BMWの各ディーラーもモデル末期のBMW 3シリーズセダン F30とBMW 3シリーズツーリングの在庫処分に忙しいようです。
相談:BMW 320i セダンとBMW 320d ツーリングのどちらがお買い得ですか?
私がBMW好き、クルマ好きなことは私の友人たちはよく知っています。
なので、いざ自分たちがBMWを購入しようとすると私のところに相談に来ます。
前回書いた記事は現行型の3シリーズ F30か新型の3シリーズ G20のどちらを購入した方が良いかを相談された時の記事ですが、今度はモデル末期の現行型3シリーズセダン F30と3シリーズツーリング F31のどちらがお買いなのかを相談されました。
相談者は私の行きつけの床屋さんですが、この床屋さんのご主人もクルマ好きなご様子で現在はBMW MINIのクロスオーバーにのっていらっしゃいます。
どうもお店のお客さんの中に車屋さんの方も多いようで、現在BMWの営業さんから売り込まれているご様子です。
今回床屋さんのご主人が売り込まれている車は・・・
- BMW 320i セダン Mスポーツ アルピンホワイト
- BMW 320d ツーリング Mスポーツ アルピンホワイト
この2台を売り込まれていてどちらにしようか悩んでいるご様子でした。
私がBMW 320d ツーリングをおすすめするたった1つの理由
まだツーリングの方は新型の案内が出ていませんが、通常であれば数ヶ月遅れでセダンの後に販売が開始されます。
しかし、そのような状況でもせだん同様にBMWが大幅な値引きとともに在庫処分を始めたということは、いつ頃日本に導入されるのかが分かったからだと思われます。
ちなみに、値引き額は新車車両価格の概ね1/3程度を一発目から提示されているみたいなので、この価格で新車が購入できるのなら悪くない話だと思います。
私は今回の相談をされた時点で即決でBMW 320d ツーリングの購入をおすすめしました。
なぜなら、圧倒的にツーリングの方がリセールバリューが高いからです。
それを実証するためにカーセンサーで以下の条件で販売価格を調べてみました。
- 5年落ち(2014年式)
- 走行距離4万キロ以下
- アルピンホワイト
- Mスポーツ
この条件でBMW 320i セダンとBMW 32od ツーリングを検索した結果が以下の通り。
BMW 320i セダンF30
- 平均販売価格:237.8万円
- 該当台数:12台
BMW 320d ツーリング F31
- 平均販売価格:259.7万円
- 検該当台数:6台
細かい仕様まで比べていませんがざっくりですが、BMW 320d ツーリングの方が販売価格が高いことが分かりました。
もちろん、新車販売価格がツーリングの方が若干高いですから値落ち率としては似たような価格差かと思いますが、販売台数がこれほど少ないということは、将来的なリセールバリューはセダンに比べるとかなり高くなると予想できます。
現行型BMW3シリーズを購入する際のポイント
在庫処分とは言え、新車販売価格の1/3程度の値引きが可能なのであれば、現行型のBMWの3シリーズを購入しても損はないと思います。
ただし、将来のリセールバリューを考えるといくら安いとは言え在庫車の中から選ぶことになるのでオプションや仕様などの鉄板の装備が付いている車を選ぶ方がさらにお得になります。
おすすめの装備
- レザーシート
- Mスポーツ
- LEDアダプティブ・ヘッドライト
この3つはできれば購入する車に装備されている、グレードなどかは確認されることをおすすめします。
特にレザーシートは下取り、買取価格で加点されることが多いのでお嫌いでない場合はレザーシートがおすすめです。
また、LEDアダプティブ・ヘッドライトは非LEDアダプティブ・ヘッドライトと見た目が違うこと、数年後の乗り換え時にはヘッドライトのLED化がさらに進んでいることが要されるので必須だと思います。
Mスポーツは好みの問題もありますが中古車市場では圧倒的にMスポーツ方が売れ筋になりますのでお嫌いでないのであればMスポーツがおすすめです。
せっかく新車を安く購入できるチャンスですから、後悔しない車を選べると良いですね!