私が先日中古車で購入したZ4 G29は御存知の通りオープンカーです。
オープンカーへドラレコを取り受ける際には、一般的にリアカメラの取り付けが課題になります。
一般的にはリアカメラは取り付けない、または360度カメラで対応することが多いですが、私はどうしてもリアカメラを取り付けたいと思いましたので、今回試行錯誤してみました。
今回取り付けるドラレコはPORMIDO PRD6XC
私はBMW Z4 G29にドライブレコーダーを導入するにあたり、数ある機種の中からPORMIDOの「PRD6XC」を選びました。
Z4はオープンカーという特性上、ドラレコ選びには一般的な車以上の注意が必要です。
日差しによる映り込みなどに対応できるかどうかが、快適性と安全性を左右します。
今回はその点を踏まえて、選定理由を整理しました。
Amazonで確認できる製品の特徴
PRD6XCはAmazonの商品ページでも高評価を得ているモデルです。
前後2カメラ搭載で、前方は4K高画質録画に対応。
駐車監視機能(オプション)やGPS、さらにスタービス暗視機能まで備えており、昼夜を問わず鮮明な映像を記録できます。
また、ケーブルレスデザインを採用しており、配線が目立たずルームミラー周りがすっきり仕上がる点も魅力です。
YouTubeレビューで「オープンカーに最適」と評価
前後超ハイフレーム+超爆光ディスプレイを搭載!ケーブルレスデザインで純正ルック!2024年神機確定のハイレベルドライブレコーダー PORMIDO PRD6XC の実力が凄すぎた!【ミラー型ドラレコ】
私がこのモデルを選ぶ決め手となったのは、このYouTubeでのレビュー動画でした。
私はこのHOUSE WITH GARAGEチャンネルは、かなり以前からファンとして拝見しています。
なので、このチャンネルのレビューは安心して見聞きすることができます。
特に人気のドラレコレビューでPORMIDO PRD6XCのレビューをされていることを思い出し、改めて動画を拝見して今回の購入を決めました。
動画では、PRD6XCが「前後超ハイフレーム」「超爆光ディスプレイ」を搭載している点が強調されており、特にルームミラー一体型モニターの高輝度性能が評価されていました。
実際の映像では、直射日光が差し込む状況でも画面がはっきりと見えることが確認でき、オープンカー走行時でも安心して使用できると紹介されていました。
これは、屋根を開けて走る機会が多いZ4にとって非常に重要なポイントです。
PORMIDO製品への信頼感

さらに私にとって大きな理由は、PORMIDOというメーカーへの信頼です。
以前、私はBMW X4 G02に同社の「PRD63C」を取り付けた経験があります。
その際も取り付けやすさや映像の鮮明さに満足し、実走行での性能にも安心感を得られました。
その実体験があるからこそ、同じメーカーであるPRD6XCにも信頼を寄せ、Z4用として迷わず選ぶことができたのです。
BMW Z4 G29を含めたオープンカーに最適なドラレコ
BMW Z4 G29にとって、ドライブレコーダー選びは単なる安全装備の追加ではなく、オープンカーならではの環境に適応できるかどうかが重要です。
PRD6XCは、4K高画質録画や駐車監視(オプション)といった基本性能に加え、高輝度ディスプレイによる圧倒的な視認性、純正風デザイン、そしてメーカーへの信頼性を兼ね備えています。
これらの理由から、私はこのモデルはZ4を含めたオープンカーに最適なドライブレコーダーだと考えています。
BMW Z4 G29のリアカメラの取り付け位置
リアカメラをウインドウディフレクター前に設置

