スープラをレクサスで売れればもっと売れると思うのですが。。。
アクアやヴィッツと一緒にスープラを販売してはイケない
こちらのブログは私が定期的に読ませていただいているブログです。
おそらく筆者さんは関西在住で私と車の好みが近く、おそらく世代もそう遠くない方と勝手に私が推測しているので、共感を得ることが多いのが楽しく読ませてもらっています。
この筆者さんは最近ポルシェ・718ケイマンからトヨタ・スープラへ乗り換えるためにトヨタ某ディーラーで商談されていた模様ですが、結局はスープラをキャンセルされたとのこと。
この記事を読んで私が思ったことを経験談も交えてお伝えしたいと思いますが、結論から言えばスープラをアクアやヴィッツを販売しているトヨタブランドのディーラーでは売ってはいけないと思います。
トヨタにはレクサスというプレミアムブランドのディーラーがあるのですから、レクサスで販売するか?GRブランド専門の販売店でのみ販売する方が良いと思う理由を以下に記します。
スープラを購入できる顧客は製品+サービスで購買の可否が決まる
今回ブログの筆者がスープラをキャンセルした理由をざっくり説明すると・・・
- ディーラー駐車場が満車
- 営業マンが指定する場所へ車を移動
- 指定場所付近のディーラー従業員へ駐車場所の確認
- 対応されず逆にぞんざいな扱いを受ける
- ディーラー全体への信頼感低下
- スープラの購入をキャンセル
ざっくり流れを説明するとこのような流れでスープラをキャンセルされました。
個人の価値観によりますが、高額な商品を購入する顧客は製品だけではなくプラスアルファとして製品に付随するサービスの質にもこだわります。
なぜなら、高額な商品代金の中にサービス代も含まれるからです。
人によってはこの程度のトラブルで欲しかった車をキャンセルしたりしない、と思う人もいらっしゃると思いますし、中にはこれはクレーマーだと思う人もいると思います。
しかし、私が同じような対応をされたらキャンセルするかどうかは別にして、この店舗では車は購入したくないと思うでしょう。
トヨタのディーラーの主力車種はアクアやヴィッツ、プリウスなどの大衆車です。
価格帯も他の国産メーカーと同様な価格で販売されている一般消費財です。
しかし、スープラはRZでは700万円もするような高級車(高額商品)なのですから、それに見合った対応とサービスを販売者に求めるのは自然の流れです。
そういうことが理解できない販売店でスープラのような高級車を販売すれば、今回の件に関わらず似たような事象は数多く発生していると思います。
私がBMW M4 CSをキャンセルしたのも同じような理由
私はBMW M4 CS F82を購入できる権利を持っていましたが、結局はBMW JAPANの対応が悪いと感じたために権利を放棄してカタログモデルのBMW M4 コンペティション F82を購入しました。
私の場合はディーラーではなくインポーターの対応に疑問を持ったためにキャンセルをした訳ですが、キャンセルに至った原因は先のブログの筆者と同様です。
高額商品を販売するということがどういうことなのか?を本当に理解している?と思った訳です。
確かに納車なんていつでも良いですよ、なんて言える身分ではない私がBMW M4 CSを購入したい、と考えたことが間違いだと言われたらそれまでです。
で、あれば最初から私に購入優先順位1位なんてことにならないようなルールをインポーターがディーラーに徹底するべきです。
最初からあなたには無理ですよ、言われれば諦めもつきますからね。
アクアやヴィッツ、プリウスなどをメインに販売しているディーラーはぶっちゃけ値引き勝負の売りっぱなしの所が今も多いと感じます。
そんなお店でスープラの価格に見合ったサービスを求めるのも無理な相談です。
まだ、レクサスで販売した方がスープラの購入者の満足度は高く、それが車の評価にもつながると思います。