BMW自動車保険は3年契約の毎年払い
BMW自動車保険は新車購入時には3年契約で契約し、自動車保険料は毎年1年ごとに支払うシステムになっています。
この3年契約のメリットは、仮に契約期間中に自動車保険を使用しても等級が固定されるということが最大のメリットです。
通常自動車保険を使用して車を修理した場合は、3等級（修理内容に異なる）ダウンになり、ダウンした等級は毎年1年ごとに等級が回復し4年目に元の等級に戻ります。
しかし、3年契約のBMW自動車保険の場合は、1年目に自動車保険を使用した場合は、契約期間中は等級がダウンしないので、契約時の等級に基づいた保険料を支払います。
そして、3年契約が終了した際には、その後自動車保険を使用しなければ、次の自動車保険契約時には等級が元の等級に戻った状態で契約できますので、安心して保険を使用することができます。
もちろん、それ以外にも手厚い保障が付いていますので、他者の自動車保険よりは高いですがトータルメリットを考えてこれまでBMW自動車保険に加入していました。
今回私がBMW自動車保険に加入しなかった理由
私は基本どんなことがあっても保険で最大限保証ができるように補償金額は基本的にMAXで設定しますので、少し過剰な保険内容になっているとは思います。
しかし、これまでは加入のしやすさやトータルメリットでBMW自動車保険に加入していましたが、この見積もりを見た時点で加入するのを止めました。
理由は保険金額です。
見積書の最後の欄に3年分の毎年の保険料金が記載されていますが、毎年保険料が高くなっていることに気づきました。
これまでは、自動車保険というものは、自動車保険を使用しなければ保険料金は下がるものと認識していました。
私の場合は車両保険もエコノミーではないフルの車両保険に入っていますので、年々車両の価値が下がる訳ですから、その分の保険料金も下がるというのが私の認識です。
しかし、この見積書に記載されている保険料は毎年値上がりしています。
これは一体どういうことなんでしょうか？
ビッグモーターの自動車保険不正請求の影響ではない
私が最初に思ったことは、ビッグモーターの自動車保険の不正請求の影響かと思いましたが、それが保険料に影響を与えるには少し早すぎると思いましたので、ディーラーの営業マンに聞いたところ意外な答えが帰ってきました。
近年自動車の安全装備の充実によって自動車事故の減少、自動車修理機会の減少により自動車保険が支払い保険料は減少している。
しかし、逆に自然災害（台風や雹（ひょう）での保険金請求が増加しトータルで自動車保険の支払金額が増加していることが大きな理由だそうです。
BMW自動車保険は3年契約なので、3年先を見越した保険料金を設定しますので、このままの状態が続けば自動車保険料を値上げする可能性が高くなることを織り込んだ金額が見積もられているとのこと。
毎年自動車保険の保険料が値上がりする理由は説明で理解はできましたが、それはあくまでも仮説、推測の話なので必ず自動車保険料が今後値上がりする保証はありません。
であれば、1年ごとに自動車保険に加入した方が翌年の保険料が下がる可能性が残りますので、今回は3年契約のBMW自動車保険は加入せずに、別の1年契約の自動車保険に加入することにしました。
ちなみに、私が個人的にイチオシの自動車保険は三井ダイレクトです。
三井ダイレクトはネット通販型自動車保険ですが、走行距離による料金変動が他の自動車保険よりも低い設定になっていると思います。
ソニー損保などのネット通販型自動車保険は年間走行距離が増えるほど急激に保険料金がアップしますが、その傾斜が三井ダイレクトは少ないと感じています。
仮に年間走行距離が3000キロ未満というような場合は、三井ダイレクト以外のネット通販型の自動車保険がお得だと思います。
よって、今回はBMW自動車保険ではなく三井ダイレクトに加入することにしました。
嫁さんの車が三井ダイレクトなので、これで2台目割引も入ってお得です。
