2023年に発売が開始されると思われる新型BMW5シリーズ G60の開発も終盤に差し掛かっていますので、そろそろデザインもある程度予想が出来そうです。
新型BMW5シリーズ G60のヘッドライトは7シリーズとは差別化
こちらの記事にも書きましたが新型BMW5シリーズ G60のフロント部分のデザインは7シリーズ G10やX7 G07のようなヘッドライトとデイライト部分が分離した形状になることが今回のスクープ写真ではっきりとしました。
TOPのスクープ写真を見れば分かりますが、ヘッドライトの形状は現行型の5シリーズ G30に似たデザインになっています。
LCIされた5シリーズ G30のようなヘッドライトを区切ったようなデザインになり、デイライトとウインカーがヘッドライトを囲むような形で点灯しているのが写真で確認することが出来ます。
これは明らかに7シリーズ G10やX7 G07との大きな差別化を意味し、7シリーズ以上と5シリーズ以下のシリーズで車の「格」が違うことを明確に意識させていることになります。
7シリーズ以上はよりアッパークラスへ、5シリーズ以下はミドル、ベースクラスへと今まで以上に差別化されていくことになりそうです。
新型BMW5シリーズ G60のキドニーグリルはほぼ現行型通り
ヘッドライト同様にキドニーグリルに関しても大きな変更点は無さそうです。
多少縦横のサイズが大きくなっているように見えますが、4シリーズほどの強大なキドニーグリルにはなりません。
またキドニーグリルのルーバーに関してもこれまで通りの縦型のルーバーになっている(少しルーバーが強調されているようには見えますが)のも従来どおりです。
ただしBMW M5 G90に関してはこちらの記事にも書きましたがキドニーグリルのルーバーは縦型ではなく横型になります。
現行型のM3 G80やM4 G82と同様にMモデルのキドニーグリルのルーバーは今後は全て横型に統一されていますので。
新型BMW5シリーズ G60のフロントバンパーは3シリーズ LCI的なデザイン?
フロントバンパーに関しては偽装がまだ分厚いためそのデザインははっきりとは分かりません。
しかしヘッドライト下に縦型のスリットが入っていることを考えると先日LCIされた3シリーズ G20同様にフロントバンパーの両サイドに縦長のスリットが入り、センター部分には大型のエアダクトが設置されると思われます。
センターの大型エアダクトからサイドのスリットにかけて鋭角的なデザインになっているLCIされた3シリーズ G20と同様にスポーティーな印象になるのではないでしょうか?
新型BMW5シリーズ G60は2023年にも発売が開始されることから、今後ますます偽装が薄くなることで全体のデザインが確認出来るようになると思います。
7シリーズと3シリーズの隙間を埋める立ち位置の5シリーズがどのように進化するのか?今から楽しみですね。
【引用・参照元】
BMW 5er 2023: Neue Erlkönig-Fotos zeigen weitere G60-Details