先日から生産中止が近づいているBMW Z4 G29が欲しいと思ってずっとカーセンサーを眺めています。
しかし、私が欲しいと思っている仕様の車になかなかお目にかかることができません。
さすがにもうカーセンサーを眺めだして3ヶ月になりますので、しびれが切れたので知り合いのショップにZ4を探していることを相談。
私が探している仕様のZ4がオークションなどに出品されたら教えて欲しいとお願いしておいたのですが・・・。
- 理想のZ4を探し続けて:3ヶ月間カーセンサーで条件に合うZ4を探し続けた話。
- ついに理想仕様が出品:サンフランシスコレッド×コニャックレザーのZ4が登場。
- 思わぬ誘惑との葛藤:予算超えの理想的M40iに心が揺れるも冷静に判断。
私が探しているZ4 G29の仕様
- グレード:sDrive 20i
- ボディカラー:サンフランシスコレッド
- 内装:コニャックレザー
- 装備:ハーマンカードン・ステアリングホイールヒーター
- 年式:2019年から2021年式ぐらい
- 走行距離:1年1万キロ以下ならOK
なぜ、この仕様を探しているのか?
グレード:sDrive 20i
グレードは20iで十分です。走ることを考えればM40iですが、私は過去にE92 335i、F82 M4、G26 M440iと3000cc6気筒エンジンを経験しています。
よって、今回は予算の関係もありますのが久しぶりに2000cc4気筒エンジンに乗ってみたいと思っています。
Z4で鼻先が軽い20iでアクセル全開で芦有を走ると楽しいのでは?と考えています。
ボディカラー:サンフランシスコレッド
ボディカラーはやはりオープンカーなので派手な色が良いです。

過去にはベガスイエローのアウディ TT 8Sにも乗っていましたので。
内装:コニャックレザー
内装は一度コニャックのレザーシートに乗ってみたいとずっと思っていました。
過去に何度もBMWを購入していますが、毎回縁がなく今回は是非にと思っています。
装備:ハーマンカードン・ステアリングホイールヒーター
年式は予算的にZ4 G29の初期物しか選べないためですが、装備に関しては初期物では当時オプションだったハーマンカードンのスピーカーを装備していない車両が多いみたいです。
ぶっちゃけ、BMWのノーマルスピーカーは音質が良くないですからハーマンカードンは必須です。
ステアリングホイールヒーターは屋根を開けて走るオープンカーにあると嬉しい装備ですが、この年式では装備されている車両はほぼないので、あったらいいなあというレベルです。
なぜか見つからない
このように比較的シンプルな仕様のZ4 G29を探しているのですが、なかなかお目にかかることはありません。
理由はいくつかあります。
1.ボディカラーは白、黒がほとんど
カーセンサーに掲載されるZ4 G29のボディカラーの多くは白、又は黒です。稀に青もありますが赤同様に台数は少ないです。
2.M40iならサンフランシスコレッドが多い
M40iならサンフランシスコレッドが圧倒的に多いです。発売当時のイメージカラーがサンフランシスコレッドだったからでしょうか?
