BMWが新たに導入した「リモート・エンジン・スタート」機能は、My BMWアプリを通じてスマートフォンから車両のエンジンを遠隔操作で起動し、快適な温度に車内を調整することが可能です。特に、暑い夏や寒い冬に便利で、出発前にエアコンやヒーターを作動させておくことができます。
BMWの新機能「リモート・エンジン・スタート」とは?
BMWの新機能「リモート・エンジン・スタート」は、My BMWアプリを介してスマートフォンから車両のエンジンを遠隔操作で起動し、エアコンやヒーターを作動させることができる革新的な機能です。
これにより、快適な温度に車内を調整し、乗車前にはすでに快適な状態を整えることが可能です。
特に、厳しい気象条件下での利用価値が高く、暑い夏や寒い冬の日々に大きな助けとなります。
また、出発時刻を予め設定して遠隔でエンジンを起動することも可能です。
しかしながら、この機能は一部のBMW車両にのみ搭載されており、対象車種によっては利用できない場合もあります。
リモート・エンジン・スタート対象車種と機能の特徴
(引用元:youtube.comより)
「リモート・エンジン・スタート」機能は、特定のBMW車両に限定されています。
対象車種には、日本国内で新車として販売される一部のガソリンエンジン搭載モデルが含まれます。
具体的には・・・
- BMW 5シリーズ
- BMW 5シリーズツーリング
- BMW 7シリーズ
- BMW X1
- BMW X2
- BMW X5(X5 Mを含む)
- BMW X6(X6 Mを含む)
- BMW X7
が挙げられます。
これらのモデルは、BMW正規ディーラーで新車として販売されており、ディーゼル車は対象外となっています。
おおむね最新のiDrive8.0または8.5が搭載されている車両が対象車種に該当するのかな?という印象です。
この機能の特徴は、My BMWアプリを通じてスマートフォンから遠隔操作でエンジンを起動し、エアコンやヒーターを作動させることができる点です。
例えば、暑い夏や寒い冬の日々には、事前にエアコンやヒーターを作動させておいて、車内を快適な温度に調整できます。
また、出発時刻を予め設定して遠隔でエンジンを起動することも可能です。
しかし、一部のモデルや生産時期によっては、この機能を利用できない場合もあるため、購入前にBMW正規ディーラーに問い合わせることが重要です。
価格が高い?問題とその対策案
BMWの「リモート・エンジン・スタート」機能の価格は・・・
- 1ヶ月の利用料金が2,180円
- 1年間の利用料金が21,800円(約1,817円/月)
- 3年間の利用料金が34,800円(約967円/月)
- 無期限の利用料金が49,800円(約830円/月)*5年で計算
これらの価格は、利用期間に応じて異なりますが、いずれも高額な価格帯に位置しています。
この高額な価格に対処するためのユーザー側の対策としては、まず利用頻度や必要性を検討することが重要です。
価格を支払う価値があるかどうかをよく考え、実際に必要な場面での利用を見据えて判断することが必要です。
また、長期的な視点で見ると、1ヶ月や1年の利用料金を支払うよりも、3年間や無期限のプランを選択することで、総支払額を削減することができます。
これにより、単価を下げることができ、長期的な利用を考える際に有益です。
さらに、BMWがキャンペーンやセールを実施している際には、そのタイミングを狙って購入することも一つの方法です。
特別なプロモーションや割引がある場合には、価格を抑えることができ、コストパフォーマンスを向上させることが可能です。
純正以外のリモート・エンジン・スタート装置の価格は?
例えば、国産車の場合はこのようにカーメイトなどの日本のメーカーからリモートエンジンスターターが販売されています。
価格帯は1.5万円程度から3万円弱程度で販売されています。
こちらはリモコンになりますので、実際に取り付ける際には専用ハーネスなどを別途購入する必要があります。
ちなみに、このカーメイトのリモコンエンジンスターターの適合車種一覧にはBMWは含まれていませんでした。
基本的には国産車向けの商品ですね。
ちなみに、Amazonで購入できるものでBMW対応のエンジンスターターがこちらになります。
恐らくは中国製だと思いますが、価格は約5万円で一式セットになっている模様。
ただし、このユピテル製エンジンスターターユピテルVE-E9910stだとBMWにも取り付けができるらしい。
その代わりポン付けは難しいみたいですので、専門店に依頼することになりますが。
このようにBMWには純正品以外のエンジンスターターを取り付けるには国産車ほど簡単ではなく、また取り付けるには専門店に依頼することを考えると、今回BMWがサービスを開始したリモート・エンジン・スタート装置のサブスクは思ったほどは高くないのかもしれません。
Reference:motor-fan.jp