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カッコ悪いと思っていたBMW X3 G45がACシュニッツァー仕様で激変して欲しくなった話

カッコ悪いと思っていたBMW X3 G45がACシュニッツァー仕様で激変して欲しくなった話 BMW
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新型BMW X3 G45を初めて見たとき、正直「うーん……これはないな」と思ってしまいました。

大きく張り出したキドニーグリル、間延びしたリアデザイン、そして全体的に少し“野暮ったい”印象。

歴代のX3を見てきた身としては、G45はちょっと受け入れがたいスタイルでした。

しかし、そんな印象を覆してくれたのが、BMW専門の名門チューナー「ACシュニッツァー」。

彼らが手がけたX3 G45は、同じ車とは思えないほどスタイリッシュで迫力のあるスタイルに仕上がっています。

本記事では、ACシュニッツァー仕様のX3 G45を見た瞬間に「欲しい!」と思ってしまった理由を、視覚的変化とブランド背景から検証していきます。

  1. ACシュニッツァーの魅力:BMW純正の雰囲気を残しつつ上品に仕上がる。
  2. X3 G45の変化点:エアロやローダウンでスタンスが劇的に向上。
  3. カスタム費用と比較:X3 20dを基準にコスト感をリアルに紹介。

そもそもBMW X3 G45はなぜ“ダサい”と言われたのか

BMW X3 G45 ノーマル。

フロントデザインに感じる違和感

BMWの象徴ともいえるキドニーグリルですが、G45型ではかなり大型化されています。

この「ビッグ・キドニー」はX7や新型7シリーズでも採用されており、ブランド全体の新しいデザイン言語なのですが、X3のサイズ感に対してはややアンバランスに映ります。

とくに正面から見ると顔が間延びして見え、「押し出し感」が強すぎると感じる人も多いようです。

サイド&リアのプロポーションの課題

G45型は全長が4,765mm、全幅1,920mmと拡大され、ホイールベースも長くなっています。

この結果、後部のボリューム感が増し、サイドから見るとボテっとした印象を与えてしまいます。

リアデザインも大きめのテールランプが主張しすぎており、シャープさに欠けるという声も。

SNSでは「SUVというよりワゴンっぽい」といった意見も散見されます。

海外での評判と実際の販売状況

北米や欧州のフォーラムでも「デザインが微妙」「前のモデルのほうが良かった」というコメントが多く見られます。

特にBMWファン層ほど、伝統的なプロポーションとの違和感を口にしており、G45のルックスが万人受けしにくいことが読み取れます。

プロのデザイナーの見解も肯定的

一方で、自動車好きのデザイナーwAtARuさんは新型X3のデザインを「非常に綺麗にまとまっている」と高く評価しています。

面処理に関しては「平面的になりやすいリスクを、うまく曲面処理で回避している」とコメントし、グリルの大きさについても「バランスが非常に良い」と肯定的な姿勢を見せています。

サイズの大型化も設計上の必然として理解を示しており、X3 G45はBMWの新世代デザインの成功例と評価しています。

ACシュニッツァーとは?

ACシュニッツァーのロゴ。

ACシュニッツァーは、1987年にドイツ・アーヘンで設立されたBMW専門のチューニングブランド。

BMWグループと直接の資本関係はないものの、BMW車のポテンシャルを最大限に引き出すエアロパーツやサスペンション、ホイールなどを手がけており、その完成度の高さから世界中のBMWファンに支持されています。

これまでに手がけてきたモデルは多岐にわたり、初代M3(E30)から現代のM2、5シリーズ、さらにはi3のような電動モデルにまで及びます。

チューニングの方向性としては、単なるドレスアップではなく、空力性能や走行性能といった機能美を重視しており、「上品なスポーツ性」が持ち味です。

ACシュニッツァーの最大の魅力は、BMW純正のイメージを壊すことなく、自然に洗練されたスタイルへ昇華させる点にあります。

あくまで“BMWらしさ”を損なわずに、もう一段階上の完成度を求めるオーナーに向けた選択肢と言えるでしょう。

X3 G45がACシュニッツァーでこう変わった!

BMW X3 G45 ACシュニッツァーのデモカー。

フロント&サイドのエアロパーツ

まず目を引くのは、フロントバンパー下部に装着されたACシュニッツァー製のフロントスプリッター。

ポリウレタン製で剛性と柔軟性を兼ね備え、単なる見た目の演出ではなく、実際に空力的なダウンフォースの向上にも貢献します。

サイドスカートも新たに設計され、ボディ全体に流れるような一体感をもたらしています。

リアスポイラーとホイールの存在感

BMW X3 G45 ACシュニッツァーのデモカー。

ルーフエンドに設けられたリアスポイラーは、控えめながらもスポーティな印象を演出。

横方向に広がりすぎず、純正ラインを活かしながらも程よく個性を加えています。

さらに注目すべきはホイールです。

19〜22インチまで選択可能で、10mmのホイールスペーサーを装着することでツライチに近い仕上がりとなり、足元の迫力が格段に増します。

ローダウンによるスタンスの変化

BMW X3 G45 ACシュニッツァーのデモカー。

ACシュニッツァー製の専用スプリングによって、車高は前後ともに約25mmダウン。

これにより、ただでさえ大柄なX3 G45がグッと地面に近づき、よりスポーティかつ安定感のあるフォルムに生まれ変わります。

乗り心地への影響も最小限に抑えられており、実用性を損なわない点も大きな魅力です。

純正からの変化点まとめ(ビフォー→アフターで比較)

