私のアウディTT ロードスター(8S)には納車直後にKW(カーヴェー)Ver.3を取り付けましたが、かなり走行距離も伸びましたので、簡単ですが試乗記を書きたいと思います。
乗り心地重視ならKW(カーヴェー)Ver.3がおすすめ
タイヤが付いたままだと車高調ってこんなに見づらい位置に付いているのね、とこの写真を撮る時に気づきました(笑)
私はそのぐらい車に関する知識は無い人ですが、サスペンションにはそれなりにこだわりがあります。
基本的には一番走行頻度が高い一般道での乗り心地を重視します。
なので、メインカーであるBMW 640i グランクーペにもKW(カーヴェー)Ver.3を取り付けていますが、家族からもまったく苦情はありません。
仕事で年配の方々を乗せる機会もありますが、逆に褒められてしまうことがあるぐらいです。
なので、今回もアウディTT ロードスター(8S)には何も考えずにKW(カーヴェー)Ver.3をチョイスしましたが、これは正解だったと非常に喜んでいます。
やはり、乗り心地を重視される方はKW(カーヴェー)の中でもVer.3をチョイスされる方があとから後悔せずに済むと思います。
KW(カーヴェー)とはどのような車高調メーカーなのか?
KW(カーヴェー)は、ドイツに本社を置く高性能サスペンションメーカーであり、特に車高調整式サスペンションキットの分野で世界的に高い評価を得ています。
同社は、ストリートからモータースポーツまで幅広いニーズに対応する製品ラインナップを展開しており、各車種に最適化された専用設計を特徴としています。
KWの製品は、耐久性と強度に優れたステンレス製ストラットケース「inox-line」を採用しており、長期間にわたる使用でも高い耐腐食性を維持します。
また、減衰力の調整機能を備えたモデルも多く、ユーザーの好みに応じて乗り心地やハンドリング特性を細かくセッティングすることが可能です。
例えば、KW V3は伸び側と縮み側の減衰力を独立して調整できる2way調整式サスペンションであり、スポーティな走行から快適なドライブまで幅広く対応します。
さらに、KWはモータースポーツの分野でも豊富な経験を持ち、その技術とノウハウを市販製品にフィードバックしています。
ニュルブルクリンク24時間レースなどの国際的なレースでの実績は、同社の製品の高性能と信頼性を裏付けています。
このように、KWは高品質なサスペンション製品を提供し、世界中の自動車愛好家やプロフェッショナルから信頼を得ているメーカーです。
車高の高さも車高調なので自由に設定ができます
当然KW(カーヴェー)Ver.3は車高調なので、車高の高さも自由に設定が可能です。
私の場合は車検に通せる範囲ギリギリまで車高を下げています。
これだとディーラーに入庫しても出来入り禁止になりません。
アウディTT ロードスター(8S)はフロントバンパーが比較的高めにデザインされているので、ここまで下げてもフロントバンパーを擦る心配はほぼ無さそうです。
当然勢い良く歩道を乗り上げればヒットすることもあるかもしれませんが、ゆっくりと歩道に乗り上げれば斜め45度で侵入しなくても大丈夫のようです。
確かKW(カーヴェー)Ver.3が推奨する車高よりも多少高くなっていると思います。
実際に取り付けて設定する際には写真を参考にしてもらえればと思います。
当然もっと車高を下げれば、さらに見た目はカッコよくなりますが(アウディTTはもっと下げることも可能)個人的には実用性を考えるとこの程度で満足です。
走りに関してはもう少し改善する予定
ホイールを交換する前のセッティングでは少し後ろの足がちゃんと動いていない感じがしましたので、ホイールを交換してもらった際に再度セッティングをし直してもらいました。
どうしても、ショップの人のセッティングは固めのセッティングになりがち(そういう要望が多いため)ですが、私のような一般道を実用的な速度で走る際の乗り心地を求めるユーザーは少ないとのこと。
なので、ショップとしてもセッティングに関してはトライアンドエラーを繰り返して現在に至っています。
現状ではホイールを交換する前と比べると、足の動きが明確に分かるようになりました。
その代わり、低速時(とっていっても一般国道の実用速度範囲)ではマンホールなどを乗り越えた際の下からの突き上げが大きな気がします。
まだ、ショック、スプリングが馴染んでない状態なのでもう少し様子をみますが、あまり改善されないようであれば、再度柔らかめにセットし直してもらうつもりです。
阪神高速程度の速度ではピッタリ張り付く感じでコーナリングも安定しているのであまり不満はないのですが。
足回りのセッティングは難しいですね。
【ご参考】