BMWが「XB8」として商標登録:アルピナ最上級SUVとしてXMがその候補か?

BMWが「XB8」として商標登録:アルピナ最上級SUVとしてXMがその候補か? BMW
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BMWが「XB8」という名称を商標として登録した、という海外報道が出てきました。

「XB8」とBMWから連想できるのは、現在BMWが商標権を持つアルピナのモデル名です。

現在BMWのX7 G07をベースに販売されているのが、アルピナXB7 G07です。

よって今回の「XB8」という名称はアルピナ XB7の上位モデルを連想するのは当然です。

現在この「XB8」に該当するモデルは販売されていないことから、新型車の発売か?と考えてしまいます。

ただ、商標登録は“新型車の発売確定”とイコールではありません。

本記事では、XB8の商標登録の意味を整理しつつ、なぜBMW XMが候補として名前に挙がるのかを、私なりに解説します。

❗️記事3行まとめ

BMW XB8商標登録の意味を整理

商標登録=発売確定ではない理由

アルピナ最上級SUV候補にXMが挙がる訳

BMWが「XB8」を商標登録したという事実

BMWが「XB8」を商標登録したというニュースの概要

今回注目されているのは、BMWが「XB8」という名称を商標として登録した点です。

BMWのネーミングルールを踏まえると、XはSUV系モデル、B8はアルピナがこれまで使用してきたグレード記号を連想させます。

そのため、このXB8という名称は、アルピナ文脈におけるSUVモデル名として“使える状態”にあると受け止められています。

XB8という名称がアルピナSUVを想起させる理由

アルピナはこれまで、XB7のようにBMWのSUVをベースにした上級モデルを展開してきました。

その流れで考えると、数字が「8」に上がるXB8は、XB7よりも上位、あるいは別の最上級ポジションを示す可能性があります。

私自身も最初にこの名称を見たとき、「アルピナ最上級SUV用の名前を先に押さえたのでは」と感じました。

商標登録=新型車発売ではない点に注意

ただし重要なのは、商標登録がそのまま新型車の発売を意味するわけではない点です。

自動車メーカーは、将来使う可能性のある名称や、防衛目的のために商標を先行して確保することが珍しくありません。

実際、登録されたまま使われない名称もあれば、数年後に突然登場するケースもあります。

ですのでXB8についても、現時点では「使う選択肢を確保した段階」と理解するのが現実的だと私は考えています。

XB8という名称が示すアルピナSUVの位置づけ

XB7の存在から見えるアルピナSUVの系譜

BMW アルピナ XB7 試乗記

アルピナのSUVといえば、まず思い浮かぶのがXB7です。

XB7はX7をベースに、アルピナらしい快適性と高性能を両立させたモデルとして位置づけられてきました。

私自身も、XB7は「速さを誇示するSUV」ではなく、「余裕を楽しむSUV」だと感じています。

その流れで考えると、XB8という名称は、XB7の延長線上、もしくはその上に置かれる新たなポジションを示唆しているように見えます。

「8」という数字が持つフラッグシップ的な意味

BMWやアルピナのネーミングにおいて、「8」という数字は特別な意味を持ちます。

セダンでもクーペでも、8が付くモデルはブランド内での最上位や象徴的存在であることが多いからです。

そう考えると、XB8は単なる派生モデルではなく、「アルピナ最上級SUV」を想定した名称として用意された可能性が高いと私は見ています。

少なくとも、XB7の単純な置き換えでは説明がつかないネーミングです。

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BMW Mが手がけた異色のフラッグシップSUV

BMW XMは、Mモデル専用車としてBMW M社の50周年記念モデルとして開発されたSUVであり、既存のX5やX7とは成り立ちが大きく異なります。

BMWのSUVラインナップの中でも、サイズ、価格、キャラクターのすべてが突出しており、「フラッグシップ」としての役割を明確に与えられた存在です。