BMW X3 G45 ノーマルとACシュニッツァーの比較。

見た目の印象が大きく変わる理由

純正のBMW X3 G45は、どちらかといえば落ち着いたファミリー向けSUVという印象が強く、ボディの大きさの割にはスポーティさがやや希薄でした。

しかしACシュニッツァー仕様になると、エアロやローダウンの効果で、見た目の「重心」が下がり、ぐっとアグレッシブなスタンスに変わります。

特にホイールのツラ位置やフェンダーとの一体感が増すことで、迫力ある外観に生まれ変わっています。

スタンスとプロポーションの劇的変化

サイドビューを見ると、車高の違いが一目瞭然です。

純正はホイールアーチとタイヤの間に余裕がありすぎて、浮いた印象がありますが、ACシュニッツァー仕様ではその隙間が絶妙に埋まり、安定感が増しています。

ホイールサイズの変更によりタイヤの存在感も強まり、SUVとしての「どっしり感」と「スピード感」が両立しています。

Mスポーツパッケージとの違い

BMW純正のMスポーツパッケージと比較しても、ACシュニッツァーのカスタムはワンランク上の印象です。

Mスポは純正内でのスポーティ仕様という位置付けにとどまりますが、ACシュニッツァーはパーツごとのデザイン・材質にこだわり、まさに“本気の大人のカスタム”という印象。

特にローダウンとホイールの組み合わせが絶妙です。

実際に「欲しい」と思った理由

BMW X3 G45 ノーマルとACシュニッツァーの比較。

所有欲を刺激する仕上がり

正直なところ、純正のX3 G45には「良くできているけど、欲しいとまでは思わない」という距離感がありました。

しかしACシュニッツァー仕様を見た瞬間、その気持ちが、。

見た目の完成度が格段に上がり、街中で乗っていたら注目されること間違いなし。

「このデザインなら所有したい」と本気で思わせるだけの力があります。

控えめなのに個性的という絶妙なバランス

多くのエアロチューンは派手になりすぎたり、純正との調和が崩れたりしますが、ACシュニッツァーはその点が非常に上手です。

過剰に主張せず、それでいて確実に違いを感じさせてくれる。そうした“ACシュニッツァーらしさ”が、日常使いでも飽きずに楽しめるポイントだと思います。

予算次第では本気で検討したい

例えば、「X3 20d xDrive M Sport」の車両本体価格は、税込8,680,000円です。

そこにACシュニッツァーのフルエアロキット(前後スポイラー、サイドスカート、リアディフューザー)、車高調整用スプリング、ホイール&タイヤセット(20〜22インチ)などを装着すると、総額はおよそ950万円〜1,000万円前後になると見込まれます。

決して安い買い物ではありませんが、完成度の高さ、個性、そしてブランド力を考えると、それだけの価値があると思わせてくれるパッケージです。

むしろこの仕様なら、価格に対して納得感があり、SUVの中でもかなり“刺さる”1台です。

まとめ:BMW X3 G45 ACシュニッツァー仕様が欲しくなった話

今回は「正直カッコ悪いと思っていたBMW X3 G45がACシュニッツァー仕様で激変して欲しくなった話」として、デザインの印象が変わった背景や、ACシュニッツァーの魅力、そして価格とのバランスについて詳しくご紹介しました。

純正状態ではややもっさりとした印象を持たれることもあるX3 G45ですが、ACシュニッツァーの手が入ることで、見違えるようなスポーティSUVへと生まれ変わります。

フロント・リア・サイドの各エアロパーツ、ローダウン、ホイールのセットアップが絶妙で、「地味すぎず、派手すぎない」そのバランス感覚が非常に魅力的です。

そして何より重要なのは、“この仕様なら乗ってみたい”と思わせてくれることです。

スペックや理屈ではなく、感性に訴えかけてくるこの変化こそが、ACシュニッツァーというブランドの真価なのかもしれません。

BMWの新世代デザインに今ひとつ納得できていなかった方も、ぜひ一度、ACシュニッツァーのX3を目にしてみてはいかがでしょうか。

きっと、新しい価値観が生まれるはずです。

Reference:autoexpress.co.uk

よくある質問(FAQ)

Q1.ACシュニッツァーとはどんなブランドですか?

ACシュニッツァーはドイツのBMW専門チューナーで、純正のイメージを崩さずに上品なスポーツ性を加えるのが特徴です。

Q2.BMW X3 G45とはどんな車ですか?

X3 G45はBMWの中型SUV「X3」の新型モデルで、先進的なデザインと高効率なパワートレインが特徴です。

Q3.ACシュニッツァーのパーツはディーラーで買えますか?

基本的には専門店や輸入業者経由の購入が一般的です。

Q4.カスタム後の車検は通りますか?

基本的に車検に関しては、装着方法や地域によっては確認が必要です。

Q5.費用はどれくらいかかりますか?

X3 20d M Sportにフルカスタムを施した場合、総額で1,000万円以上になると予想されます。

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