だんだんと新型BMW 1シリーズ F40の姿がハッキリとしてきましたが、このデザインで大丈夫なのでしょうか?
新型BMW 1シリーズ F40のデザインはカッコいいのか?
新型BMW 1シリーズ F40は1シリーズとしては初めてFF化されたモデルとして登場します。
小型車クラスのハッチバック車で唯一のFRレイアウトであったBMW1シリーズも時代の流れには逆らえず、コンパクトなボディで最大の室内空間を確保することでより一層の販売増を目指します。
とはいえ、初めてのFF化された1シリーズはBMWにとっても拡販したいモデルですが、今回のスクープ写真を見る限りではこのデザインで大丈夫?と思ってしまうのは私だけでしょうか?
ライバル各社の小型ハッチバック車のデザインと比べるといかにも保守的というかコンサバな印象です。
特にハッチバック車のデザインに大きく影響するルーフ後半からハッチバックにかけてのデザインに新鮮さがありません。
現行型であるF20型1シリーズと同じでは?と思えてしまうデザインでは、インパクト不足は否めないと思います。
新型BMW 1シリーズ F40はFF化されても「走り」で勝負!
今回スクープされた車両は写真のように太いマフラーが左右1本づつあることからM135iだと思われます。
2000ccの4気筒ターボエンジンから300馬力以上の出力を発揮するハイパフォーマンスモデルで、このM135iのみxDriveが設定される模様。
それ以外のモデルは1500cc3気筒ターボエンジンと2000cc4気筒ターボエンジン、それにディーゼルエンジンがラインナップに加わる予定。
一番の目立はやはりM135iよ呼ばれるMパフォーマンスモデルで、基本的にはBMW MINIのJCWのLCIモデルと同様のスペックになると思われます。
基本的にこのF40型1シリーズはBMW MINIとシャシーが共通ですから、エンジンラインナップもBMW MINIと同様なラインアップになると予想されます。
コクピット、iDriveも新世代へ移行
コクピットやiDriveに関しても最新のG系モデルと同じように大幅にアップグレードが行われます。
スピードメーターは新型3シリーズや新型8シリーズのトレンドを抑えたデザインになり当然フル液晶となります。
また、今までライバル車からみて時代遅れの感があったハンドブレーキも電子化されやっとライバルに追いついたと言えるでしょう。
これまでの1シリーズと比べれば大幅な品質の向上が見られますので、BMWはライバルに比べるとインテリアが安っぽいという批判もこれで解消されると思います。
新しいBMW1シリーズ F40が正式に公表されるのは9月のフランクフルトモーターショーと言われています。
私の疑念が覆るような評価を市場から得られることを期待します。
そうでなければ、1シリーズがBMW MINIに取って代わってしまうことさえ考えられますので。
【引用・参照元】