2019年2020年に予定されているBMW3シリーズ(G20)/4シリーズ(G22)にはMパフォーマンスモデルとしてM340i/M440iが設定されるようです。
Mパフォーマンスモデルとは?
MパフォーマンスモデルとはMモデルと標準モデルの中間を埋めるモデルになります。
- M240i
- M550i
- M760i
などが設定されていますが今後グレード名の前に「M」が付くMパフォーマンスモデルの設定が増えることが予想されます。
MパフォーマンスモデルはM社が開発するモデルではなく、BMWが開発したモデルをM社がチューニング、カスタマイズしてMモデルに近づけられたモデルになります。
- Mモデル
- Mパフォーマンスモデル
- Mスポーツ
- 標準車
頂点をMモデルに、そこから標準モデルまでをこのような形で体系づけて展開することでBMWブランドをよりスポーティーモデルとしてブランディングしていくことを目的としていると思われます。
アウディでは・・・
- RSモデル
- Sモデル
- Sラインモデル
- 標準モデル
という体型が既に確率されていますがこれに準じる体系になると思われます。
M340i/M440iのスペック
G20型3シリーズ/G22型4シリーズに設定されるM340i/M440iのスペックは下記のように予想されます。
- 直列6気筒ターボ(3000cc)
- 365馬力
- FRモデル&xDriveモデル
現状の340i/440iと比べてエンジン形式、排気量は同じですが馬力は大幅にパワーアップされることになります。
また、現状日本では設定されていないxDrive(四駆)もラインナップに加わると思われますので、かなりM3/M4に近いスペックになる予定です。
また外見もMスポーツよりもよりMモデルに近いデザインのエアロパーツが装着され、よりM3/M4の外見に近づくものと思われます。
今後Mモデル&Mパフォーマンスモデルは増加する
BMWとしては今後Mモデル&Mパフォーマンスモデルを多くのグレードに設定する予定です。
こうすることでより付加価値を付けて販売価格をアップすること、BMWのブランドイメージをよりスポーティーな印象を与えることが狙いです。
または現在人気のあるMスポーツモデルを廃止して今よりも高額なモデルを購入させる意図があるのかもしれませんが、流石にそこまで露骨なことはしないと思います。(思いたい)
これらの戦略は既にアウディなどが実施している戦略であり新鮮味に欠ける面もあります。
逆に言えば、アウディの戦略が成功していると判断してアウディに追随しようとしているかもしれません。
BMWファンとしてはよりスポーティーなモデルがMモデルと比較すると購入しやすくなる可能性もありますが、現状のM240iの不人気とM2の人気の様子を見る限りではあまり成功するとは思えません。
よって、現状のM240iとM2の関係ではなくより差別化されることが予想されますので、Mモデルの価格が大幅にアップすることも考えられます。(Mパフォーマンスモデルの価格アップによる)
新型G20型3シリーズ/G22型4シリーズから新しいBMWの価格戦略が変わるのかもしれません。
【引用・参照元】