2026年発売予定と報じられている次期BMW X5(G65)は、いよいよ「顔つき」が見えてきました。
スウェーデンの薄明かりで撮られたスパイ写真からは、フロントのデイライト形状やリアの発光パターンが具体的に確認できます。
この冬季テスト車両は量産ヘッドライトと最終形に近いテールライトを装備しており、これまでの開発車両よりも量産型に近いデザインの車両と考えられます。
本記事では、X3 G45で見られたノイエクラッセ風デザインから一歩進化したように見える、BMW X5 G65のライトデザインを中心に整理していきます。
❗️記事3行まとめ
✓BMW X5 G65はX3 G45と同じ顔にはならない
✓量産に近いスパイ写真からライトの違いが明確に見えた
✓上級SUVらしさを演出する光の使い分けがポイント
最新スパイ写真で見えたBMW X5 G65のライトデザイン
線で表情を作る新しいデイライト構成
今回確認されたX5 G65のフロントライトでまず目を引くのが、デイライトの構成です。
発光部分は面ではなく、細いラインを組み合わせた構造になっており、斜め方向に配置されたダブルバーが印象を作っています。
現行X5のような塊感のある表現とは異なり、輪郭を光で描くようなデザインに変わってきました。
この方向性はX3 G45で見られたノイエクラッセ風の表現と共通点を持ちながらも、そのまま流用したものではありません。
X5では車格に合わせ、発光ラインの間隔や見せ方が整理され、落ち着いた印象にまとめられています。
写真を見て私が感じたのは、派手さよりも上質さを優先した設計です。
キドニーグリルと一体で成立するフロントの光演出
フロント全体を見ると、キドニーグリルは現行型よりコンパクトになっているように見えますが、その存在感をライトが補う構成になっています。
グリル周囲を縁取るような光の処理が確認でき、サイズを抑えながらも視線を自然に中央へ集めています。
巨大なグリルで主張するのではなく、光の演出でフロントフェイスを成立させる考え方は、近年のBMWデザインの流れとも一致します。
X5 G65ではこの手法がより洗練され、フラッグシップSUVらしい落ち着きを感じさせます。
リアは横方向を強調するワイドな発光パターン
リアライトについても、量産型に近い造形が確認できます。
左右をつなぐようなワイドな発光パターンが採用され、車幅の広さを強調するデザインです。
中央付近はBMWエンブレム部分で区切られていますが、全体としては一文字テールに近い印象を受けます。
このリアの光り方は、X3 G45よりも明確に上級SUVとしての存在感を意識したものです。
ライトの構成だけを見ても、X5 G65がX3とは異なる役割を担っていることが伝わってきます。
X3 G45のライトデザインと何が違うのか
発光要素の構成と見せ方の違い
X5 G65のライトデザインを理解するうえで、比較対象として分かりやすいのがBMW X3 G45です。
X3 G45では、ノイエクラッセを思わせるシンプルで直線的な発光要素が採用され、ライトそのものがデザインの主役として前面に出ています。
特にデイライトは、グラフィックとしての分かりやすさが重視され、ひと目で新世代と分かる表現です。
一方、X5 G65のライトは、同じ流れを感じさせながらも構成がより複雑です。
発光ラインは複数に分かれ、フロント全体の造形と一体で成立するように設計されています。
ライト単体で主張するというより、ボディ全体の中で役割を果たす存在になっている点がX3との大きな違いです。
車格を意識した光の使い方
私が両者の写真を見比べて感じたのは、光の「強さ」ではなく「使い方」の違いです。
X3 G45はコンパクトSUVとして、軽快さや新しさを前面に出したライト表現ですが、X5 G65は上級SUVとして落ち着きと厚みを感じさせます。
発光面積や配置も、見る角度によって印象が変わるよう工夫されており、単純な流用ではないことが分かります。
この違いから、X5 G65はX3 G45と同じデザイン言語を使いながらも、明確に別のクラスとして描き分けられていると整理できます。
なぜBMWはX5とX3でライトデザインを分けたのか
BMWがX5とX3でライトデザインを明確に分けている理由は、単なるサイズ違いではなく、モデルごとの役割をはっきりさせるためだと考えられます。
X3はブランドの中核を担う量販SUVであり、新しいデザインや技術を分かりやすく表現する役目があります。
一方でX5は、SUVラインアップにおけるフラッグシップ的な存在です。
そのため、奇抜さや分かりやすさよりも、時間が経っても古さを感じさせない安定感が重視されます。
ライトデザインも同様で、X5 G65では主張を抑えつつ、質感や完成度で差を付ける方向に見えます。
私自身、この差別化はBMWらしい判断だと感じました。
すべてのSUVを同じ顔に揃えるのではなく、ライトだけで車格の違いを伝える設計は、長く乗るユーザーにとっても納得感があります。
まとめ:BMW X5 G65のライトはX3 G45とは明確に異なる
最新のスパイ写真から見えてきたBMW X5 G65のライトデザインは、X3 G45と同じ方向性を感じさせながらも、明確に別物として仕上げられています。
発光ラインの構成や光の使い方は、上級SUVとしての落ち着きと存在感を意識したものです。
X3 G45が新しさを前面に出すのに対し、X5 G65は完成度と品格を重視している点が印象的です。
ライトデザインだけを見ても、BMWが両モデルをきちんと描き分けていることが分かります。
Reference:bimmertoday.de
【参照記事】
2027年 新型BMW X5 G65の開発車両をスクープ:そこから見える新事実
よくある質問(FAQ)
Q1. BMW X5 G65のライトデザインは何が新しいのですか?
最新スパイ写真で確認できる範囲では、面で主張するよりも、複数の発光ラインで輪郭を作る構成が特徴です。フロントは線の組み合わせで表情を作り、リアは横方向を強調する発光パターンが見えています。
Q2. X3 G45とX5 G65のライトは共通デザインですか?
方向性としては近い要素がある一方で、X5 G65はライト単体の主張ではなく、フロント全体の造形と一体で成立する設計に見えます。車格に合わせた描き分けがされており、単純な流用ではないと整理できます。
Q3. スパイ写真のライトは量産仕様と考えてよいですか?
冬季テスト車両では量産ヘッドライトと最終形に近いテールライトが確認でき、従来の試作段階より量産に近い部品が付いている可能性が高いです。ただし最終仕様は今後の追加情報で確定します。
Q4. BMWはなぜX5とX3でライトデザインを分けるのですか?
SUVの車格と役割を明確にするためです。X3は新しさを分かりやすく表現しやすい一方、X5は上級SUVとして落ち着きや品格を重視し、ライトも完成度で差を付ける方向に見えます。
Q5. BMW X5 G65のライトで今後どこに注目すべきですか?
デイライトの最終的な発光グラフィック、キドニーグリル周辺の光の処理、リアの発光帯の太さや内部造形です。追加のスパイ写真や公式発表で、量産仕様の確定ポイントが増えていきます。










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