ACシュニッツァーはBMW M2 G87のパワーアップキットの発売を予定
BMW愛を持つ名だたるチューナー、ACシュニッツァーが、G87型BMW M2向けの包括的なアフターマーケットパーツ群を発表しました。
G87型BMW M2に施されたカスタムボディパーツや新たな鍛造ホイール、内装の微調整によって、より攻撃的なスタイルが演出されています。
さらに、近い将来にはパワーアップグレードも予定されています。
ACシュニッツァーはBMWのほぼすべての車種にカスタムパーツを提供していますが、中でもMモデルに関してはアルピナとは違う方向性でアップグレードを目指しているところが面白いと思います。
第一弾はボディアップグレードとサスペンションチューン
初期段階では、ドイツのチューナーは2ピースのリアスポイラーまたはより大きなウィング、屋根取り付けのスポイラー、そしてサスペンションのローリングキットなど、複数のオプションを提供しています。
サスペンションキットによって、スポーツクーペは前軸で20-25 mm、後軸で15-20 mmだけ路面に近づけられます。
110 mmのクアッドエキゾーストティップや、先月発表された20インチと21インチのTechgold仕様のAC4 Lightweight鍛造ホイールも選択肢に加わっています。
ACシュニッツァーのサスペンションに関しては、昔から乗り心地、スポーツ性能の両方に優れた性能を発揮することで知られていますので、サスペンションは特に興味が高いです。
第二弾はパワーアップグレードへの期待
一部の部品はカムフラージュで覆われていますが、それはまだ開発中であることを示しています。
ACシュニッツァーは新しいフロントグリルやスプリッター、エアインテーク用のカナードやウィングレット、異なるサイドスカート、見直されたリアディフューザーなどを開発中です。
これらのアップグレードは、近い将来にステンレス鋼のエキゾーストシステムとともに提供される予定です。
チューナーはさらに、前軸で25-35 mm、後軸で10-20 mmだけ車高を下げる調整可能なサスペンションも開発中です。
当然のことながら、完璧なチューニングパッケージにはボンネットの下のパワーアップグレードも欠かせません。
S58エンジン搭載のモデルは工場出力で460 hp（338 kW）を発揮しますが、これはまだそのポテンシャルの一端に過ぎません。
BMW自身も、来年にはM2 CSでこの値を超えることが期待されており、AC Schnitzerからも500 hpを超える出力アップグレードが期待されます。
個人的にはノーマルのBMW M2 G87のフロント周りのデザインが好きではありません。
無骨というか昔のランエボのようなガンダムチックな印象を受けます。
しかし、写真の偽装がされているACシュニッツァーのエアロパーツには好感が持てるような気がします。
パワーアップはBMWもM2 CS G87の開発を進めていることから、比較的容易に達成することが可能と思われますが、どのような味付けになるのかは？が楽しみですね。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2023/08/24/2023-bmw-m2-ac-schnitzer-tuning/?fbclid=IwAR19HNSaFaiwonvucXz1Jx5DrCgV48JYNDj1kQU97-RRGgPpukV1JfJFmh4
