BMW X4 xDrive 20d 3Dデザインのダウンサスで車高はどこまで下がったのか?日本ではBMW X4 xDrive 20d G02用のダウンサスは実は販売されていません。多くのダウンサスはBMW X4 xDrive 40i用のダウンサスをX4 xDrive 20dとして販売しています。

3Dデザイン製のBMW X4 xDrive 40i用のダウンサスを取り付けた理由

BMW X4 xDrive20d LCI G02へ3Dデザイン製のローダウンスプリングを取り付け

こちらの記事に詳細は書かせてもらっていますが、ざっくり説明するとBMW X4 xDrive 20d専用ののダウンサスが日本では販売されていないため、3Dデザインさんからの依頼でBMW X4 xDrive M40i用のダウンサスを取り付けてテストしています。

主には乗り心地と車高がどこまで下がるのか?を調べるのが目的です。

ある程度の走行距離と期間が必要になるため、おおむね1,000kmを目安にここまで様子を見てきましたので、ここで一回まとめておきたいと思います。

BMW X4 xDrive20d G02へM40i用のダウンサスを付けて500km走ったのでレビューします

一度こちらの記事で乗り心地に関してはレビューしていますが、走行距離が増えたことで若干印象が変わっています。

乗り心地という面では路面からの突き上げ感が500km走行時より強くなった印象です。

ただし、ダウンサスを付けていることを考えれば十分許容範囲の突き上げ感です。

車をローダウンさせることが初めての人には、確実に乗り心地、路面からの突き上げが強くなったと感じると思いますが、20年以上もローダウンした車に乗っている私には許容範囲です。

ダウンサス、車高調に交換して純正より乗り心地が良くなる商品はアフターパーツでは存在しませんので、そういうものだと割り切るしかありません。

それよりも深刻なのは、路面のうねりに追従しなくなったこと。

轍(わだち)が大きな道路では車が前後左右に大きく揺れる?振られる?ような感覚が以前よりも大きくなりました。

以前はかなり道路状況が悪い道で感じましたが、最近は普段走っている道でも感じますので、確実にバネの状態が変化しているのだと思います。

実際に3Dデザインのダウンサスで車高は下がったのか?

BMW X4 xDrive 20d 3Dデザインのダウンサスで車高はどこまで下がったのか?約1,000km、4ヶ月弱経過した状態がこの状態です。

前後ともに約3cmダウンになりました。

500km走行時点で約2cmダウンでしたので、さらに1cm下がったことになります。

指を入れると前は指3本だとタイヤに当たりますが、後ろは指3本でも指には当たらない程度です。

正直に言えば、3cm下がってもこの程度しか下がったように見えないのか?と少し期待外れです。

ただし、ノーマル車高のX4と比較すると明らかに車高が低く見えるので、SUVとしてはこのぐらいが限界なのかもしれません。

あとは、この車高に合わせてスペーサー(ワイトレ)を入れてホイールを外側まで出してツライチ状態にすれば、もう少し下がった感が出せると思いますので、車高が下がることを期待せずにツライチのセッティングにするのか?

この辺で判断する必要があると思います。

インターネットでBMW X4 G02で3cmローダウンで15mmのスペーサーでツライチにされている人を見つけましたので、私も15mmぐらいのスペーサー(ワイトレ)を入れるとツライチになるかもしれません。

約3万円の出費ですね。。。

H&R製BMW X4 xDrive 20d G02専用ダウンサス

ドイツのH&R社のサイトに掲載されているBMW X4 xDrive 20d G02専用ダウンサスのことも調べてもらいました。

ショップの方から日本のH&Rの代理店に問合せをしてもらった結果分かったことは・・・

  • H&Rの日本代理店で取り寄せることは可能
  • 日本のX4は標準装備が多いため車重が重く底突きする可能性がある

との回答を得ることができました。

これはドイツのH&R社の見解ということで、日本ではX4 M40i用のダウンサスを20d適合品として販売しているとのこと。

確かに、ドイツで販売されているダウンサスの方が車高が下がることは間違いないらしいですが、底突きする可能性がある、と言われる代理店ではなくメーカーが言っているとなると少し購入するのは勇気が必要です。

よって、今回はこのまま3Dデザイン製のダウンサス(M40i用)のままで、スペーサーを入れて下がった感を出す方向で考えようかな?と考えています。

ちょっと悔しい気もしますので、もう少し考えたいとは思いますが。