私も初めてXMを見たとき、その存在感は他のBMW SUVとは別物だと感じました。

評価が分かれやすい理由とその立ち位置

一方でXMは、デザインやコンセプトの面で賛否が分かれやすいモデルでもあります。

MらしさをSUVにどう落とし込むかという挑戦的な位置づけゆえ、従来のBMWファンほど戸惑いを覚えやすいのかもしれません。

ただ、車格やパッケージだけを冷静に見ると、これほど「最上級SUV」という言葉が似合うBMWは他に見当たらないのも事実です。

この点が、後述するXB8候補説につながる重要な前提になります。

なぜXMがアルピナXB8の候補と見られるのか

車格とポジションが示す現実的なベース候補

XB8がアルピナ最上級SUVを想定した名称だとすれば、そのベース車両には相応の車格が求められます。

その条件に当てはめると、現行ラインナップの中で自然に浮かび上がるのがXMです。

サイズ、価格帯、フラッグシップという役割をすでに担っており、XB7以上の位置づけを与えるには、XMほど分かりやすい土台は他に見当たりません。

「延命」ではなく別ブランド展開という見方

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一部では販売不振のXMに対する延命策ではないか?という見方もありますが、私は少し違う印象を持っています。

アルピナはMとは価値観が異なり、速さや刺激よりも、上質さや余裕を重視するブランドです。

XMの持つパッケージをベースに、キャラクターを大きく作り替えることで、Mモデルとは別の最上級SUVを成立させる余地があると感じます。

これは延命というより、XMという存在を“別の文脈で活かす”発想に近いのではないでしょうか。

商標登録段階だからこそ見える可能性

もっとも、これはあくまで現時点での整理と推測にすぎません。

商標登録は選択肢を確保した段階であり、最終的にどのモデルがXB8として世に出るかは、まだ決まっていない可能性もあります。

ただ、条件を冷静に並べていくと、XMが候補として語られる理由には、一定の説得力があると私は考えています。

また、こんな妄想を考えるのも車好き「あるある」であり、妄想が現実になる、ならないは別の話ということになります。

まとめ:「XB8」の商標登録とXMをどう見るべきか

BMWが「XB8」を商標登録したという事実は、アルピナが将来的に最上級SUVを用意する可能性を示す一つの材料です。

ただし、商標登録は発売を約束するものではなく、あくまで選択肢を確保した段階にすぎません。

その前提に立ったうえで見ると、車格やポジションの面からXMが候補として挙がるのは自然な流れだと感じます。

とはいえ、現時点で断定できることは何もなく、今後の公式な動きや追加情報を待つ必要があります。

過度に期待しすぎず、冷静に続報を追う姿勢が、この手の話題を楽しむうえでちょうど良い距離感ではないでしょうか。

Reference:carbuzz.com

よくある質問(FAQ)

Q1. BMW XB8の商標登録とは何ですか?

BMWがXB8という名称を商標として押さえた動きのことです。車名として使う可能性を確保するための手続きで、名称を法的に保護する狙いがあります。

Q2. 商標登録されたらXB8は必ず発売されますか?

必ず発売されるとは限りません。自動車メーカーは将来の候補名を先に確保したり、防衛目的で登録したりすることもあるため、商標登録=発売確定ではありません。

Q3. なぜXB8はアルピナ最上級SUVだと注目されるのですか?

XがSUV系、B8がアルピナの伝統的な記号を想起させるためです。さらにXB7の流れを踏まえると、8という数字がより上位のフラッグシップを連想させます。

Q4. BMW XMがXB8の候補と見られる理由は何ですか?

XMは車格・価格帯・フラッグシップ性が突出しており、最上級SUVという条件に合いやすいからです。XMのパッケージを別ブランド文脈で活かす発想として語られています。

Q5. 今後いつ頃、XB8の正体が分かりそうですか?

商標登録だけでは時期は読めません。今後は追加の商標出願、量産車の目撃情報、公式発表など具体的な動きが出てくるかが判断材料になります。

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