私は北海道を愛車でドライブするのがとても好きです。一番最後に北海道へドライブしたのは、2018年にM4 G82で北海道東部をドライブしたのが最後です。
コロナ禍にはとてもフェリーに乗ってドライブできる雰囲気ではなかったので、その期間は全くドライブに出かけていませんでした。
その後も色々環境の変化などもありドライブな気分では無かったのですが、やっと気持ち的にも落ち着いたので、仕事をやりくりして5月の末頃に北海道に行くことにしました。
関西から北海道行きのフェリーは舞鶴港から乗船
フェリーには車高短でも乗船可能
前回の北海道ドライブはM4でした。確か、納車して早々に慣らし運転を済ませてドライブに行ったと記憶しています。
納車早々とは言え、直ぐに車高調などの基本的なカスタマイズは済ませてあるので、写真の通りに車高短仕様です。
フェリーに乗るときは車高短車は一番下の階に乗船することになります。大きなコンテナと同じ場所です。
なぜなら、他の車両と同じ2階、3階に乗船すると底突きする可能性があるから。
車高が車検対応の9cmを確保していればフェリーに乗ることはできますが、1階に乗船することになるので車高短チームの列にならびます。
この写真も車高短チームの列に並んでいるところです。
しかし、今回は車高を下げているとは言え、SUVなので車高短チームではなく一般車両と同じ2階?3階に乗船することになります。
1階へ乗船すると乗船も下船も比較的早くできるので、良かったんですけどね。
この写真は帰りのフェリーの乗船直後の写真ですが、行きも帰りも同じ様な景色です。
この時は確か3階に乗船したと思いますが、やはりここでもコンテナと同居することに。
車を停車した後は一直線で宿泊する部屋(ベット)へ向かいます。
ここから20時間は誰からも連絡がこなくなる音信不通の時間となります。
新日本海フェリーは20時間電波はほぼ届きません
課金すると少しだけ快適な船旅になります
新日本海フェリーの舞鶴~小樽間は約20時間の船旅です。
そして、フェリーはイラストのように京都の舞鶴港から北海道の小樽港まで最短距離で運行します。
日本列島はくの字に曲がっているので必然的に陸から遠い場所を通るため、陸からの携帯の電波は届きません。
船内もwifiなどは完備されていないので、この20時間の船旅のほとんどは、乗船している人は音信不通になります。
そして、音信不通の20時間をほとんど人はベットの上で過ごします。
この写真が一番安い部屋?の写真。ツーリストAというコースを選ぶとこのベットがプライベート空間になります。
写真は1階ですが実際には1階と2階の2種類です。
しかし、うまく作られているのでお隣さんと顔を合わすことはないように作られていますので、多少はプライバシーは守られる仕様です。当然他のお客さんと同室です。(女性は専用部屋)
私は数千円追加してこちらのツーリストSという半個室の部屋?ベットを確保しました。
多少は快適に過ごせる空間を確保したいので、数千円課金していますが、扉はなくカーテンで仕切られるだけです。以前は扉と鍵が付いた個室だったんですけどね。
携帯の電波もwifiもなく20時間をどのように過ごすのか?
この限られた空間で、かつ携帯の電波もwifiもない環境で20時間をどのように過ごすのか?
これが関西から北海道までの船旅を過ごす唯一の難問です。
グループで乗船されている方々はほぼずっと酒盛りしていますが、私のようなボッチで乗船している場合はすrことがない。
最近は衛生テレビが各スペースに取り付けられていますが、これがあまり感度が良くないらしくあまり評判はよくない模様。
私は初めて新日本海フェリーに乗船するときにこの難問にぶち当たりましたが、なんとかクリアする方法を考えました。
Netflixの動画をパソコンにダウンロードする方法
Netflixの動画をスマホとパソコンにダウンロードしてずっと視聴する。
これが私が考えた20時間音信不通状態で過ごす方法です。
スマホにはNetflixのアプリがあれば、それなりの容量の動画をダウンロードして、乗船することが可能です。
しかし、往復分の動画をダウンロードできるのか?と言われると少し不安になります。そして、画面も小さいので見づらいですし。
私は14インチのノートパソコンにNetflixの動画を、かなりの本数ダウンロードして乗船しています。
方法は簡単で、こちらのサイトでも紹介されているNetflix専用ダウンローダーというソフトを使うだけです。
ただし、現在は私が探した限り無料でダウンロードし放題のダウンローダーはないみたいですから、数千円を課金することになります。
私も4,000円程度課金して、これでもかっ、というぐらい動画をダウンロードして乗船しています。お陰で快適な船旅を過ごすことができました。
ちなみに、Netflixダウンローダーは、月額課金のものしか存在しないので、私のように一回だけ使用する場合は、ダウンロー後に直ぐに解約手続きをしておかないと毎月課金されるのでご注意ください。
初日は小樽市または札幌市に宿泊
札幌の夜が楽しめる
小樽港に到着すると翌日の20時45分が定刻の到着時間になりますので、北海道初日は直ぐにホテルに直行することになります。
今回は私は北海道の西側に向かいますので小樽市内のホテルに宿泊しますが、多くの場合は東に向かうことになるので、次の日の工程を考えると少しでも東に移動した方が効率的です。
そうすると、ある程度ホテルを選べる地域まで移動することになるので、最短の場所が札幌になります。
小樽市内から札幌市内まで高速道路で約1時間です。
船旅で疲れている身としては、この1時間が思いのほかに長く感じますが、札幌の夜を思い浮かべながら走るのも良いかと思います。
Cozy inn OTARUに宿泊
写真は翌朝ですが今回のお宿はこちらのCozy inn OTARUという素泊まり専門のホテルです。
今回始めて小樽市内のホテルを探しましたが、どこのホテルの値段が高い。普通のビジネスホテルでも1拍2万円から3万円というインバウンド価格になっています。
さすがに、小樽市のビジネスホテルに2万とか3万円も払いたくないので、いろいろな宿泊サイトを探しまくって見つけたのがこのCozy inn OTARUです。
最初にサイトで見つけた時は、写真が小さかったのでコンテナホテルか?と思ったのですが、現地に到着してみると、普通のアポートのような作り。完全に1ルームマンションをホテルとして使っています、という感じ。
私はシングルで予約したのですが勝手にアップグレードされてツインルームになっていましたので、かなり広めの1ルームマンションです。
まだ築浅みたいで室内、外観ともにとてもきれいで清潔なホテルでしたが、ほぼ無人化されていてロビーというより管理人室の窓があるだけ。
一応管理人ではなくホテルのスタッフらしき女性はいましたが、あまりサービス精神がある方ではなく法律的に人が存在しないとダメなので私はここに座っています、という感じ。
チェックインはビジネスホテルにあるチェックインの機械で精算まで行うスタイル。
これで1拍7,000円弱(駐車場は無料)で素泊まりとは言え宿泊できたですから、まあ安く宿泊することができたので満足という感じです。
ちなみに、晩御飯は船内のレストランで済ませていましたが、早めの夕食だったので近くのセブンイレブンで買い込んだチキンラーメンを食べて就寝しました。
明日は、今回のドライブのメインである積丹半島からのニセコのパノラマラインを目指します。
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