私のグランクーペは初回の1年点検を終えて現在2年目に突入しています。もちろん、気に入っているのでまだまだ乗り続けたいと思っていますが最近はBMW M2やアルファロメオジュリアなど気になる車が続々と発表されているのでタイミングが来れば乗り換えたいと思うのがクルマ好きの悲しい性でもあります。
その際はもちろんグランクーペを下取りに出すことになるのでやはり少しでも高い価格で下取りして欲しいと思ってしまいます。ちなみに、車の下取り価格(買取価格)は車自体の状態と売却時の人気度、売却時期で価格が決まります。
例えば、グランクーペの人気が高い場合は高い価格で下取り(買取)されますしその際の走行距離や事故歴の有無、エンジンなどの機関の状態でも価格は変化します。また、ボディの色も重要な要素です。日本では基本的に白い車が人気ですが車によっては黒が人気色だったりシルバーが人気色だったりします。
フェラーリだと赤とそれ以外の色であれば下取り価格(買取価格)が数十万円違う場合もあるとか。フェラーリの赤は定番中の定番ですが
一般的な車であれば人気の色も変化していきます。
中古車屋さんでは景気が良くなると黒い車がよく売れるようになり景気が悪くなると白い車が売れる、なって都市伝説的な話があるようです。車は生活必需品で、かつ嗜好品でもありますのでボディタイプや色の人気度も年々変化していきます。
まとめると、車の下取り価格(買取価格)は市場での人気度に左右され、かつ個体の状態も加味される。車の状態なんて千差万別ですから同じ条件、同じ価格の中古車は存在しません。なので、定期的にカーセンサー などの中古車情報サイトであなたの車と同じ車が現在人気があるのかないのか?を調べておくと便利です。実際に下取り(買取)してもらう際にその価格が適正な価格なのかを判断する指標になりますので。
ちなみに、私のグランクーペは2015年式、アルピンホワイト、走行距離1.5万kmです。オプションはほぼフル装備な状態だと思いますのでそれに近い状態のグランクーペを探してみました。
カーセンサーに掲載されていた唯一の2015年式のアルピンホワイトのグランクーペがこちら。車両本体価格約770万円で販売されていました。グランクーペの新車の車両本体価格が約1,000万円ですので一年間で約2割強安くなっていることになります。
車や家も同じですが1番値落ちする時期は購入後1年目です。そこからは緩やかなに値落ち率が低くなってなり法律上だと車の場合は
6年で価値が0円になります。もちろん、法律上の価値が0円ですが市場での販売価格は上記でお伝えしとようにいろいろな要素で決まっていきます。
細かいことは向きにして1年目で値落ち率が2割強というのはそんなに大きくないことがこれで分かりました。よって、グランクーペは中古車市場では一定の人気がある車といえるでしょう。
この理屈を逆に考えればあなたがグランクーペの購入を検討している場合、一年や二年落ちの走行距離が少ない個体を見つけることが出来れば新車にちかいグランクーペを約2割引で購入出来ることになります。
もちろん、年式によっては各種装備や色が仕様変更されている場合もありますので装備関係にこだわりがある方は購入前に入念に調べる必要はありますが。
ちなみに、私のグランクーペは2015年のマイナーチェンジ前の車です。おそらく2015年の夏または秋以降に販売されたグランクーペであればマイナーチェンジ後の個体です。
見分ける方法はフロントウインカーの位置です。
・ヘッドライトの下側にウインカーがある車はマイナーチェンジ前
・ヘッドライトの上側にウインカーがある車がマイナーチェンジ後
ただし、私のグランクーペはマイナーチェンジ前の個体にも関わらずステアリング形状やiDriveはマイナーチェンジ後の仕様になっているようです。どこの年式からそのような仕様に変更になったかは不明ですが特にiDriveはナビなどの操作性、地図のバージョンが違ったりするかもしれませんので実車確認は必須です。
BMWというメーカーは一般に告知されない小さなマイナーチェンジが結構あります。私のグランクーペはその典型で外見はマイナーチェンジ前ですが中身の一部はマイナーチェンジ後の仕様です。
どこまでこだわるのかにもよりますがBMWの中古車を購入される場合は年式だけで判断せずに出来るだけ現車確認して現行型との違いや年式の違いを調べておいた方がよいと思います。
ぶっちゃけ、その辺の小さなマイナーチェンジはディーラーの営業マンも把握していない場合もありますのでお気をつけください。