BMW Z4 sDrive20i G29 非アダプティブサスに取り付け可能な車高調を調べてみた

BMW Z4 sDrive20i G29 非アダプティブサスに取り付け可能な車高調を調べてみた
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GOCCHI
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中小企業経営者兼ブロガー。BMWとオープンカーが大好きで、多くの車を所有してきました。経営やマーケティングにも精通しており、ブログでは中古車の売買方法や新車情報、愛車に関する話題を発信しています。また、パソコンやガジェット系も大好物。

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以前Z4 sDrive20i G29に取り付け可能なマフラーを調べて思ったのは、取り付け可能なマフラーがかなり限定されるということ。今回の車高調に関してもマフラーほどではないけれども取り付け可能な車高調はそこまで多くはありません。そこで今回Z4 sDrive20i G29に取り付け可能な車高調を調べてみました。

記事3行まとめ
  • ✅Z4 G29非アダプティブ車に20インチはダンパー性能不足が出やすい
  • ✅Z4 G29用車高調は約10種類でツーウェイ式は40万円前後が中心
  • ✅アラゴスタ・スピリット・3Dデザインが価格と性能の有力候補

BBS LM 20インチはZ4 sDrive20i G29にはオーバースペック?

私が今回車高調を調べようと思ったきっかけは、先日取り付けた20インチのBBS LMを装着したため。初期のレビューでは20インチでもオーバースペックではないと書きましたが、その後走行距離を重ねるにつれて気になることが多くなったことが原因です。

サスペンションが暴れる、バタつく感じ

確かに純正18インチの時よりも路面からの突き上げ感は角が取れてマイルドになったために、乗り心地という面では改善したと思います。しかし一般道の路面がうねる、凹凸が大きい路面では逆にサスペンションが暴れる?動き切れていないのでは?と感じることが多くなりました。

また、高速道路では一定以上の大きな段差やうねりがある部分を通過すると、ダンパーの入力は問題ないのですが伸びの段階で車体がガツンと大きな音と突き上げ感を感じます。素人考えですが、これらの原因はバネではなくダンパーが正しく機能していないためではないかと考えています。

ホイールサイズよりもタイヤの扁平率が影響?

いろいろ素人なり調べて思ったのは、実際にはホイール径そのものよりも、タイヤの扁平率が低くなったことの影響が大きいのではないかと思っています。純正18インチではタイヤのサイドウォールに厚みがあり、段差やうねりをタイヤ側が吸収していました。しかし20インチ化によってタイヤが薄くなると、これまでタイヤが受け止めていた入力が、そのままサスペンションへ伝わるようになります。

その結果、純正ダンパー側の制御が追いつかず、一般道のうねりや高速道路の大きな継ぎ目で、サスペンションが上下動を収めきれていないような感覚につながっているのかもしれません。特に私のZ4は非アダプティブサスペンション仕様なので、純正状態では18インチを前提に近いセッティングになっている可能性も考えられます。

また、ホイール重量が大きく増えていなくても、大径ホイール化によってサスペンション側の負担は増える(慣性モーメント)と言われています。理由は、ホイールのサイズが大きくなると重量がホイール外周側に集まりやすくなるためです。例えば同じ重さのダンベルでも、短く持つより腕を伸ばして持った方が重く感じるのと似たようなイメージです。

そのため、実際の重量差以上にダンパーがホイールの動きを抑えにくくなり、結果として「バタつく」「伸び側で収まりが悪い」と感じる原因になっている可能性があります。

Z4 M40iならアダプティブMサスペンションで20インチも問題ない

私のZ4はsDrive20iの非アダプティブMサスペンションです。ホイールは標準で18インチ、オプションでも19インチまでの設定しかありません。その状態の車両に軽量なBBS LMとは言え2インチもアップしたのですから、サスペンションが追い付かなくなるのも当然かもしれません。

Z4 M40iなら標準で19インチですから20インチにインチアップしても1インチアップ。しかもアダプティブMサスペンションが標準装備なのでサスペンションが追い付かなくなる心配もない。

やはり、非アダプティブMサスペンションのZ4に20インチは荷が重いのかもしれません。逆に考えればダンパーを何とかすれば20インチでもバタつかない仕様にできるのでは?ただし、この場合アダプティブMサスペンションの後付けはできないので、社外の車高調を検討するしか方法はなさそうです。

Z4 G29に取り付け可能な車高調は約10種類

車高調の種類は主に3種類

No. メーカー 品番(品名) F spring R spring F down R down 税込 税別 備考
1 Eibach PRO-STREET-S 30 30 289,300円 263,000円
2 KW V1 30 30 297,000円 270,000円
3 BC RACING I-97 RM MA
BRシリーズ
5 10 312,180円 283,800円 F ピロアッパーマウント付き
4 アラゴスタ 60BM.21.A1.000
TYPE-E
7 12 25 30 359,700円 327,000円 純正アッパーマウント仕様
5 スピリット Spec-S 10 12 30 30 382,800円 348,000円 F ピロアッパーマウント付き
6 アラゴスタ 60BM.21.A1.111
TYPE-E
7 12 25 30 399,300円 363,000円 F ピロアッパーマウント付き
7 3Dデザイン 1101-32911 6 8 20 20 407,000円 370,000円
8 ビルシュタイン EVO-T 48-304498 35 35 464,200円 422,000円
9 KW V3 30 30 495,000円 450,000円
10 オーリンズ DFV 9 16 15 15 556,600円 506,000円

