次期BMW 3シリーズとなるG50型のテスト車両がニュルブルクリンクで目撃されました。今回のスクープでは、従来から言われてきた直列6気筒エンジン継続説に加え、パノラマ・ガラス・サンルーフのようにも見える大型ルーフや、空力性能を意識した新世代デザインも確認されています。
今回は、今回のスクープで新たに分かった事実と、G50型3シリーズが目指す方向性を整理していきます。
- ✅G50型3シリーズは直6継続とEV設計を両立
- ✅M350はB58直6搭載のM340i後継
- ✅型ガラスルーフは空力重視設計の象徴
新型BMW 3シリーズ G50のテスト車両がニュルで目撃
次期BMW 3シリーズ G50と見られるテスト車両が、ニュルブルクリンクで高速テストを行う様子が確認されました。今回目撃された車両は通常モデルではなく、M Performance系グレードである可能性が高い仕様となっています。
その理由のひとつが、リアに装着されたクアッドエキゾーストです。BMWはM Performanceモデルに4本出しマフラーを採用するケースが多く、現行M340i xDriveでも同様のレイアウトが採用されています。そのため、今回の車両もM350系に近いモデルである可能性が高いと考えられます。
また、フロントデザインにはノイエクラッセを連想させる要素も見られます。ヘッドライト形状やキドニーグリル周辺は、現行G20系よりシンプルかつ横方向を強調したデザインへ変化しています。
一方で、シルエットそのものは従来の3シリーズらしいスポーツセダンの比率を維持しています。完全なEVデザインへ移行するのではなく、BMWらしいFRスポーツセダンの雰囲気を残しながら、次世代デザインへ進化している点が今回のスクープから見えてきた特徴と言えそうです。
今回のスクープで新たに判明したポイントとは
直列6気筒エンジン継続の
これまでG50型3シリーズでは、B58系直列6気筒エンジン継続説がたびたび浮上していましたが、今回のテスト車両によってその可能性はさらに高まったと言えます。
特にM Performanceモデルと見られる車両が開発継続されていることは重要です。BMWは近年4気筒化や電動化を進めていますが、ブランドイメージを支える直列6気筒を完全には手放していないことが見えてきます。
パノラマ・ガラス・サンルーフ装備
今回の車両では、パノラマ・ガラス・サンルーフのようにも見える大型ルーフが確認されています。現行3シリーズは一般的な電動サンルーフが中心ですが、G50ではより大型で空力性能を意識したルーフ構造へ変化する可能性があります。
そのほか、xDrive採用車である可能性や、生産拠点がディンゴルフィング工場へ移管されるという情報も浮上しています。これらはまだ正式発表ではありませんが、BMWがG50型を従来より上級志向かつ効率重視のモデルへ進化させようとしている可能性を感じさせます。
これまでに判明しているBMW M350 G50の情報整理
M340i後継としての立ち位置
現在有力視されているのが、「M350 xDrive」という名称です。これは現行M340i xDriveの後継ポジションにあたるモデルと考えられています。
搭載されるエンジンは、改良型B58系3.0L直列6気筒ターボが有力です。さらに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、環境性能とパフォーマンスを両立する方向が予想されています。
出力については420馬力前後という情報が出ていますが、現時点で正式な数値は明らかになっていません。ただし、現行M340iより大幅な性能向上が行われる可能性は高そうです。
なぜ直6エンジンを残すのか
BMWにとって直列6気筒は単なるエンジンではありません。滑らかな回転フィールや高い静粛性は、長年BMWの特徴として支持されてきました。
そのため、EV化が進む中でもM Performance系モデルで直6を維持する意味は大きいと言えます。特にAMGやアウディスポーツとの差別化という観点でも、BMWが直6を重視している可能性は高いでしょう。
