一部の熱狂的なファンはどうしてM3ツーリング G81の発売を熱望するのか?
BMW M3ツーリング G81は人気があるのか?
過去E30型M3の時代からMモデルのツーリングの発売を熱望するファンが一定数存在します。
よってE30時代にはM3ツーリングの試作車が作られこともありますが、E46時代、E90時代、F80時代では検討されたことはあったようですが、実際にはM3ツーリングが発売されることはありませんでした。
過去MモデルのツーリングはE34型M5が唯一でありますが、そのE34型M5は今ではレアな個体として人気がありますが、レア=新車はあまり売れなかったという証拠でもあります。
しかし、BMWはG81型M3ツーリングを開発し、近い将来販売しようとしています。
早いツーリングモデルと言えば、アウディのRS4アバントぐらいしか販売実績はないと思いますのでM3セダンやM4クーペほど売れるとは思えない。
元にBMWもBMWファンから熱望されていたM3ツーリングはビジネス的な成功を収めることは難しいので開発しない、と過去何度も発言してきました。
しかし、現在BMWではそんなM3ツーリングの開発を行い、近々販売することも公表しているのはなぜでしょうか?
個人的にはM3ツーリングは売れるとは思いますが、おそらくはM3セダンほども売れない予感がしますし、わざわざワゴンボディの早いモデルを購入する理由を見つけることが出来ません。
結局はM3ツーリングを熱望する一部のファンは無い物ねだりをしているだけではないでしょうか?
新しいBMW M3ツーリング G81の予想CG
以前にもこちらの記事のように希望的観測を交えたBMW M3ツーリング G81の予想CGが公開されました。
そして、今回2度目M3ツーリング G81の希望的観測を含めたM3ツーリング G81の予想CGが公開されています。
基本形はM3セダンの前半部分と3シリーズツーリングの後半をオーバーフェンダーを追加してつなぎ合わせたような形状をしています。
また今回公開されたM3ツーリング G81の予想CGでは、ホイールを大きめに描いたこと、車高を可能な限り低く描くことでよりマッチョなボディが強調されたM3ツーリング G81が描かれています。
確かにこの予想CGを見ると新型M3ツーリング G81はとってもカッコいいモデルのように見えますが、あくまでも希望的観測で作られた予想CGなので実車はここまでマッチョなボディでは登場しないでしょう。
しかし、なぜか一部のファンはM3ツーリングに心が惹かれるのか?期待値がとても高いことがこの予想CGを見れば分かります。
BMW M3ツーリング G81という車は非常に不思議な車です。
実用性+速い車がM3ツーリング
結局M3ツーリングの人気が高いのは実用性+速い車を希望する一部の熱狂的なファンが存在するというのが結論のような気がします。
実用性ということであればM3セダンも十分実用性が高い訳ですが、フォーマルなセダンボディではカッコ悪いと思っている層にはツーリングボディが受けるということでしょうか?
そもそもワゴンボディが人気な地域は欧州が中心なのでMモデルの最大市場であるアメリカではあまり人気が出ないため、BMWとしても販売台数が見込めないと考えていると思われます。
よって、欧州と少しだけ日本で売れることを期待してM3ツーリングを発売するのであれば、BMWとしても合格点を与えることが出来るのでしょう。
個人的にも4ドアのMモデルを欲しいと考えているので4ドアセダン以外にツーリングという選択肢があるのは非常にうれしいことである、ということと、セダンがカッコ悪いというよりも4ドアで非日常を味わえる車としてツーリングを選択するのも有りかな?と思います。
これに関して言えば、M4グランクーペが発売されるのであれば、そちらを選ぶことになるということも1つ付け加えておきたいと思いますが。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2021/03/03/future-2022-bmw-m3-touring-gets-rendered-again/?fbclid=IwAR0-E9j_Tb-00hZrefxbeYb7psxiPsu8lqagj-K2Qnks0Vz6RbxJn_XW31o