ディーゼルエンジン車が生産中止になるBMW
BMW 1シリーズ F40
BMW2シリーズグランクーペ F44
BMW 4シリーズグランクーペ G26
BMW X3 G01＆ X4 G02
上記の各シリーズのディーゼルエンジン車の生産が4月から中止されました。
BMW JAPAN公式サイトからもまだ完全に修正はされていませんが、各シリーズの車種紹介ページからディーゼルエンジン車の記載が削除されている部分があります。
よって、2024年4月以降のこれらのシリーズではディーゼルエンジン車を購入することは、在庫車のみ、売り切れ終了ということになります。
1シリーズ F40や2シリーズグランクーペ F44などはガソリンエンジン車よりも、ディーゼルエンジン車の方が明らかにトルクが大きいため街乗りでの運転しやすいという評判。
よって、ガソリンエンジン車と同等又はディーゼルエンジン車の方が販売台数が多かったのでは？と思われます。
それよりも、X3 G01及びX4 G02に関しては、現在ガソリンエンジン車はM40iしか設定がありませんので、完全に売れ筋のグレードが消滅することを意味します。
今後以前設定されていた2000cc4気筒エンジンの30iなどが再度設定される可能性はあまり高いとは思えないため、BMW X3 G01やX4 G02の購入を検討されていた人は、購入する車種の再検討が必要になりそうです。
なぜ、BMWは一部のシリーズのディーゼルエンジン車を生産中止したのか？
詳細は不明ですが、考えられる理由は2つです。
1つはEVを買ってください。というBMWからの押し売り戦法です。
特にX3 G01やX4 G02の購入検討者には、ぜひiX3を購入してください、という強烈な押し売りではないでしょうか？
EVも以前ほどの人気？話題がありません、というかデメリットが認知されてきたことで人気が下降気味ですから、販売台数を増やしたいとメーカーは考えていると思います。
もちろん、iX3だけではなくiX1やiX2も検討してください、というメッセージも込められています。
車格から言えば、iX1やiX2の場合は、ダウングレードする感覚があると思いますので、多くの方はあまりその選択肢は選ばないとは思いますが。
2つ目は新型X1 U11及び新型 X2 U10をを購入してください、というBMWの押し売り戦法です。
この中にはEVのiX1やiX2も含まれます。
こちらの記事でも書きましたが、BMWは現在各シリーズの統廃合とEV用の新しいシリーズ構成を検討していると言われています。
よって、今回ディーゼルエンジン車が生産中止されたシリーズに関しては、統廃合の対象になっている可能性があります。
あと例外的に考えることができるのが、X3 G01のフルモデルチェンジの問題。
新型BMW X3 G45の生産は2024年8月から開始されるとの話もありますので、その場合は日本でも2024年末には新型のBMW X3 G45が発売される可能性があります。
よって、このフルモデルチェンジのタイミングで、ディーゼルエンジン車をラインナップする可能性はあります。
ちなみに、X4の新型は開発されていないと思われますので、X4に関してはG02が最後のX4になる可能性が高いです。
3年後の私のBMW X4 xDrive 20d G02のリセールバリューが楽しみ
私は2023年10月にBMW X4 xDrive 20d G02を購入しました。
バリューローンで購入していますので3年後に返却、買取、再ローンのいずれかを選択する必要があります。
今回のX4 G02のディーゼルエンジン車が生産中止されたことで、私のX4も最終に近い時期のディーゼルエンジン車ということになります。
2026年10月頃にEVが爆発的に普及しているとは考えにくい訳ですから、多くの人はX3やX4のディーゼルエンジン車の中古車が人気が高くなります。
よって、私のX4 G02のリセールバリューは残価（今回クローズドなので固定）を大きく上回る可能性が高くなるため、その場合は私は一度買取って、下取りに出す、買取店に高く売ることができるので乗り換える際の金銭的負担が軽減できる可能性が高まりました。
これは可能性の問題ですので、実際にどうなるかは不明ですがその可能性が出てきたことは確かです。
よって、BMW X3 G01やX4 G02の20dユーザーの人は買取相場を定期的にチェックして高値で売ることができるかもしれません。
BMW X3 G01やX4 G02の20dの相場のチェックをする方法としても、私のスマホ1つでBMWを高く売る方法が使えますので、ご参考になれば幸いです。
Reference：tomeiyokohama-bmw-blog.com
