太古の昔から定番的な診断系広告ですが、BMW大阪の広告はちょっと微妙かなあとと思ってしまいます。
BMW大阪のFacebook広告とは?
どうしても在宅勤務中は仕事に集中できないので、ついついスマホをいじったりする時間が長くなったちゃいます(汗)
そんな時にFacebookのタイムラインを眺めているとBMWの広告らしきものが表示されています。
よく見るとBMWはBMWでもBMW大阪の文字があるので、ディーラー主体の広告だと思われます。
私は関西在住なのでBMW大阪と明記されているのか?別の地域の場合は別のディーラー名で広告が表示されるのかは不明です。
そして広告の内容が「Osaka BMW お勧めモデル診断」って超定番の診断系広告っていうのも今さら感が半端ない感じもしますが、とりあえず診断してもらうことに。
FacebookメッセンジャーでBotが対応します。
広告をクリックするとFacebookメッセンジャーへ遷移し、Botが私に質問する形式で診断が進んでいきます。
質問1:所有している車は?
の問に対して答えの選択肢が3つか4つぐらい提示されます。
私が選んだのが「外車」ですが輸入車ディーラーの広告で「外車」という表現はイマイチだと思いますが。
質問2:組織やチームの中では?
といきなり抽象的な質問へ、かつ車には関係のない質問に変化します。
またこの質問は誰向けなのか?を考えると経営層というよりはサラリーマン向けな質問であり、購入輸入車を販売するディーラーのマーケティングとしては的はずれな印象です。
質問3:周りの人から言われるのは?
という質問だ3番目の質問ですがここの質問はいきなりパーソナルな事柄への質問に変化します。
恐らくこの診断系広告のプログラムは汎用型だと思いますので、1問目の質問こそカスタマイズが可能ですが、2問目以降の質問はデフォルトなのかな?と思ってしまいます。
質問4:決断する際は?
という質問が続きパーソナルな質問が続きますので、診断結果を左右するのは実質的に質問3と4なのかな?と編に勘ぐったりしてしまいます。
質問5:出かける際は?
という質問が最後です。
相変わらず脈絡がない質問が続きました、最後は少し車に関連しそうな質問だったので、ひょとすると1番目と5番目の質問はカスタマイズできるのかもしれません。
最初と最後で車に関する質問を入れておくことで質問全体への違和感が弱まることで診断結果の信憑性を高めたいのが狙いでしょうか?
さて、診断結果はいかに?
診断系広告も微妙ですが診断結果もかなり微妙
私の今回の質問に対する答えから判断された私にお勧めなBMWのモデルはどんな車でしょうか?
「探究心が強く、アウトドアやスポーツなど、休日をアクティブに過ごすことの多いあなたには、「BMWX1」「BMW3シリーズツーリング」がオススメ。
抜群の積載量でありながら、大きすぎないサイズ感なので、あらゆるシーンで活躍してくれるモデルです。
とのこと。
私はまったくこの診断とは真反対でして、どちらかと言うと引きこもりなインドア派なんですよねえ。
この診断は私の性格も見抜けないし、私にオススメなモデルも私の好みではないところを突いてくる結構微妙な診断結果になっています。
通常この手の診断とか占いは当たり障りのない答えを用意して納得感を演出するものですが、今回の診断はセオリーから少しズレていますね。
と、まあイマイチだとか微妙だとか書きましたが、所詮お遊びなんで結果なんて気にしていません。
しかし、一番イマイチで微妙だなあと思うのは随所に使われているBMWの写真がどれもやっつけ仕事な素材で作られているので、デザインで全体が嘘っぽい感が漂っています。
高級輸入車ディーラーの広告なので、もう少しセンスが良いデザインで広告配信した方がイメージ戦略上プラスになると思います。
これでは近所のスーパーの広告と代わり映えしない、私が言いたかったことはこの部分だったというお話でした。