前回は新日本海フェリーに乗って小樽まで来たお話でした。
今回は実質北海道1日目のドライブ、小樽→積丹半島1週→ニセコパノラマライン→函館山展望台という総走行距離400kmのドライブについてお伝えします。
1日400kmでもX4のトルク満々の走りで楽勝ですよ。(少し盛ってますけど。。。)
余市宇宙記念館は閉館日で残念
前日新日本海フェリーで京都の舞鶴港から小樽港へ約20時間の船旅を終えた私は、小樽市内のホテル「COZY INN OTARU」に宿泊。
そして、本日は積丹半島からのニセコパノラマライン、そして最終目的地の函館市を目指します。
余市宇宙記念館とは
余市宇宙記念館(スペース童夢)は、1998年に日本初のスペースシャトル搭乗員・毛利衛さん(余市町出身)の偉業を称えて開館した学びの施設です。
館内では、宇宙実験棟「きぼう」やハッブル宇宙望遠鏡の模型、宇宙食や訓練服、宇宙桜など、宇宙の知識と体験を通じて「地上の宇宙ステーション」を再現。
余市と宇宙の深い関係性は、まさに毛利さんによってつくられました。
1992年の宇宙飛行中、母校の黒川小学校と交信し“世界初の宇宙授業”を実施するなど、故郷と宇宙との架け橋に。
道の駅「スペース・アップルよいち」内に立地し、リンゴ(余市名産)と宇宙を結ぶ仕掛けも魅力です。
プラネタリウムや3Dシアターもあり、宇宙への好奇心を刺激しつつ、地域発の科学文化振興が体現されています。
道の駅 スペース・アップルよいち(余市市)
まずは積丹半島を目指していますので、その根本にあるこの道の駅をスタート地点に選びました。するとたまたま見つけたのがこの余市宇宙記念館。
当日はなぜここに宇宙記念館?と思いましたが、ググってみてやっと納得。毛利さんの故郷がここ余市市だったんですね。
せっかくなので少し覗いて行こうと思ったのですが、本日休館日の看板。
私が余市宇宙記念館を訪れたのは月曜日の朝。そして、公式HPには月曜日が休館日と記載がありましたので、除くこともできずに早々に立ち去ります。
積丹半島 雨のドライブ
積丹半島ってどこ?
積丹半島(しゃこたんはんとう)は北海道西部、後志(しりべし)地方に位置し、小樽市の西側から日本海に向かって突き出した半島です。
札幌から車で約2時間、ニセコや余市からもアクセスが良く、北海道の日本海沿岸を巡るドライブコースの要所です。
半島の中央には積丹町があり、その周辺に神威岬(かむいみさき)や島武意海岸などの絶景スポットが点在します。
沿岸部は国定公園に指定され、積丹ブルーと呼ばれる澄んだ海が魅力で、道道913号・道道998号を通るルートが特に人気です。
積丹ブルーも絶景スポットも雨で見えず
前日から小樽市内は雨が降っていましたが、当日も小雨が降り続く天気。
そして、天気は積丹半島も同様。
せっかく北海道まで来たにも関わらずこの天気に私の日頃の行いを反省しながら走ります。
天気が良ければどこかに車を止めて写真を撮影するところですが、雨がずっと降っている&時々本降りになるなど、とても写真を撮影できる状態ではなかったので、積丹半島のドライブはあまりお伝えすることがありません。
あと、できればドライブする道すがら、ずっと看板が出ている「ウニ丼」にも心が引かれますが、まだ午前中なのでお店も開店前で食することもできません。
非常に心残りのドライブです。
また、更に追い打ちをかけるように、動画撮影用のスタンドが破損。
適切な場所にカメラを設置させることができず、自動車系YouTuberとしてはとてもみっともない動画しか撮影できていないのも日頃の行いかもしれません。
神威岬駐車場は強風で体感温度は5度以下
唯一積丹半島ドライブで車を止めた場所が神威岬の駐車場。
この地域だけ私が訪れた時には雨も一時的に止んでい立ち寄ります。
この日は5月末ごろの月曜日ということで、インバウンドの観光客も日本人観光客もいないほぼ貸切状態の駐車場です。
とは言え、1台だけ観光バスが駐車場に止まっていましたが、そのバスから降りてこられたインバウンド観光客の方が、神威岬の看板の前で10分以上記念撮影されていました。
私は言葉が通じないので、10分ぐらい後ろで待っていたのですが、私には全く気づかない?気にしていない?のかは不明ですが、注意するのもめんどくさいので神威岬の看板の撮影は諦めです。
一応別の場所に神威岬自然公園の看板があったので、こちらを記念と説明文を後で読み返すために撮影。
看板の説明書きをざっくりと要約すると、
神威岬自然公園(カムイミサキ ネイチャーパーク)は、積丹半島の西端に位置する景勝地で、日本海に突き出す断崖絶壁と美しい海景が特徴です。
晴れた日にはリシリ山を望むこともできます。
岬の遊歩道(チャレンカの小道)は約770mで、約20分の散策が楽しめます。
途中には灯台や女人禁制の門など、歴史的な見どころも。
駐車場・トイレ・売店も整備されており、観光シーズンは8:00~18:00に開放されています。
みたいなことが書かれています。
本当なら、私もここに書かれている岬の遊歩道(チャレンカの小道)を歩くところですが、今回は先の予定も詰まっていますので、小道を歩くのは断念して、次の目的地に向かいます。
ちなみに、この時の神威岬駐車場の気温は9.5度です。
私がここを訪れたのは5月下旬ですから、私はかなる薄手の格好でここを訪れていますが、正直風もかなり強くてめちゃくちゃ寒い。
体感温度は5度以下という感じなので、とても遊歩道を歩く気にはなれない、というのが本音ですが。
道の駅いわない(岩内町)は食事ができない
神威岬を出発し次の目的地の道の駅いわないを目指します。
予定では岩内町に到着するころにお昼になると思いますので、道の駅で地元のものを食べることができればと思っていたのですが・・・。