こちらの記事でいくつか検証していますが、Z4 G29の場合は、リアディフレクターの前のスペースにリアカメラを取り付けるのが一般的だと思います。

こちらのZ4オーナーのような取り付け方法です。
ただしこの取り付け位置の場合は、画角的にトランクがメインで映ることになり、リアカメラの映像としては視野が狭くなると思われます。
ミラー型ドラレコの場合は毎日リアカメラの映像を見ることになるので、できるだけ視界を確保したいのが理想。
まあ、Z4の場合はリアガラス面積が絶望的に狭いので上下左右ともに画角は期待薄ではありますが。
リアカメラをウインドウディフレクター上に設置
今回ウインドウディフレクターの上にリアカメラを取り付けるために土台となる部分としてこの小さなクランプを2個購入。
クランプなのでウインドウディフレクターにしっかり固定できるのがポイント。
両面テープで貼り付けるとこの夏の暑さでいつ剥がれるか?ドキドキすることになりそうですから。
クランプをウインドウディフレクターに取り付け養生テープでリアカメラを仮固定。
実際にカメラを取り付けてどのような映像に映るのかを検証します。
このタイミングで既に配線関係は済ませてありますので、実際にモニターに映像を映すことができます。
このようにクランプをウインドウディフレクターに取り付け、クランプを台座とした場合、画角的にはリアウィンドウの上部がメインで映し出される感じになります。
なので、もう少しリアカメラの位置を下げたいところです。
リアカメラをウインドウディフレクター上からぶら下げて設置
クランプを台座にすることができない場合に備えて購入していた汎用品のカメラステー(ブラケット)。
先程のクランプにカメラステーを両面テープと結束バンドでしっかり固定します。
クランプ+カメラステーをウインドウディフレクターに取り付け、再度カメラ位置の調整。
先程の写真と比較するとわかりますが、かなりカメラの位置が下がっているのがわかります。
このぐらいの場所が画角的に良いことがわかりましたので、実際にカメラを固定します。
完成形がこちらの写真。
クランプでウインドウディフレクターに固定されているので両面テープなどより頑丈に固定されています。
またカメラステーも両面テープと結束バンドで固定されているのでこちらも頑丈に固定されています。
唯一カメラだけが両面テープで固定されていますが、カメラはかなり軽量に作られているため、自重や暑さで剥がれ落ちることは無いと思っています。
真後ろから見るとこのようにそれなりにカメラとステーの存在感はありますが、かっこ悪くはないと個人的には思っていますが、皆さんはいかがでしょうか?
実際の映像がこちらの写真。
まだルームミラーに保護フィルムが貼りっぱなしですが、ガレージの後ろに停まっているX4がはっきりと映っています。
Z4 G29のリアウインドウは上下がかなり狭いため、ルームミラー全体に後方の映像を映すことは事実上できません。
上部には幌、下部にはトランクが映り込むのはある程度仕方がないため、どのぐらいで妥協するか?がポイントになります。
PORMIDO PRD6XC ルームミラー、配線取り付け
ヒューズボックスから配線するのは大変
順番が逆になりましたがルームミラー、配線の取付の様子を簡単にお伝えします。
まず最初にPORMIDO PRD6XCの付属品ですが、写真のようなものがルームミラー本体以外に入っています。
PORMIDO PRD6XCは電源がシガーライターソケットから給電するタイプですから、直接配線から給電する人は・・・
こちらの給電用のシガーライターソケットを購入しておくと便利です。
次に給電用の配線ですが、本来はヒューズから給電しますが私はいつもレーダー探知機などの既に取り付けてある電装品から分岐して電源を確保します。
その場合は、写真の運転席ダッシュボードのこの場所を開けると大抵の場合はレーダー探知機などの電装品の配線を見つけることができます。
このような分岐コードを用意しておくとすぐに配線を分岐することができるので便利です。
ヒューズからアクセサリー電源を配線したい人はこちらのYoutube動画にて解説されているのでご参考に。
Z4 G29のヒューズボックスはトランクにあるので、どうしてもヒューズボックスから配線するのは通常より手間がかかるのが難点ですね。
Aピラーの外し方
電源さえ確保すればあとは配線を引き回しすれば終わりです。
ただしZ4 G29の配線を引き回すのは大変です。
まずAピラー単体では外すことができません。
あまりにも大変な作業だったのであまり写真を撮る余裕がありませんでした。
簡単にまとめると・・・
1.サンバイザーを外す
サンバイザーの支柱奥側にある目隠し蓋を外すと写真のような金具があります。
私も後で気づきましたが、この金具は真ん中にラジオペンチを突っ込んで金具のフックを外せば引き抜けると思います。
私はググって方法を調べましたが、その方法が間違いだったらしくこの金具を吹き飛ばしてしまい、ボディのどこかの隙間に入ってしまい行方不明中。。。
現在汎用品のU字フックを手配中です。
サンバイザーを取り外す際には照明用の配線がありますので、ゆっくりと外してください。
ちなみに、配線のカプラーを無理やり引っ張るのは危険ですから、このようなカプラープライヤーがあると便利です。
2.Aピラー上部のトルクスネジを外す
写真を撮影するのが難しかったのでアングルがおかしいですが、要するにAピラー上部のウエザーストリップの角の部分をめくると見えるトルクスネジです。
このトルクスネジはAピラーカバーとフロントウインドウ上部のカバーを固定しているネジ。
よって、Aピラーを外し、ルームミラーまで配線するためには必ず外す必要があるネジです。
私はこのネジを見つけるまでかなりの時間がかかりましたが、ここまでくれば配線のほとんどが終わったようなものです。
これでやっとAピラーを外すことができました。
ただしルームミラーまで配線するには写真上部(サンバイザーが付いている場所)のカバーもあります。
しかし配線を通すだけならばここまでバラせば十分隙間ができるので、配線を押し込めばなんとか引き回せます。
PORMIDO PRD6XCの唯一の欠点
先程の社員の使い回しで恐縮ですが、この写真を見て違和感はないでしょうか?
ルームミラーの上部をよく見てください。
矢印の部分には通常BMWのルームミラーにはETCのチェックランプと液晶があります。
しかしPORMIDO PRD6XCにはその部分に配線を隠す壁が付いています。
私がX4 G02に取り付けたPORMIDO PRD63Cには、配線を隠す壁がないため、写真のようにETCチェックランプと液晶画面が見えるように取り付けることができました。
しかし今回のPORMIDO PRD6XCでは、この配線を隠すための壁のおかげで現状ではETCチェックランプと液晶画面が見えるように設置することができません。
ETCカードを抜き差しすることが多い人には少し残念な仕様になりますのでご注意ください。
ここだけが今回取り付ける際に非常に残念に思った唯一の部分になります。
PORMIDO PRD6XCのレビューはまた後日の記事でお伝えします。
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