まだまだBMW M2の人気は衰えるところを見せません。まれに中古車情報サイトでみかける新古車のBMW M2も即完売していますしね。そんなところでなぜ限定車を出すのでしょうか?
アメリカ限定150台のBMW M2パフォーマンスエディション
アメリカ限定でパフォーマンスエディションというBMW M2の限定車が発売されるようです。概要は簡単でMパフォーマンスパーツを全部取り付けた仕様のようです。
色はアルピンホワイトのみということですから、おそらくこの写真のような仕様で販売されると思います。ミッションはDCTと6速マニュアルミッションの両方が選べる模様。
現地価格が61,695米ドルということですから、1ドル120円換算で約740万円ですから日本の標準のBMW M2より安い価格設定ですね。
この辺は元々の標準のBMW M2の価格設定が日本とは違うので結構お高い価格設定になっていると思います。
ちなみに、日本よりもアメリカの販売価格が安い主な理由はオプションの有無です。日本仕様はオプションてんこ盛り状態が標準の仕様として販売されますが、アメリカの場合はすべてオプション。
本当の装備が全くない状態から欲しい物だけをオプションで取り付けます。おそらくできるだけ乗り出し価格を安く見せるための手段だと思います。
例えば、標準仕様はすべてマニュアルミッションでオートマ車が欲しい場合もオプションとして発注します。日本では考えられない販売方法ですね。
基本的な仕様は大きな変更はありません
・最高時速は270キロ(リミッター解除)
・サスペンション、排気系は特別仕様
・サイドミラー、フロントグリル、サイドシルプレート(Mパフォーマンス製)
・LEDヘッドライト
・スポーツシート
Mパフォーマンス製のカーボンパーツ一式と元々オプション設定されているLEDヘッドライトが標準で装備される。シートに関してはどんなシートになるかは不明です。
どちらにしても、サスペンションも排気系もそんなに特別なモノを作って取り付けるというよりは改良型が装備されるイメージかと思います。
こんな細かいことするぐらいならバックオーダーになっているBMW M2のベースグレードをもっと生産すれば良いと思うのですが・・・。
たぶん日本でもパフォーマンスエディションは作れます
どれも目新しいものは無いと思いますから、やろうと思えば日本でもパフォーマンスエディションもどきは作れると思います。Mパフォーマンス製のカーボンパーツを全部取り付けて、マフラーも確かあったと思いますし。
アルピンホワイトのボディが気に入らないのであれば、他の色でもパフォーマンスエディション仕様は可能です。なので本当にアメリカで売れるのか心配です。
もちろん、アメリカから並行輸入しても価値がないですね。左ハンドル仕様が欲しいとか言うのであれば別ですが。
どちらにしても、日本では購入できませんし、特別に特別な仕様ということもありませんから、そんなに気にすることはないと思いますよ。
【参考記事】
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— Vehiclejar Blog (@VehiclejarBlog) February 17, 2017