印象になるのか?今からかなり興味がわきます。
この2シリーズ G42には220iの他にM240iというMパフォーマンスモデルも用意されていますが、外見的には全く同じ車になります。
エンジンは380馬力という少し前のM3レベルのパフォーマンスを誇りますが、外見的には220iと同じなのでその凄さは分かりにくい。
しかしM2になると外見的にも大きく変化があると思いますので、この塊感のあるデザインがどのように変化するのか?
今から楽しみな1台になると思います。