※5.スピリットは執筆時点で正確な適合確認ができていません

私がネットで調べた範囲ではZ4には約10種類の車高調を取り付けることができそうです。Z4 sDrive20i用のマフラーを調べた時よりは種類が多い感じがしますが、価格が高いので実際に購入するとなると選択肢は減ることが予想できます。

簡単に説明すると上から順番に・・・

1.Eibach PRO-STREET-S
2.KW version-1

この2つは車高だけ調整可能のタイプ。減衰力固定式と言われるタイプの車高調です。価格もリーズナブルなので入門編としておすすめ。(円安前なら20万円前後だったと思うのですが)

3.BC RACING BRシリーズ
8.ビルシュタイン EVO-T

これは減衰力を調整できるけどワンウェイモデル。ワンウェイモデルとは、1つのダイヤルで縮み側と伸び側の減衰力を同時に調整する車高調のこと。通常ならこれで十分だと思います。

4+6.アラゴスタ TYPE-E
5.スピリット Spec-S
7.3Dデザイン
9.KW version-3
10.オーリンズ DFV

残りが高級な車高調と言われるツーウェイモデル。縮み側と伸び側の減衰力を個別に調整可能が可能なため、より細かなセッティングが可能。

私はかつてアウディ TT ロードスターにKW version-3アバルト500にスピリット Spec-Nを取り付けたことがありますが、ノーマルよりも引き締まった足になりますが乗り心地は悪く感じないとても優秀な車高調だった印象があります。

昔なら迷わずKW version-3を選びましたが

今回Z4の車高調を調べて思ったのは価格が大幅に高くなっていること。私は過去にKW version-3を何回か購入しましたが、当時の価格は30万円前後だっと思います。今ではKW version-1しか購入できません。さすがに車高調に50万円も払えないので、今回はKW version-3は選択肢から除外するしかありません。

逆にスピリットやアラゴスタの国産メーカーの高級車高調の価格はあまり変化していない。海外メーカーの価格が円安の影響で大幅に値上げされた影響で、国産の高級車高調が割安に感じます。昔なら車高調に40万円も払えないと考えましたが、今ではツーウェイ式を選ぶのであれば40万円前後が相場なので、今回は昔憧れた国産の高級車高調を検討する良い機会かもしれません。

ここで気になるのが3Dデザインの車高調。3Dデザイン自体は車高調などの製造は行っていないファブレスの企業。ではどこで車高調を作っているのかと言えば、オーリンズが企画、製造を請け負っているとのこと。オーリンズはサスペンションメーカーとしてレースなどでも有名な企業です。そのオーリンズが開発した車高調がこの価格で購入できるのであればある意味バーゲンプライスです。まして、BMWを知り尽くしている3Dデザイン製なのでかなり興味があります。

アラゴスタ、スピリット、3Dデザインの高級車高調がねらい目

ここまでいろいろ考えてきましたが、ここで一度整理すると消去法である程度候補の車高調を選ぶことができそうです。

50万円の車高調は無理

8.ビルシュタイン EVO-T:464,200円
9.KW version-3:495,000円
10.オーリンズ DFV:556,600円

この3つはこの段階候補から脱落になります。

ダンパーの伸び・縮みの調整が必要

1.Eibach PRO-STREET-S
2.KW version-1
3.BC RACING BRシリーズ

この3つは減衰力が固定式またはワンウェイのため、今回のサスペンションの問題を解決できない可能性が高いので、ここで候補から脱落することに。

Z4 G29+20インチの問題を解決+購入可能な車高調

4+6.アラゴスタ TYPE-E
5.スピリット Spec-S
7.3Dデザイン

この3つの車高調が今回の車高調の候補になります。正直ここまで高級な車高調になるとそれぞれのレベルが高すぎて甲乙つけがたい状態です。そして、それぞれの車高調をZ4 G29に取り付けている事例も少ないので、評判を調べるのも難しいです。Z4に限らずアラゴスタ、スピリット、3Dデザインの車高調のレビューなどを調べてこの3つの車高調から候補を絞り込んでみたいと思います。

よくある質問(FAQ)

Q1. BMW Z4 sDrive20i G29に取り付け可能な車高調は少ない?

Z4 G29はGRスープラと共通プラットフォームですが、非アダプティブサスペンション仕様に対応する車高調は意外と少なく、確認できたのは約10種類でした。

Q2. Z4 G29に20インチホイールはオーバースペック?

20インチ自体が問題というより、タイヤの扁平率が低くなることで純正ダンパーが入力を処理しきれず、バタつきや収まりの悪さにつながる可能性があります。

Q3. ワンウェイ式とツーウェイ式の違いは?

ワンウェイ式は1つのダイヤルで伸び側と縮み側を同時に調整するタイプ。ツーウェイ式は伸び側と縮み側を個別に調整できるため、より細かなセッティングが可能です。

Q4. Z4 G29にはアダプティブMサスペンションを後付けできる?

現実的にはかなり難しく、費用面や制御系の問題もあるため、乗り味を改善したい場合は社外車高調を導入する方が現実的です。

Q5. Z4 G29におすすめの車高調候補は?

価格と性能のバランスを考えると、アラゴスタ TYPE-E、スピリット Spec-S、3Dデザインの3種類が有力候補になりました。


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