また、M3との差別化も重要です。M350は日常性や高速巡航性能を重視したモデルとして、サーキット志向のM3とは異なるポジションを担うと考えられます。
大型ガラスルーフ採用説が浮上した背景
BMW全体が空力重視デザインへ変化している
今回のテスト車両で特に注目されたのが、大型ガラスルーフの存在です。現時点では正式名称や構造は不明ですが、従来型サンルーフより大型で、空力性能を意識した設計に見える点が特徴です。
背景にあるのは、BMW全体の空力重視設計への変化です。近年のBMWはEV化を強く進めており、Cd値の改善や気流制御がこれまで以上に重要になっています。
実際、iX3 NA5、G60型5シリーズ/i5などでは、ボディ表面の凹凸を減らしたフラッシュサーフェス化が進んでいます。G60型5シリーズでは、既に「パノラマ・ガラス・サンルーフ」が採用されています。
つまり今回のG50型3シリーズも、上級モデルやEV系BMWの設計思想が波及している可能性があります。
ドアハンドルにもEV時代の思想が見える
空力重視の流れはルーフだけではありません。最近のBMWはドアハンドル形状も大きく変化しています。
例えば、新型iX3 NA5では、従来型BMWのような張り出したドアハンドルではなく、面一化を意識したデザインへ変更されています。これは見た目だけでなく、空気抵抗低減や風切り音抑制も目的としている可能性があります。
また、開閉式サンルーフは構造が複雑になりやすく、重量増や空力面で不利になる場合があります。一方で大型ガラスルーフは表面を滑らかにしやすく、高速巡航時の効率改善にもつながります。
つまりG50型3シリーズは、従来型3シリーズの正常進化というより、EV時代のBMW設計思想を取り込んだ内燃機関モデルになりつつあるのかもしれません。
まとめ:BMW 3シリーズ G50は直6継続とノイエクラッセ化が焦点
今回のスクープによって、G50型3シリーズが単なる現行モデルの正常進化ではないことが見えてきました。直列6気筒エンジンを維持しながら、ノイエクラッセ風デザインや空力重視設計など、新世代BMWの要素も積極的に取り込もうとしています。
特にM350系モデルは、EV時代でもBMWらしい直6フィールを残す重要な存在になる可能性があります。一方で、大型ガラスルーフやフラット化されたデザインを見ると、BMW全体が効率重視の方向へ進んでいることも感じられます。
今後は正式なパワートレイン構成やインテリア情報など、さらに具体的な内容が明らかになっていきそうです。
Reference:
2027 BMW M350 G50 Neue Klasse Spied Testing at the Nürburgring | Next-Gen 3 Series Performance Sedan
よくある質問(FAQ)
Q1. 新型BMW 3シリーズ G50とは何ですか?
G50は、次期BMW 3シリーズの内燃機関モデルと見られるコード名です。EV版i3とは別に、ガソリンエンジン搭載モデルとして開発が進んでいると考えられます。
Q2. BMW M350 G50はM340iの後継ですか?
M350 G50は、現行M340i xDriveの後継に近いM Performanceモデルと考えられます。直列6気筒エンジンを搭載する高性能グレードとして位置付けられる可能性があります。
Q3. 新型BMW 3シリーズ G50に直6エンジンは残りますか?
今回のテスト車両から、B58系直列6気筒エンジン継続の信頼性は高まっています。BMWはEV化を進めながらも、M Performance系では直6を残す方向と考えられます。
Q4. 大型ガラスルーフは何のために採用されるのですか?
大型ガラスルーフは開放感だけでなく、空気抵抗低減や風切り音の抑制にも関係すると考えられます。EV時代の空力重視設計が、内燃機関モデルにも波及している可能性があります。
Q5. G50型3シリーズはノイエクラッセと関係がありますか?
G50はEV専用のノイエクラッセではありませんが、デザインや空力設計の考え方にはノイエクラッセ世代の影響が見られます。従来型3シリーズと次世代BMWの中間的な存在と言えます。






コメント