道の駅いわないには、観光案内と物産館はありますが、それ以外の施設は何もありません。
ちなみに、車の専用駐車場もなく、近隣の公共駐車場に駐車することになります。
よって、この近隣で食事をする店を探さないといけないのですが、さっと見渡した限りお店も飲食店も見当たりません。
どうもこの周辺は岩内町の中心地ではない?感じですが、次の経路を考えるとあまり遠くには行きたくない。
仕方がないので車で周辺を見て回ると、直ぐにコンビニがありましたので迷うことなく駐車します。
北海道といえば、セイコーマートですが、私はまだセイコーマートで買い物をしたことがありません。
なので、今回はセイコーマートでお弁当を食べることに。
ちょうど店内には作りたてのジンギスカン弁当がホカホカで店頭にならんでいましたので、こちらも迷わず購入。
やっと、腹ごしらえができたので、次の目的地であるニセコパノラマラインを目指します。
ニセコパノラマラインは濃霧で何も見えず
ニセコパノラマラインとは?
ニセコパノラマライン(道道66号線)は、北海道の岩内町とニセコ町を結ぶ山岳道路で、ニセコ連峰の雄大な風景を楽しめる人気のドライブルートです。
ただし冬季は積雪のため通行止めとなり、毎年11月初旬から翌年5月下旬まで閉鎖されます。
例年の開通時期は5月下旬で、具体的な日程は天候や除雪状況により変動します。
開通直後は雪の壁が残る絶景が楽しめ、春の観光名所としても知られています。
ドライブやツーリングに最適ですが、最新の道路情報の確認が必要です。
本当はGW期間に訪れる予定でしたがまだ開通していなかった
今回の北海道ドライブ旅行は本当はGW期間に行く予定で計画していました。
しかし、一番の目玉であるニセコパノラマラインが5月20日前後にしか開通しないことが分かったので、今回はこの時期に北海道を訪れることになりました。
しかし、積丹半島同様にパノラマラインを駆け上がっていくほどに、雨と濃霧がひどくなります。
積丹半島よりも雨脚が強く、また視界も一部運転に支障がでる状態です。
よって、とても車を止めて景色を楽しめる状態ではありません。
雪の壁なども溶けてしまって所々に雪が残る程度でしたが、道自体は走っていてとても楽しい道でした。
今回はX4という決してスポーツカーではない車でしたが、それでもこの道を走りに来て間違いはなかったと思える道です。
強いて言えば、景色を楽しめるような展望台などがほぼ無かったので、晴天時に訪れても車を止めて景色を眺めることができる場所がどの程度あるのか?が少し心配ではあります。
道の駅ニセコビュープラザのソフトクリーム
結局ニセコパノラマラインはニセコ側に到着した頃には雨も上がり上のサムネのような天気になっています。
どうも私は肝心なところで雨になる雨男なのかもしれません。

