関西では9月10月と二ヶ月連続で過去最大級の防風を伴う台風が通過しました。自宅などは損害はありませんでしたが、意外なところで被害に会いました。
イギリス製のハーフボディカバーを海外通販で購入
私のセカンドカーであるアウディTT ロードスター 8Sは青空駐車のため駐車の際にはボディカバーをかけています。
幌屋根タイプのオープンカーの場合、雨や太陽光による幌の劣化が弱点になりますので現在ハーフボディカバーを使用しています。
フルボディカバーは取り外しが大変なのですぐにボディカバーを使用しなくなることは明白なので、ネットを駆使してイギリスのボディカバーメーカーから取り寄せて使用しています。
詳細はリンク先の記事を参照してもらえば分かりますが、海外通販ってクレジットカードとGoogle翻訳があれば何とかなるものです。
しかし、購入から1年も経過することなく使用できない状態になってしまいました。
2回の台風でゴムが伸び切り使用不可に。。。
9月の大型台風の際に写真のように朝車を見るとボディカバーが半分めくれ上がっています。
この時に気づいたのですが、それまでしっかりボディカバーを固定していたゴム紐が完全に伸び切っています。
それまでは新品の時に比べればゴム紐の状態は伸び気味だという認識はありましたが、使用上は問題ないと思っていました。
9月の大型台風は過去最大級の防風ということで関西圏の電車が事前に運行中止を予告するほどの威力でしたのでボディカバーがめくれ上がることは仕方がないと思います。
しかし、10月の台風が通過したあとの写真の状態ではゴム紐が完全に伸び切りボディに固定することができない程にゴムが伸び切っています。
ゴムを新品に交換して取り付けることも考えましたが、しっかり縫製しないとゴム自体が切れることは予想できましたので、今後は使用することを断念することになりました。
ハーフボディカバーの欠点
イギリスから取り寄せたアウディTT ロードスター 8Sのハーフボディカバーは裏起毛使用ではありませんが、コスパが高い商品だと思い満足して使用していました。
しかし、唯一欠点があるとすればこの写真のようにボディカバーの汚れが雨が降った後にボディ自体に付着して黒い筋ができることでした。
購入当初は雨が降った後もこのような黒い筋は無かったので、ボディカバーの汚れが原因と思われます。
この黒い筋を予防するには定期的にボディカバーを洗う必要があり、それは非常に手間になることが分かっていたのも、今回ハーフボディカバーの使用を中止した原因でもあります。
取り付け、取り外しの手間を省くために購入したハーフボディカバーですが、そのおかげでボディが汚れることになるとはまったく想定していませんでした。
オープンカーオーナーで私と同じようにハーフボディカバーの購入を検討されている方はご注意してください。
雨が降った後にハーフボディカバーから黒い水が流れる原因は?
雨天後にハーフボディカバーから黒い水が流れる現象は、多くの車オーナーが経験する問題です。
この現象の主な原因は、カバー自体の汚れや劣化にあります。
カバーの汚れと劣化
ハーフボディカバーは、雨や埃、紫外線から車を守るために使用されますが、使用を重ねるうちにカバー自体が汚れや劣化を蓄積します。
特に、カバーの素材に付着した埃や汚れが雨水と混ざり、黒い水として車体に流れ落ちることがあります。
この現象は、カバーの素材や使用環境によっても影響を受けます。
ハーフボディカバーの清掃方法
ハーフボディカバーから黒い水が流れる原因を根本的に解決するためには、カバー自体の汚れや劣化に対処する必要があります。
以下に適切な清掃手順を示します。
1. 事前準備
- 必要なもの:
- 中性洗剤(食器用洗剤や専用のファブリッククリーナー)
- 柔らかいスポンジや布
- バケツとぬるま湯
- 風通しの良い乾燥スペース
2. カバーの洗浄手順
- 軽く振り払う
カバーを取り外し、表面に付着したホコリや砂を軽く振り払います。これにより、大きな汚れが除去され、洗浄中に繊維を傷めるリスクを減らします。 - 洗剤で汚れを落とす
バケツにぬるま湯を入れ、中性洗剤を適量加えます。柔らかいスポンジを使い、カバーの表面を優しくこすりながら汚れを取り除きます。特に黒い汚れが目立つ部分は重点的に行います。 - 念入りにすすぐ
洗剤が残らないよう、たっぷりの水でカバーをすすぎます。洗剤が残ると、新たな汚れを引き寄せる原因になります。 - 自然乾燥
洗浄後、カバーを直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。乾燥機の使用は素材を傷める可能性があるため避けてください。
3. メンテナンスのポイント
- 定期的に清掃
汚れが蓄積する前に、1~2か月に一度の頻度で清掃することを心がけましょう。 - 防水スプレーの使用
洗浄後、防水スプレーを塗布することで雨水の浸透を防ぎ、汚れの再付着を抑制できます。
今後の対応について
今後の対応については現在検討中ですが選択肢は2つです。
- ボディカバーを使用しない
- フルボディカバーを使用する
この二択ですがフルボディカバーを使用するのなら、こちらで紹介しているボディカバーがコスパが高いと思います。
ただし、この場合は取り付け、取り外しの手間が多くなるので継続して使用できる自信がない。
幸いにして、ボディも幌もコーティングを行っているので雨や太陽光での劣化は多少は防げると思いますので、当面はボディカバー無しで様子をみていこうと思います。
この1年弱でボディの塗装の痛みもまったく感じませんので、最近のコーティング技術の高さは証明済です。
ベガスイエローという色あせが気になると思ったボディですが、状態が良いので幌も同様だと期待したいと思います。