25年ぶりに、日本製のパソコンである富士通の「LIFEBOOK WU2/H1」を購入しました。
これまでMacBookやSurface Proなど、海外メーカーのパソコンを利用していましたが、近年のリモートワークの増加や日常的な持ち運びを考えると、より軽量で操作性に優れたモデルが必要だと感じていました。
そこで、軽さと携帯性を兼ね備えたLIFEBOOK WU2/H1が私の選択肢として浮上しました。
本記事では、LIFEBOOK WU2/H1の購入に至った理由と使用してみた感想についてご紹介します。
- 驚きの軽量設計:800g以下の軽さで持ち運びが快適
- 快適なメモリ性能:16GBメモリ(オプション)搭載で動画編集もスムーズ
- 専用ガジェットが数少ない:専用のモニター保護フィルムやキーボードカバーが種類が少ない
LIFEBOOK WU2/H1の紹介
LIFEBOOK WU2/H1は、富士通が誇る軽量・高性能なノートパソコンで、14インチ画面を備えながらわずか800g前後という圧倒的な軽さが特徴です。
持ち運びを重視するビジネスパーソンにとって、この軽量性は魅力的です。
さらに、バッテリー持続時間も長く、フル充電で1日中利用可能な点も、外出先での使用を念頭に置いて設計されていることを感じます。(オプション大型バッテリー搭載時)
日本製ならではの品質と安心感
LIFEBOOK WU2/H1は、富士通が国内工場で製造する日本製パソコンであり、細部にまでこだわった品質管理がなされています。
たとえば、筐体の堅牢性や耐久性にも配慮されており、頻繁に持ち運ぶ方でも安心して使用できるよう設計されています。
また、日本国内でのサポート体制も充実しているため、万が一のトラブルが発生しても迅速な対応が期待できます。
高い持ち運び性能と快適な使用感
LIFEBOOK WU2/H1の軽量性は、日々の持ち運びやビジネスシーンでの利便性を格段に向上させます。
800g以下という重さはカバンに入れても負担にならず、外出先や移動中でも快適に使用できます。
さらに、14インチの広い画面は、作業領域を広く確保できるため、効率的に仕事が進められます。
実際に使用してみて、モバイルワークの強い味方になってくれています。
25年ぶりに日本製パソコンを購入した感想
久しぶりに日本製のパソコンに触れて感じたのは、なぜMacbookやSurfaceと比較して売れないのか?
以前のMacBookやSurface Proも良い製品でしたが、LIFEBOOK WU2/H1はMacbookやSurfaceに性能、品質で劣るところはほぼありません。
しかし、唯一の欠点はデザインがダサいこと。
私が25年前に生まれて始めて購入して以来日本製のパソコンではVAIO以外は購入しなかった理由は、このデザインのダサさです。
デザインがダサいとブランドまでダサく感じる。
ブランドがダサく感じると持ち歩くのもカッコ悪いように思ってします。
完全にイメージと言うか主観の話ですが、MacBookやSurfaceのように売れない理由は、案外そんな単純な理由なのだと個人的には思っています。
プリインストールされたソフトの多さ
LIFEBOOK WU2/H1は、購入時に多くのプリインストールソフトが含まれている点も特徴です。
これは日本製パソコンのダサい部分を象徴しています。
初期状態で様々なソフトが入っているが、ほぼ使わないソフトばかりで全く無駄です。
これらの無駄なソフトでストレージの容量を占拠されることが非常にダサいです。
アンインストール作業の手間
実際に使用しないソフトがほとんどであったため、それらのアンインストールに非常に多くのの手間と時間がかかりました。
その結果、セットアップに相当の時間を費やすことになり手間を感じました。
しかし、私もマニアではないので不要なソフトなのかを判別するのに迷う場合も多く、これらのソフトの内容を調べることにも時間が必要です。
こんな作業をするのであれば、少し販売価格が高くなって構わないのでプレーンな状態のパソコンも販売して欲しいと思います。
MacbookやSurfaceはプレーンな状態での販売が基本ですからね。
苦労したおかげでストレージの容量をかなり確保することができました。
Surface Pro9からLIFEBOOK WU2/H1へ買い替えた理由
約半年前にそれまで愛用していたMacbook AirからSurface Pro 9へノートパソコンを買い替えた訳ですが、たった半年で今度はLIFEBOOKに買い替えることになったのには理由があります。
重量の差による携帯性の向上
Surface Pro9からの買い替えを決めた理由の一つが、LIFEBOOK WU2/H1の軽さです。
Surface Pro9は重量が約1.2kg(キーボード込)と、持ち運びにはやや負担がかかっていました。
しかし、LIFEBOOK WU/H1はさらに軽く、その重量は800g以下です。日常的に持ち歩く際の負担が大幅に軽減されました。
カフェや移動中の隙間時間にも気軽に使用できる点が、大きな魅力です。
基本は在宅勤務ですので自宅のデスクトップパソコンで仕事をしますが、外出することも度々あり出先での作業はノートパソコンを使用することも度々発生します。
Surfaceとガジェット一式をカバンに詰めるとずっしりとした重さを感じますが、現在ではガジェット自体の点数も減らすことができたので、パソコン+ガジェットの重量を大幅に軽量化することに成功しました。
これは50代後半の私には非常に大きなメリットです。
メモリ不足の解消で快適な作業環境
Surface Pro9で不満を感じていたのは、メモリ不足による動作の遅さです。
特に動画編集や複数のアプリケーションを同時に使用する際に処理が追いつかず、作業効率が低下していました。
MacBook Airもメモリーは8GBでしたが、同じ運用をしているにも関わらずSurfaceだとメモリー不足と表示され、動画編集ソフトがフリーズしたりする現象が発生。
私もノートパソコンのメモリーのスペックまで比較検討して購入していないので理由は定かではありませんが、Surfaceのメモリーは6年前のMacBook Airよりも低い?ということでしょうか?
