(出典元:http://f30.bimmerpost.com/forums/showthread.php?t=1306205)
やっと新型BMW6シリーズのスクープ写真が公開され始めました。しかし、これが新型6シリーズなのかは未だに不明です。やはりBMWは8シリーズを復活させようとしているのでしょうか?
新型6シリーズは打倒ポルシェ911へ変貌
この写真が新型のBMW6シリーズなら少し残念な気がします。もちろん、偽装がされていますので細かなデザインは分かりません。しかし、原稿のF12型6シリーズとは少しデザインコンセプトが変わっているようです。
私の方で新旧のBMW6シリーズの写真を比較してみました。ホイールの大きさを同じぐらいに合わせてサイズを調整しています。
お気づきの方もおられると思いますが、明らかにボンネットが短い。現行のF12型6シリーズの方がAピラーの付け根の部分が後方に位置します。さらに全長も僅かに短くなっています。
ここから想像すると、以前の記事にも書きましたが、6シリーズのコンセプトが変わっていると思われます。つまり、デザイン重視から走り重視へ変わっていると思われます。
私も走り重視になること自体には異論はないのですが、6シリーズはやはりデザインがカッコよかったのが人気の理由。特に私が乗っている6シリーズグランクーペは特にその傾向が強いです。
新型6シリーズはポルシェ911シリーズへの対抗馬としてピュアスポーツを目指すことになりそうです。
やはり、新型6シリーズはトヨタ・スープラと兄弟車か?
新型6シリーズがデザイン重視からポルシェ911の対抗馬としてスポーツ路線を進むのなら、やはり先程紹介した記事の通りトヨタ・スープラと兄弟車となる可能性が高いです。
現状では新型トヨタ・スープラは新型BMW Z5と兄弟車になると言われています。しかし、今回のスクープ写真から想像するとボディサイズがダウンサイジングされていますので、3車が兄弟車になってもおかしくはありません。
・トヨタ・スープラ(2ドア・クローズボディ・ハッチバック)
・BMW Z5(2ドア・オープンボディ・)
・BMW 6シリーズ(2ドア・クローズボディ・ノッチバック)
このように比較するとちゃんと住み分けが可能になります。トヨタ・スープラにはクローズボディの他にTバールーフかタルガトップが、BMW6シリーズにはカブリオレが設定されるかもしれませんが、Z5が存在するのでボディのバリエーションは製作可能かと。
そうなると、6シリーズは存在するがグランクーペは消滅する?
BMWは6シリーズをスポーツ路線に変更することで、6シリーズにグランクーペを設定する意味が無くなります。元々6シリーズグランクーペは7シリーズの4ドアクーペとして開発されています。
よって、6シリーズにはクーペ、カブリオレ、GTのグレードが設定され、グランクーペは復活する8シリーズの4ドアクーペとして設定される。これならば、6シリーズと8シリーズの情報が錯綜する理由にもなる。
なので、今回のスクープ写真は新型6シリーズのクーペモデルであり、6シリーズは存続し8シリーズは復活する。8シリーズはクーペ、カブリオレにプラスしてグランクーペが設定される。さらに新型6シリーズはZ5と共にトヨタ・スープラと兄弟車となる。
これが私が推測する新型6シリーズと新型8シリーズの新しいグレード構成です。さて、どうなることでしょうか?