BMW 1シリーズ F40がBMWから正式に発売が発表されました。FRからFFへ変化した1シリーズとは?
新型BMW 1シリーズ F40の概要
先日からBMWからチラ見せ(ティザー広告)されていた新型1シリーズが正式に発表されました。
チラ見せさせられていたのであまり驚くことはありませんが、最新のBMWのトレンドが多く取り入れられている1シリーズはかなり人気が出るのでは?と思います。
新型1シリーズ F40はBMWブランドのエントリーモデルという位置づけ。
これまでのFR駆動からFF駆動へ変化したことが一番のポイントになります。
また、ボディサイズが大幅に大きくなったことも大きな話題です。
全長こそマイナス5mmの4,319mmですが、幅がプラス34mmの1,799mmですから、日本のマンションで多く採用されている立体式駐車場に収まるサイズギリギリの車幅になりました。
これによって、室内空間がライバル車に比べて遜色がないレベルになったことで商品力はアップしましたが、日本の都市部に限って言えば、車幅が1800mmというのが限界値です。
古いタイプの立体式駐車場であれば1800mmでもサイズ的に無理な場合もありますので、エントリーモデル=小型という概念はもう存在しないことになります。
気になるのはM135iのMパフォーマンスモデル
今回発表されたドイツ本国でのBMW 1シリーズ F40のラインナップは以下の通り。
116d:1.5Lディーゼルターボ(116hp/270Nm)/FWD
118d:2.0Lディーゼルターボ(150hp/350Nm)/FWD
120d xDrive:2.0Lディーゼルターボ(190hp/400Nm)/AWD
118i:1.5Lガソリンターボ(140hp/220Nm)/FWD
M135i xDrive:2.0Lガソリンターボ(306hp/450Nm)/AWD
ディーゼルエンジンが3グレード、ガソリンエンジンが2グレード。
ただし、日本にはこれほど多いディーゼルエンジンは導入されないと思いますので、
116d:FF
118i:FF
M135i:AWD
少なくても日本に導入される際にはこの3つのグレードが導入されると思われます。
ひょっとすると116dではなく120d xDriveという可能性もありますが、この辺は各グレードの価格によってラインナップが決まってくると思います。
しかし、欧州では一時期のディーゼルエンジンが新車販売の50%超だった時代は終わっているのでこのようなディーゼルエンジンをメインにしたラインアップには少し違和感を感じます。
私達が一番気になるのはM135iですね。
2L4気筒ターボエンジンで306馬力ですから、パフォーマンス的には問題ないレベルです。
現行のM140iは3L6気筒ターボエンジンですから6気筒信者の私には残念な感じがしますが、車格的には頭が軽くなる4気筒エンジンの方がコーナリングも含めた走りには期待が持てそうです。
インテリアの質感が半端ない
今回の新型1シリーズ F40で一番進化したのはインテリアなのかもしれません。
スピードメーター、ステアリング、iDrive周りが全て最新のG系と同じような物が取り入れられています。
BMWのエントリーモデルのインテリアが上級グレードの3シリーズや8シリーズと同等に近い技術が取り入れられたことで、コスパが非常にアップしていると思われます。
BMWのインテリアはライバルであるメルセデス・ベンツやアウディと比べると安っぽいと思われている方が多いですが、これならライバル車のインテリアよりも高級感があるのではないでしょうか?
その分、価格もアップしているかもしれませんが。
BMWとしても一番販売台数を増やしたい車種である1シリーズなのでかなり本気度が高いモデルチェンジを行ってきました。
これは早く実車を見たいと思わせる車に仕上りましたね。
【引用・参照元】