BMW M4 GTSは世界限定700台、日本には30台しか正規輸入されていない車ですが、偶然遊びに行ったショップで入庫しているBMW M4 GTSを生でみることができました!
日本限定30台のBMW M4 GTSがどのぐらいすごい車なのか?
・ニュルブルクリンク北コースのベストラップタイムは7分28秒
・エンジン:直列6気筒 3L ターボ
・最高出力:500ps/6250rpm(+69ps)
・0-100km/h加速:3.8秒(BMW市販車最速)
・タイヤサイズ:F 265/35 R19 / R 285/30 R20 「Michelin Pilot Sport Cup 2」
・新技術「ウォーターインジェクションシステム」を採用
・後席後席、エアコン、防音材などを非搭載とし、80kg軽量化
・カーボン製のルーフ
・可動式リアウイング
・リアディフューザー
・フロントスプリッター
・軽量セラミックブレーキ
・カーボンバケットシート
・マフラーをチタン製にすることにより、20%軽量化
・量産車として世界初の有機LED「オーガニックLED」を採用。
文字で書くとこんな状態なので、それだけでもすごいことは悪と思いますが、やはり見た方がもっと分かりやすいのでイメージは以下の動画でご確認を!
BMW M4 GTSの実車は迫力満点!
一応お客様の車ということナンバープレートは写さないでと言われたのと、狭いショップの中にこの車以外に2台、合計3台が詰め込まれていた関係で撮影ポイントが限定されています。
とりあえず、前半部分はこんな感じ。色はフローズングレーというBMW Individualボディ・カラーです。簡単に言えばつや消しグレーな訳ですが蛍光灯の灯りに反射して意外と光沢がるカラーです。
それと一部オレンジに塗られたホイルとの組み合わせもカッコイイ!若干興ざめするのはしっかりフェンダーに車検対応用にプラスチックの板が貼り付けられているところでしょう。
ちなみに、ボンネットは本国仕様はカーボン製ですが、日本モデルは保安基準の関係でスチールだそうです。このBMW M4 GTSのオーナーさんは本国使用のカーボンボンネットを取り寄せしているとか。ボンネット1枚で100万円オーバーです!
それとフロントバンパーの下についているのがフロントスプリッター。ここにもオレンジの差し色が入ってオシャレです。ちなみに、このフロントスプリッターのオレンジの部分も本国使用はもっと前方に張り出しているとか。
こちらも日本の保安基準の問題でこの長さになっているらしい。今度こちらのショップでリフトアップするらしいので、下側の形状が分かればフロントスプリッターの長さも調整が可能なのか?または標準のBMW M4にも取り付け可能なのか?を調べてくれるそうです。
またまたちなみにフロントバンパーは日本モデルもカーボン製!
リアはこんな感じ。トランクの可動式リアウイングが目を引きます。もちろん、リアウイングの本体はカーボン製で支柱はジュラルミン製!ということで大きさの割にはすごく軽量に作られているとのこと。
この可動式リアウイングなら標準のBMW M4にも取り付けられると思ったのですが、BMW M4 GTS専用の部品を発注する場合にはすべてBMW M4 GTSの車両番号を申告しないと販売してもらえないとか。お金で解決できる問題ではなさそうです。そういう意味でもBMW M4 GTSはスペシャルです。
有機LEDのテールランプはBMW M4 GTS専用品!
こちらの動画はBMW M4 GTSのリモコンキーでロック解除した際の映像です。最近だとアウディなどが流れるウインカーを採用していますが、このテールランプは腸カッコイイです。
私もこの時に教えてもらったんですが、この有機LEDのテールランプはBMW M4 GTSの専用品だとか。私はてっきりBMW M4 LCIモデルのテールランプがこちらに変更されると思っていましたが、そうではないようです。
もちろんこの有機LEDのテールランプもBMW M4 GTS専用品なので、車体番号がないと部品の購入はできませんが、仮に購入できたとしてもお値段が150万円だとか。もう絶対に無理です!
BMW M4 GTSは購入できませんがフローズングレーが実際に見ることが出来て良かった
このようにいろいろなところがスペシャルの塊なBMW M4 GTSなので、価格も約2,000万円ということで当然私は購入できない訳ですが、このフローズングレーという色を実際に見ることができたのはうれしかったです。
なぜなら、私が次にBMW M4(F82)の購入を検討していること、できれば色は赤系が欲しいのでフローズンレッドに興味があるのですがどんな色かわからない。
しかし、今回のフローズングレーを見たことでフローズンレッドも何となく想像ができました。実際に購入するかは分かりませんが、少し検討しやすくなったことは間違いありません。
こういう刺激的な車を見せられると購買意欲の虫が騒いで困ります(笑)