BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ B6 2.8/2を普段使いする!ことはできるのか?考えてみた古い車には良い面もたくさんありますが、困ったことも多く有るのですが。

BMWアルピナ B6 2.8/2とは?

BMWアルピナ B6 2.8/2は、1992年から1993年にかけてアルピナ社が生産した希少なスポーツセダンです。

このモデルはBMWのE36型3シリーズをベースにしており、アルピナ独自のチューニングが施されました。

搭載されているのは直列6気筒DOHCエンジンで、最高出力は248ps、最大トルクは293Nmを発揮します。

加速性能は0→100km/hで6.9秒であり、最高速度は250km/h以上です(カタログ値)。

生産台数は世界限定181台と非常に希少であり、コレクターや自動車愛好家の間で高い評価を受けています。

BMWアルピナ B6 2.8/2は、その優れたパフォーマンスと希少性から、自動車史において重要な位置を占めるモデルの一つです。

古いBMW(アルピナ)を普段遣いで乗ることができるのか?

BMWアルピナ B6 2.8/2を普段使いする!

こちらの記事がクルマ好き、特にBMW好きな方々の中で少しバズっていましたので記事通りに普段使いできるのかを私なりに考えてみました。

結論的なことを先に書くとすれば「できる」というのが結論です。

ただし、この場合の「できる」には前提条件が付くことになります。

  • 故障することを前提に乗る
  • 定期的なメンテナンスを行う
  • できれば室内などはリペアする
  • 故障しても怒らない
  • 修理代金に糸目をつけない

おそらく約30年近く前に生産された車を普段使いで使用するのであればこれぐらいの覚悟と財力がないと厳しいのではないでしょうか?

故障することを前提に乗る

アルピナがどれだけ職人の手作りで組み立てられているとしても経年劣化には敵いません。

コストダウンされていない最後のアルピナと言われるB6 2.8/2と言えども状況は同じです。

なのでイチイチ故障するたびに腹をたてるようでは車を維持するだけでも無理と思われます。

定期的なメンテナンスを行う

ドイツ車は部品を定期的に交換しながら乗ることを前提に作られています。

これは新車でも同じです。

まして30年も前の車であればいたるところの部品が寿命を迎えることになります。

故障する前に部品を交換するには定期的なメンテナンスが必要です。

できれば車内などはリペアする

おそらく内装の革の状態が悪くなっている車両が多いと思います。

年式相応と言えばそれまでですが、アルピナならアルピナらいしい状態で乗りたい。

内装のリペアは必須になると思います。

故障しても怒らない

定期的なメンテナンスを行い、故障することが分かっていてもいつ故障するかは分からない。

いざ故障しても慌てず対応できる心の広さと余裕が必要です。

修理代金に糸目は付けない

正規代理店であるニコルでも30年も前の車の資料は完全には持っていないようです。

基本はBMWと同じ部品を使っていますが所々でスペシャルな部品が使われています。

しかし、ニコルではそういう情報を完全には把握していないので部品1つの手配に時間とお金が必要です。

結局は普段遣いできないのでは?

記事のタイトルからイメージするような、気軽に日常的な使用ができるか?と聞かれればBMW(アルピナ)のファン以外は余程の覚悟がないとおすすめできる車ではないと思います。

記事の筆者はそれなりのBMW(アルピナ)のファンと思われますので、そういう観点から見ればBMWアルピナ B6 2.8/2を普段使いで使用できるとカッコいいと思います。

私もそういうカーライフに憧れるタイプですから気持ちはよくわかります。

しかし、実際には車のボンネットもお開けたことがない人にはBMWアルピナ B6 2.8/2を普段遣いするのは無理でしょう。

とは言え、30年ほども古い車を300万円程度出して購入する段階でBMWアルピナ B6 2.8/2を普段遣いできる資格がある人だと認定することも可能と考えるのであれば、筆者のいう普段遣いは十分に可能と思われます。