こちらの記事は、wifiバックカメラの取り付けの続きです。
wifiバックカメラ専用のiPhoneホルダーを自作
私はアウディTT ロードスター (8S)に海外通販で購入したアウディTT専用のスマホホルダーを取り付けています。
今回wifiバックカメラを取り付けたので専用のモニターとして家に転がっていたiPhone5cを使用しました。
なぜiPhoneを二台並べるかは後で説明しますが、今回はまずiPhone5cのスマホの取り付けについてお伝えします。
最初はこれまた家に転がっていたマグネット式スマホホルダーで取り付ける予定でしたが、アウディTTのインパネ部分の素材は非常に柔らかい素材で出来ているので見事にiPhone5cを取り付けたら一晩で外れました。。。
そこで、海外通販で購入したスマホホルダーの土台部分をアクリル板で自作することに。
今回は0.5mmのアクリル板で作成しましたが、切断に時間がかかるのでもっと薄いアクリル板でも良いかもしれません。
海外通販で購入したスマホホルダーの土台から型取りしてカットするだけなのでとても簡単。
カットした部分がギザギザですが取り付けてしまえば見えないのでこれでOK。
アクリル板の上からマグネット式スマホホルダーを貼り付けたのが右の写真。
これでしっかりマグネット式スマホホルダーを取り付けることができました。
iPhoneを二台並べる理由
今回のwifiトランスミッターではWIFIAVという無料のアプリを使ってバックカメラの映像をiPhoneに映す必要があります。
しかし、アウディTTではwifiホットスポットが車内にあるので通常はアウディTTのwifiを受信している状態になります。
この状態でwifi式バックカメラの映像を映す場合は・・・
- iPhoneの設定画面を開く
- wifi設定からWIFIAVの電波に切り替える
- WIFIAVのアプリを起動
- バックカメラの映像が写る
この4つの工程が必要になりますのでぶっちゃけバックするまでに時間がかかりすぎます。
なので今回はスタンドアローンなiPhone5cをWIFIAV専用の受信機することで・・・
- WIFIAVのアプリを起動
- バックカメラの映像が写る
というように工程を減らすことが可能になります。
なので、wifi式バックカメラを使用する方は可能ならばバックカメラ専用のスタンドアローンなiPhoneを用意されることをお薦めします。
実際にwifi式バックカメラを使用した感想
一番気になる画質ですがiPhone5cの小さな液晶であればこの通りまあまあ鮮明に映ります。
バックする際の後方確認が主目的ですから、これだけ映れば合格でしょう。
なお、今回はリバース連動のガイドラインを表示するトリガーの配線をしていませんので、青い固定のラインしか写っていません。
トリガー配線を接続すればもう少し大きめな黄色い枠が写ると思います。
専用設計のガイドラインではありませんので、バックする際の目安にはぶっちゃけならないので飾りみたいなものです。
先程の映像の状態での実際の車間距離はこのような感覚になります。
青い線はかなり手前にあることが分かりますので、今後はその辺を参考にバックすることになります。
こちらは雨上がりの夜間の映像です。雨上がりの夜間でこれだけ後方が認識できれば価格を考えれば文句は言えません。
問題があるとすれば・・・
このエーモン製のエンジン連動ON/OFFユニットです。
このエンジン連動ON/OFFユニットはエンジンが始動した際の電圧の変化でON/OFFを切り替えているようです。
なのでアイドリングストップ車には不適合になっているのですが、やはりアウディTTでもきっちり作動しているので、肝心のバックの際にすぐに映像が映らないことがあります。
アイドリングストップを常に停止されている方は問題なく使えると思います。
あと、バックの際にイチイチアプリを起動しなければいけないのが慣れるまで忘れがちです。
私のiphone5cはスタンドアローンなのでsiriが使用できませんが、simが入っていてデータ通信が可能なのであれば、音声でアプリを起動させることができるそうです。
まあ、15万円を支払ってバックカメラをバーチャルコックピットに映すことも可能ですが、そこまで必要でないと思われるのであれば、今回の方法が一番安くアウディTTにバックカメラを取り付ける方法だと思います。