大阪市内のホテルは予約が難しい
私は大阪で仕事をしていますが、東京にも顧客や知人も多くいらっしゃいます。
そんな東京の方々から最近大阪でホテルが採れないとご相談をいただきます。
まあ、原因は中国人を中心とした外国人観光客なんですが半端無く部屋を年中抑えるので大阪のホテルは確かに採りにくい状況です。アパホテルが一泊２万円なんてあり得ません（笑）
そんなビジネスマンに大阪のホテルの穴場をお伝えします。
１．新大阪駅周辺
新大阪駅は新幹線の主要ターミナルであり、大阪市の玄関口として他府県からのアクセスが非常に良い場所です。
駅周辺にはビジネスホテルやオフィスビルが立ち並び、出張や観光の拠点として人気です。
また、梅田や心斎橋といった大阪市内の主要スポットへもアクセスが容易で、出張客や観光客にとって便利なエリアです。
駅周辺には飲食店やカフェも多く、食事にも困りませんが意外と空いています。理由は不明ですが外国人観光客はツアー客なのでバス移動が多いのが理由でしょうか？
＝＞ 新大阪のホテル一覧
２．江坂駅周辺
江坂駅は大阪メトロ御堂筋線沿線にあり、梅田や新大阪までのアクセスが便利なビジネス・住宅エリアです。
駅周辺にはオフィスビルや商業施設が立ち並び、カフェやレストラン、ショッピングも充実しています。
さらに、住環境も整っており、近年ではファミリー層に人気の住宅エリアとしても注目されています。
落ち着いた雰囲気と利便性を兼ね備えた場所で、生活にもビジネスにも適した地域です。
梅田駅まで大阪メトロ御堂筋線で約15分で到着しますので、朝一番のアポにも対応が可能な場所です。
＝＞ 江坂ホテル一覧
上記２つのエリアは大阪の北部地域ばかりですが、大阪は４７都道府県で２番めに面積が狭い都道府県です。
仮に南部の顧客に訪問される場合でも、時間的にも北部地域にプラスして２０分程度で移動できるところがほとんどだと思いますので大丈夫だと思います。
３．JR尼崎駅周辺
JR尼崎駅周辺は、阪神間エリアの交通拠点として栄えている地域です。
大阪・神戸の両方にアクセスしやすく、通勤や通学に非常に便利な場所です。
再開発が進み、駅周辺には大型ショッピングモールや飲食店が増え、住みやすい環境が整っています。
また、住宅エリアも広がっており、ファミリー層や単身者にも人気です。交通の便が良く、利便性と住環境が共存するエリアです。
JR大阪駅から20分の距離にありますので、大阪出張のホテル探しの穴場になります。
ただし、春、夏の高校野球の開催期間は高校生や応援団が宿泊するため、ほぼ満室となるので注意が必要です。
＝＞ JR尼崎駅ホテル一覧
あと、大阪市南部地域はUSJや道頓堀など観光スポットが多いので、全体的にホテルは採りにくい場所だと思います。
大阪市内のホテルはなぜ予約が取りにくいのか？
大阪市の魅力とアクセスの利便性
大阪市内は関西地域の主要都市として、観光・ビジネスの両方において多くの人が訪れるエリアです。
特に、京都、奈良、神戸といった関西の代表的な観光地の真ん中に位置するため、これらの都市へのアクセスが非常に便利です。
新幹線や高速道路、空港からのアクセスも良く、日本全国から観光客が集まります。
こうしたアクセスの良さが、大阪市内のホテルの人気に繋がっています。
京都、奈良、神戸におけるホテルの供給不足
関西の観光地といえば、真っ先に思い浮かぶのが京都、奈良、神戸でしょう。
これらの都市には歴史的な寺院や神社、文化的な名所が点在し、海外からの観光客にも非常に人気があります。
しかし、京都や奈良、神戸は観光地としての人気が高い一方で、ホテルの数が限られています。
特に、京都市内は世界遺産に指定されている場所が多く、新しいホテルの建設に制限があるため、宿泊施設の数が他の都市に比べて少ないのです。
奈良や神戸も、ホテルの数が都市の規模に比べて少ないため、観光客が集中する時期には宿泊施設が満員になることが多くなっています。
このような状況から、関西全体を訪れる観光客は、宿泊先を確保するために大阪市内のホテルを利用するケースが増えています。
関西観光の拠点としての大阪市
大阪市内は関西観光の拠点として非常に便利です。
大阪から京都、奈良、神戸へは電車で1時間以内で移動できるため、大阪を拠点に各都市を日帰りで訪れる観光スタイルが主流です。
特に、JRや私鉄の主要駅が集中する梅田や難波は、アクセスの良さと多彩な飲食店やショッピングエリアがあり、観光客にとって非常に魅力的な宿泊地です。
また、関西国際空港へのアクセスも良く、海外からの観光客も大阪に滞在することが多くなっています。
さらに、大阪市内にはビジネスホテルから高級ホテルまで幅広い選択肢があり、予算や目的に応じて宿泊施設を選べるというメリットもあります。
旅行シーズンの混雑とホテルの予約難易度
観光シーズンには大阪市内のホテルの予約が特に難しくなります。
桜の季節や紅葉の時期、年末年始といった旅行シーズンには、京都や奈良、神戸を訪れる観光客が増え、それに伴って大阪市内の宿泊需要が急増します。
さらに、ビジネス客も大阪を訪れることが多いため、平日でもホテルが満室になることが珍しくありません。
また、大阪市は国際的なイベントや会議の開催地としても利用されることが多く、大規模なイベントが行われる際にはさらに宿泊施設の競争が激しくなります。
結果として、早めの予約が必要なケースが多く、直前での予約は取りにくい状況です。
まとめ
大阪市内のホテルが予約しにくい理由は、関西の主要観光地である京都、奈良、神戸の宿泊施設が少なく、観光客が大阪を拠点にしてこれらの都市を訪れる傾向が強いからです。
また、大阪市内自体も観光とビジネスの両方で訪れる人が多く、年間を通じてホテルの需要が高いため、特に旅行シーズンや大規模なイベントがある時期には予約が難しくなります。
大阪出張でホテルをお探しの場合は、ご参考になれば幸いです。
