ドイツでは発売が開始されているBMW 128ti F40ですが、どうも日本には導入されないらしいです。
BMW 128tiとは?
BMW 128i F40とは、BMW1シリーズ F40のグレードの1つで、2000cc4気筒ターボエンジンを搭載して、M Sportサスペンションと機械式LSDを装備しハシリに特化したモデルです。
128tiの名前が示すとおりtiのエンブレムが付くモデルはE36時代の318ti以来となり、小さいハッチバックだけどキビキビ走る元気なホットハッチモデルという位置づけです。
BMW 1シリーズにはM135iというホットハッチモデルが存在しますが、こちらは馬力重視のAWD仕様であることに対して128tiは馬力はそこそこにハンドリングで勝負するFF車ということで、本来の小型軽量なホットハッチとしては128tiの方がキャラクターにマッチしていると思います。
BMW 128ti F40が日本に導入されない理由は?
今回日本への導入が見送られたと言われているBMW 128ti F40ですが、その理由はハッキリとは分かりません。
しかし、可能性を考えると1シリーズ自体の販売は好調ですが肝心のスポーツモデルであるM135iの売れ行きが芳しくないことが原因だと思います。
日本ではBMWの入門車として位置づけられている1シリーズは、売れ筋はあくまでも実用的なモデルであってスポーティーなモデルではありません。
もちろん、M135iの価格が1シリーズとしては高額だという理由もあると思いますが、イメージ的にも実用車のイメージが強くスポーティな車というイメージはありません。
よってM135iよりも安価な価格設定が出来る128tiと言えども、スポーティなモデルをあえて日本に導入することは難しいのだと思います。
スポーツハッチ的なモデルがお好きな方には残念な情報ですが、そういう方々にはBMWではなくBMW MINIを購入して欲しい、というのがBMW JAPANの意向ではないでしょうか?
スタディ鈴木会長はブログで128tiの購入を表明
今回BMW 128ti F40が日本には導入されないという情報はスタディの鈴木会長のブログがネタ元になっています。
スタディと言えばBMW専門にカスタマイズやレース活動を行っている会社ですが、その鈴木会長がBMW JAPANに確認した結果が128tiの日本への未導入という結果でした。
しかし、鈴木会長は128tiがどうしても欲しいということで並行輸入で購入したことをブログで紹介しています。
やはり、小型軽量のハンドリングマシンという部分に惹かれたのが原因でしょうか?
この128tiはご自身で乗るために購入したのか?スタディでの販売目的で購入されたかは不明ですが、少なくても近い将来的にスタディで販売されることになると思います。
当然並行輸入で購入されているので左ハンドルになると思いますが、それでも128tiに乗ってみたいと思っている方は、スタディの中古車販売情報をチェックしておけば購入のチャンスがあるかもしれませんよ。
【引用・参照元】
https://note.com/studiebob/n/nca4c679f6e74