しかし、Surfaceはメモリーの増設は基本不可能ですし、Surface Proの16GBモデルは一気に価格が高くなりますからとても購入するきにはなりません。
そこで、色々調べた結果、16Gbのメモリーを選んでもSurfaceよりも安く購入することができることが分かったLIFEBOOK WU2/H1を最終的な候補に選びました。
おかげで、メモリー不足から開放されスムーズな操作が可能になりました。
作業効率が向上したことで、ストレスなく業務をこなせるようになりました。
LIFEBOOK WU2/H1を購入して感じた満足感と残念感
LIFEBOOKは実機を触ることなく富士通の公式オンラインサイトでカスタマイズモデルとして購入。
カスタマイズモデルなので、予算に合わせて好きな構成を組めるのが自作パソコンとよく似た楽しみがあります。
実際に使用してみて想定していなかった満足感が高い部分も数多くありました。
キーボードの打ちやすさと操作感の向上
LIFEBOOK WU2/H1のキーボードは打鍵感がよく、長時間の入力作業でも疲れにくい設計がされています。
Surface Pro9のタッチキーボードに比べて、しっかりとしたキーストロークがあり、誤入力も少なく快適です。
Surfaceの場合は、タブレットPCですから、キーボードはおまけみたいなものです。
LIFEBOOKは通常のノートパソコンですから、この2つの機種をキーボードで比較するのはSurfaceには気の毒ですが、実際に打鍵感はかなり改善したと思います。
ひらがな表示なしのキーボードがスッキリ
記事の前半で日本製のパソコンはダサいと連呼していましたが、このLIFEBOOKのひらがねレス仕様のキーボードは、かなりお気に入りです。
写真で見た際には、少し淋しい感じというかキートップがスカスカしている感じがしましたが、実機を見てみると余分な文字が削除されたことで、逆にキートップの表示が見やすくなりました。
私のようにブラインドタッチができないローマ字入力派には、ひらがなレス仕様のキーボードはお勧めです。
LIFEBOOK WU2/H1には色々なものが売っていない
これまで長年MacBook AirやSurface Proなど世界中で数多く販売されてきたパソコンを使用していたので、例えばモニターの保護フィルムやパソコンケース、カバーなどは、選ぶのに苦労するほどの種類が販売されていました。
しかし、LIFEBOOK WU2/H1には何とか専用のモニター保護フィルムやタッチパッド保護フィルムなどは購入することができましたが、選択肢がないので売られているものを買うしかありません。
一番困ったのがキーボードカバーです。
私が探した限りではこの1種類は販売されているのが分かりましたが、このメーカーのキーボードカバーは過去数回使用しましたが、私の好みの打鍵感にならないので最近は購入していません。
しかし、これしか専用品は販売されていないので、現在はキーボードカバー無しで運用していますが、汚れが気になるので、早くキーボードカバーを探して取り付けたいと思っています。
こういう所が世界的には売れていないメーカーのパソコンの残念なところになりますね。
富士通 LIFEBOOK WU2/H1はとにかく軽い。軽いは正義です!
富士通製のLIFEBOOK WU2/H1は、軽量でありながら高性能で非常に満足のいく選択でした。
持ち運びやすさ、そして安定した性能が私の求めていた要素と一致しており、今後も長く使用していきたいと感じています。
MacBook AirやSurfaceはカッコいいんですが、重量は決して軽くはありません。
カッコいいパソコンは軽くはできない?
今まで軽さとデザインを天秤にかけてデザインを優先していましたが、これからは軽さが私には大きなパソコン選びの要素になりそうです。
ぜひ、MacBook AirやSurfaceのようなデザインで軽量なパソコンを日本製で発売して欲しいものです。