確か、過去にもビーナスラインを走りに行った時も雨、濃霧で全く景色を眺めることができなかった。

そして、四国のUFOラインに初めて行った時も暴風雨だった気がします。
どうも山の上との相性が悪いことがハッキリした私は、次の目的地である道の駅ニセコビュープラザへ向かいます。
ここでは休憩がメインですが、今回も山の上との相性が露呈して散々な目に会いましたので、その腹いせに目に止まったソフトクリームを食べることに。
北海道と言えば、必ず食べたいものとしてソフトクリームがあると思いますが、今回も北海道で美味しいソフトクリームをいただくことができました。
まあ、観光地に行けば必ずと言っていいほどソフトクリームを食べるんですけどね。
次の目的地は、本日のゴールになる函館市に向かいます。
函山展望台の夜景撮影は過酷
北海道縦貫自動車道/道央自動車道はお巡りさんに注意
ニセコから函館市までは、ほぼ北海道縦貫自動車道/道央自動車道だけを走ることになるので、かなり快適なクルージングになります。
距離にして約190kmなので、時間して約2.5時間程度です。
平日の3時頃ですから高速道路はガラガラですが、お巡りさんが怖いので安全運転です。
X4の場合だと追随式クルーズコントローラーをセットすれば、お巡りさんのことを忘れて快適に走ることができます。
日没までの1時間30分
本日のゴールは函館山の展望台です。
函館の夜といえば展望台から見る函館の夜景しかありません。
函館山ロープウエイの駐車場に到着したのが5時30分ごろ。まだ外は明るいですね。

ここからはロープウエイで山頂の展望台に向かいます。
夜間は自家用車で展望台向かうことはできないので、基本的に夜景を見る場合はロープウエイにのることになります。
ロープウエイから見る景色はこのように見えます。
ロープウエイの窓越しに撮影していますが、個人的にはかなりきれいに撮影できました。
ちなみに、ロープウエイに乗るときは進行方向左側の後方に乗るのがポイントだと、地元の人が教えてくれました。
函館山展望台に到着したのが6時前ですから、日没の7時まで約1時間。しかし、完全に暗くなるのはもう少しあとになるので7時30分まで展望台で待つことになります。
しかし、私の前には山のような観光客の姿がそびえ立ちます。

本当にこのような夜景の写真が撮影できるのかとても心配。
そして、この日はニセコの山が雨と濃霧だったように、夕方の函館山の気温は真冬のような寒さ。
写真が撮影できるのか怪しい、かつ寒くて凍えそうな私はもう帰ろうかと何度も悩みました。
結局函館山展望台での最高の写真がこちら。
結局屋外の展望台では人混みで思ったような写真は撮影できずに、諦めて帰る途中の屋内展望台からガラス越しに撮影したのがこちらの写真。
ガラスに映り込みがありますが、誰も人が映っていない夜景の写真の方が個人的にはお気に入りです。
ラッキーピエロのハンバーガーを食べに函館に来ました
今回私がわざわざニセコから2時間以上かけて函館に来た理由は、函館山の夜景を見るためではなく、ラッキーピエロのハンバーガーを食べるためです。
私がよく拝見する自動車系YouTuberの方が何度も函館に行き、その度にラッキーピエロのハンバーガーを食べる姿を見ているうちに、私も絶対に食べたいと思っていました。
今回、その夢がついに叶いました。
夢にまで見たチャイニーズチキンバーガーとオムライス。
チャイニーズと付くので甘辛いチキンが何とも言えない美味しさです。
マクドナルド、モスバーガーなどのどのメニューとも違う美味しさは、函館まで食べに来るだけの価値があると思います。
ラッキーピエロは函館近郊にしかお店がなく、ランチタイムは長蛇の行列ができることで有名ですが、私がお店に行ったのが夜の8時すぎとラストオーダー前だったので、今回は並ぶことなく食べることができました。
まあ、長蛇の列があっても今回は並ぶ覚悟で函館まできましたけどね。
これで、実質1日目の北海道ドライブ旅行が終わりました。
かなりてんこ盛りのメニューでしたが、まだまだドライブ旅行は続きます。
次回は函館市内の観光の様子をお伝えします。
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