BMW8シリーズの復活が徐々に近づいてきました。もちろん8シリーズの復活ともに設定されるのがBMW M8。8シリーズ同様にクーペ、カブリオレ、グランクーペの3種類のラインナップが用意されているようです。
BMW8シリーズとは?
BMW8シリーズはBMWの最高級グレードとして開発された車種。ライバルはスーパーカーであるフェラーリやランボルギーニ、ポルシェだった訳ですが、写真のようなBMWらしからぬデザインで人気になりました。
グレードは8気筒の840i、12気筒の850iがありデザイン、エンジン共にフェラーリやランボルギーニ、ポルシェのライバルとして立派なスペックを誇っていました。
しかし、その後の景気動向などにより1代限りで後続のモデルは開発されることなく終わったBMWとしては珍しいグレードとしても有名です。
そんなある意味幻のグレードである8シリーズが復活するということは、それだけ超高級車市場の販売が好調である証拠でもあります。
BMW M8(F92)はクーペが先行して2019年に発売
新型M8は2019年にクーペが発売され、その後カブリオレ(F91)、グランクーペ(F93)が発売されると思われます。新型M8はBMW M550iに搭載されるV型8気筒エンジンがチューンナップされて搭載されると思われます。
よって、新型M5(F90)と同様の600馬力以上のスペックが予想され、当然AWD(全輪駆動)が採用されます。開発コードからもお分かりのようにベースはG30型5シリーズがベースのようです。
しかし、ベースグレードである8シリーズはG11型新型7シリーズがベースに開発されるハズですので、この辺の整合性はどこまで正しいかは不明です。
ただし、M8に関しては他のMモデルで採用されているDCTの採用は見送られ、ZF製の8速オートマチックが採用されるということなので、この辺もF90型M5との整合性も良く分からないというのが現状と言えるでしょう。
新型M8シリーズはM6シリーズの代替え
今回のベースグレードである8シリーズは現在の6シリーズが上級グレードとして移行していることはご存知のとおりです。よって、M8シリーズも現行のM6シリーズの代替えということになります。
しかし、代替えされたベースグレードである6シリーズに関しての情報は現在まったく存在しません。現行の6シリーズグランクーペも2回目のマイナーチェンジ(LCI)が実施されることからも、当面は現行モデルが継続生産されると思われます。
今回のM8及び8シリーズの復活はBMWファンとしては喜ばしい話ですが、私のような6シリーズユーザーにとっては少し心配な状況です。
最悪の場合は初代8シリーズのように新型6シリーズの開発自体が無くなって、初代8シリーズのように消滅してしまうのではないか?ちょっと心配になってしまします。
【引用・参照記事】