しかし、予算の都合でM40iは今回はパスしています。
3.コニャックのレザーシートが少ない
この年式のZ4 G29の内装は20i、M40i問わず赤が多い。そして、その次が黒、たまに白がある、という感じです。オープンカーなので派手目の内装が多くなるのは分かります。そして一番派手な赤が多くなります。
見つからない理由
私が探しているZ4 G29は、シンプルな内容ですが、サンフランシスコレッド✕コニャックレザーという少ないもの同士の組み合わせなので、なかなか出会う確率が少ない向き合わせなのだと思います。
赤いボディカラーにコニャックのレザーシートは渋くて良い組み合わせだと思うのですが。
なぜか当時の新車を購入された人の多くはサンフランシスコレッドのボディカラーに黒レザー又は白レザーを選ぶ人が多かったみたいです。
サンフランシスコレッド✕コニャックレザーのZ4 G29がオークションに出品される
知り合いのショップにZ4を探してもらうことを依頼した翌日に某オークションにサンフランシスコレッド✕コニャックレザーのZ4 sDrive20Iが出品されると連絡がありました。
思った以上に程度の良さそうなZ4
オークションの出品票を送ってもらって内容の説明を聞いていると・・・
- 評価点:4.5/5
- 年式:2020年
- 走行距離:1.6万キロ
かなり程度の良い車両だということが分かります。
屋根付き車庫での保管でありますように
外装の傷に関しても飛び石程度の傷とフロントバンパーに擦り傷程度。
もちろん、赤いボディカラーなので塗装の劣化はあると思いますがコピーされた写真ではその程度を確認することはできません。
5年落ちで走行距離が1.6万キロなので年間3,000キロ程度しか走行していないことを考えるとガレージで保管されていた時間が長いことが分かるので、セカンドカーであったことは明白。
よって、屋根付き車庫で保管されていた可能性は高いことが予想はできますが。
予算を伝えてあとは落札できるのか?を祈るだけ
オークションでの落札履歴から予想落札価格を調べて、このぐらいの金額で落札できると思いますがどうですか?と聞かれる。
こちらには予算があること、長年お付き合いのあるショップなので駆け引きなしでこちらの希望価格をお伝えてして、その価格で販売してもらえない場合は落札しないことをお互い確認します。
オークションで中古車を買うメリット・デメリット
私はこれまで数多くの中古車を購入してきましたが、オークションで購入してもらうのは初めてです。

このアウディ TT 8Sを中古車で購入した場合は現車確認せずに購入していますが、この場合は遠方の中古車店の担当者から根掘り葉掘り聞くことができたので納得して購入することができました。
しかし、オークションの場合は知り合いのショップも現車確認していないので、あくまでもオークションの出品票に書かれている情報しか知ることができません。
実際に購入するかもしれない立場になって初めて気が付きましたが、オークションでの購入は思いほかギャンブル性が高いのかもしれません。
予想外の刺客が登場して動揺する
私が新車で購入するならこの仕様
知り合いのショップの店長とオークションで落札する車の話をしている時に、思わず仰天するような話を聞きました。
- 年式:2023年式
- グレード:M40i
- 走行距離:1.2万キロ
- ボディカラー:スカイスクレパーグレー
- 内装:コニャックレザー
- 装備:ハーマンカードン・ステアリングホイールヒーター その他てんこ盛り
私はグレー系のボディカラーが大好き
◯◯さん(私のこと)の予算が多ければこっちを提案したんですけどね。
- ミネラルグレーのF82型M4
- ブルックリングレーのG26型M440i
グレーを2台乗り継いだ私がグレー好きであることを見越しての提案。
さすが長年お付き合いしてきて、私の車を全て面倒見てくれていることはあります。
私はココ数年のトレンドとしてグレーのボディカラーがトレンドになると予想して、その都度車種に設定されているグレー系のボディカラーを選んできました。
現在乗っているX4 G02は残念ながらグレー系のボディカラーを購入することができなかったので、アルピンホワイトになっていますが本当はグレーを購入する予定でした。
そんな私に私が次回車を購入する時は、発注してでも購入しようかと思っていたスカイスクレイパーグレーのZ4 G29を提案されると頭の中で資金繰り表を計算していました。
なぜこのスカイスクレイパーのZ4が落札されなかったのか?
なんとこのスカイスクレイパーグレーのZ4 G29はオークションで落札されなかった車両らしく、今なら言い値で購入できるから相場よりかなり安く購入できるよ、と見積書が出てきました(笑)
見積書の金額は確かに同年式のZ4 M40iよりもかなり安い価格になっていました。
しかし、今回私がZ4 G29を購入するために用意した予算を大幅に上回っていることに変わりはありません。
・・・が、私の頭の中の資金繰り表から何とか捻出できないか?久しぶりに頭の中の電卓から煙が出そうになるまで計算していました。
カスタマイズ費用も必要
かなり魅力的な提案でしたが、私はやはり今回は20iを購入して久しぶりにカスタマイズもしたいと思うので、予算は残しておかないといけないことを思い出し、泣く泣くスカイスクレイパーグレーのM40iはお断りすることに。
お断りのお話をすると店長さんが一言「では、僕が買いますね。」
まだ、チャンスがあるかもしれません。
そんなよこしまな考えをしながら、サンフランシスコレッド✕コニャックレザーのZ4 G29のオークションの結果を首を長くして待つことにします。
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