医師や歯科医師の先生はBMWやそれ以外の輸入車に乗っている人が多い印象がありますが、なぜ医師や歯科医師は輸入車にのっているのでしょうか?
BMWだけではなく輸入車全般的に多い医師/歯科医師割引
経営者の皆さまへ、特別なご案内です。
企業経営者/医師・歯科医師/専門国家資格取得者に向けた特別なプログラム
BMWではこちらのサイトに記載があるように医師/歯科医師に対して購入サポート(特別割引)が用意されています。
私が知っている限りかなり前から医師/歯科医師に対しての特別割引の制度がBMWにはあったような気がします。
この医師/歯科医師を対象にした割引制度はBMWに限らず他の輸入車も積極的に行っている模様です。
例えば、こちらの写真は大阪府医師協同組合のHPですが、「提携特別ご優待による販売」として、BMW、MINI、ボルボ、Audi、ランドローバー、レクサス、アルファロメオ、フィアット、JEEP、ABARTH などという記載があります。
つまりこれらの輸入車(レクサスは除く)では積極的に医師/歯科医師を対象にした割引が設定されていることになりますので、各輸入車メーカーがこぞって医師/歯科医師に対して特別な割引を設定して販売につなげようとしていることが分かります。
なぜ医師/歯科医師に対して特別割引を設定するのか?
医師/歯科医師には基本的に2つのパターンに分かれると思います。
病院などに務める勤務医と自身で開業している開業医です。
このうち開業医の方は中小企業の社長や士業の方と同じ様に金銭的に余裕がある方や、会社の資金の使いみちを決定出来る経営者という位置づけになっている方が多いです。
もちろん勤務医でもBMWなどの医師/歯科医師の特別な割引の対象にはなりますが、メーカーが主にターゲットにしているのは一定のお金を動かすことが出来る開業医の方だと思います。
国産車に比べて輸入車は価格が高額な車が多いと思いますので、経済的に裕福な方や会社のお金を使うことが出来る経営者などをターゲットにするのは当たり前ですね。
なので医師/歯科医師というのはそういう高額な車を購入出来る人の一部を特定するためのキャッチコピーとして使われているだけでメーカーとしては輸入車を購入してくれる可能性の高い人に対する接点づくりだと言えます。
例えばこちらのBMWディーラーの場合は特別支援策として下記の職業を対象としています。
- 大企業(経営者)
- 中小企業(経営者)・士業
- 医師(医師協&一般医師)
- レンタカー会社
- 教習所
- 著名人
- 大使館・外交官・防衛省職員・自衛官
- ホテル/ハイヤー会社
自衛官が経済的に裕福で輸入車を積極的に購入するかは別ですが、このように医師や経営者を対象にした特別割引を積極的に設定していることが分かります。
医師/歯科医師割引でBMWがどのぐらい安く購入出来るのか?
こちらはたまたまググったら出てきた資料ですが、宮崎県医師協同組合でBMWを購入すると車両本体価格が8%割引になるそうです。
こういう具体的な値引き数値を誰でも見られるような形で公開しているのもどうかと思いますが、宮崎医師協同組合に加入の医師がBMW宮崎中央店で購入するとこの割引が適用されるみたいです。
仮に500万円の車を購入すれば40万円引き、1,000万円の車を購入すれば80万円引きなので結構な値引きになりますね。
しかし私が色々聞いた所によるとこれらの値引きには2つの種類があり、1つはBMW JAPANが行う値引き、2つめは各ディーラーが行う値引きがあるとのこと。
なので今回見つかったBMW宮崎中央店が行っている8%引きが全国で行われている訳ではないということだと思います。
BMW JAPANが負担する値引き+ディーラーが独自に設定した値引き=今回のBMW宮崎中央店の医師割引8%ということになるということです。
私が聞いた話だとBMW JAPANが負担する医師/歯科医師の割引は車両本体価格の2%程度だと聞いたことがあるので、それ以上に値引きが多い場合はディーラーが追加した値引きということになります。
確かに医師/歯科医師割引と謳っておいてたった2%だとかなり少ない印象で販売促進にはならないと考えて各ディーラーが追加の割引を設定しているのだと思います。
どうでしょうか?
医師/歯科医師割引の金額は思っていた以上に多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
個人的には思っていた以上に少ないな、という印象の方が強いです。
医師/歯科医師の方々に多く販売したいのなら思い切った価格で勝負しないと他社に負けてしまうと思うんですが、医師/歯科医師の先生たちは「特別」ですというだけで満足してBMWを購入してしまうってことなのかな?と思ったりもしますね。