(出典元:http://codetech-core.jp/dev/)
新型7シリーズ、最近納車された一部のBMWではコーディングが出来ない車種があります。しかし、というかやはり新しいタイプのコーディングツールが発売されたようです。
コーディングとは?
コーディングとはBMWの車体に設定されている機能のうち、日本の国内法規に対応されるため制限されている機能を開放する方法のこと。
・TVキャンセラー
・デイライト
・アイドリングストップの停止
など日本国内で販売されているBMWではコンピューターで使用できないように設定されている機能を設定を変更することで使用可能に出来ました。
このようなツールをODPポートに差し込んで設定すれば今までは簡単にTVキャンセラーなどを行います。
新型BMW7シリーズ、新型5シリーズが新しいiDriveへ変更
新型BMW7シリーズ(G11&G12)から新しいiDriveが装備されています。TOP画像が新しいiDriveのメニュー画面です。おそらく新型BMW5シリーズ(G30)もこの新しいiDrive(NBT2(iDrive5.0))が装備されていると思われます。
この新しいiDriveでは上記で紹介したようなコーディングツールが使用できないことが判明しています。また、一部の既存車種でもiDriveのメニュー画面は従来通りですが、コンピューターが変更されて既にコーディングツールが使用出来ない車種もあるようです。
コーディングの方法はメーカーとBMW専門ショップ、アフターパーツメーカーのイタチごっこで対策されると新しい方法でコーディングを行ってきたという歴史があるのですが、今回もまたBMWが対策を実施したおかげで使用できない状態になっていると思われます。
しかし、アフターパーツメーカーがまたもや新しいコーディングツールを開発し、一部の機能だけですがコーディングが可能になったようです。
core dev TVC for BMW NBT2(iDrive5.0対応)/NBT
この新しいコーディングツール「core dev TVC for BMW NBT2(iDrive5.0対応)/NBT」を使用することでTVキャンセラーは可能とのこと。デイライトなど他の機能に関してはまだ対応が出来ていないようです。
価格はメーカー希望小売価格30,000万円(税別/工賃別)とこちらのサイトで記載がありますが、今回のツールはODPポートに差し込むタイプではなく、BMWの配線に配線が必要とのことですから、工賃だけでも数万円は別途必要になると思います。
しかし、実質的な問題として走行中でのナビ操作やTV鑑賞(助手席の方向け)はもう普通にある機能ですから、こういうツールでないと出来ない仕様というのがめんどくさい限りです。
法律の問題や車の保証の問題など理由はあると思いますが、もう少し手軽にコーディング出来るとBMWライフがもっと楽しくなるんですが・・・。
もし、新型7シリーズ、新型5シリーズの購入をご検討の方は、core dev TVC for BMW NBT2(iDrive5.0対応)/NBTの取り付けを検討せざるを得ないと思いますので、BMW専門ショップ等で取り付けの可否を確認してください。
また、最近納車されたF系のBMWでコーディングツールが使用出来ない車種でも対応出来るかもしれないということですから、合わせて専門ショップへお問合せください。BMWのディーラーでも対応してくれるところもあるとは思いますが、結局は専門店に外注されるだけなので、工賃の節約のためにも、BMW専門ショップの方がお得ですよ!
【メーカー公式サイト】